世界初・ほうれん草の大量生産・安定供給を実現する植物工場竣工のお知らせ-RYODENは安心・安全な食の提供にチャレンジします-

ニュースリリース
2022年6月1日
菱電商事株式会社



世界初・ほうれん草の大量生産・安定供給を実現する植物工場竣工のお知らせ
～RYODENは安心・安全な食の提供にチャレンジします～

菱電商事株式会社（東京都豊島区、代表取締役社⾧:正垣信雄）と株式会社ファームシップ（東京都中央区、代
表取締役社⾧:北島正裕、以下「ファームシップ」）が合弁で設立したブロックファーム合同会社（代表:新田貴正、以下
「ブロックファーム」）は、この度、大規模生産では世界初となるほうれん草の次世代型植物工場:Block FARM（以下
「Block FARM」）を竣工いたしました*1。
Block FARMは、植物工場業界で機材システムの販売トップの当社と、植物工場野菜の販売や工場運営ノウハウに強
みを持つファームシップのこれまでの経験や技術・ノウハウをすべて投入し、年間約千トンの周年栽培を計画、安心安全である
ことはもちろん、安定かつ効率的な食糧生産を行うことで現在の国内農業が抱える様々な社会課題や気候変動課題の解
決を目指します。
またその最大の特⾧は、当社が開発した環境制御アルゴリズムと植物工場専用のIoTシステム、ファームシップの新たな栽
培手法に全量自家消費の太陽光発電設備を組み合わせることで従来型の植物工場の課題であった使用電力の50%削
減を実現し*2、省エネと収益性を両立したところにあります。
今後は一日も早く皆さまに安心安全で美味しい野菜をお届けできるよう、本年８月の量産出荷開始を目指し取り組んで
まいります。
当社グループは、引き続き植物工場野菜の新たな価値を創造し、環境・安心・安全でサステナブルな社会の実現に貢献
してまいります。



1.Block FARMの特⾧
（1）閉鎖型植物工場では世界初のほうれん草の大量生産を実現*1
（2）全量自家消費メガソーラー搭載によりCO2排出量を抑制
（3）新開発の熱還流環境制御アルゴリズムと自然エネルギーの活用により使用電力を従来比較50%削減*2
（4）栽培・加工・冷凍一体型施設の導入（計画中）によりライフスタイルの変化に伴う市場ニーズに対応
（5）微生物ろ過ごみ処理施設等により食品ロス・廃棄ゼロを実現




*1 当社調べ 閉鎖型植物工場における日量 1t 以上の生産
*2 当社比
 Block FARM 外観




ほうれん草の栽培イメージ
 2.Block FARM の概要
生産量 日量3t
所在地 静岡県沼津市原字西中2262-1
規模 1,000t/年
面積 敷地 20,000㎡、延床8,000㎡
栽培方式 閉鎖型人工光利用
新規雇用 100名以上
竣工日 2022年5月26日




「ファームシップ」について
名称 株式会社ファームシップ
所在地 東京都中央区日本橋浜町三丁目 9 番 5 号 TOKYO MIDORI LABO.4 階
代表取締役 北島正裕
設立年月日 2014 年 3 月 10 日
資本金 1 億円（資本準備金を除く）
事業内容 植物工場の事業開発・運営支援及び流通・人材事業

「ブロックファーム」について
名称 ブロックファーム合同会社
所在地 静岡県沼津市原字西中 2262-1
代表社員 新田貴正
設立年月日 2020 年 10 月 14 日
資本金 1,000 万円（菱電商事㈱74%、㈱ファームシップ 26%）
事業内容 農産物の生産、加工、販売
その他 菱電商事㈱の連結子会社


以上


■本件に関するお問い合わせ先
菱電商事株式会社（総務部） TEL :03-5396-6112
ブロックファーム合同会社 E-mail :info@blockfarm.co.jp