青電舎製「触感デバイスSIA」の国内独占販売権を取得

Press Release


2015 年 8 月 5 日
各 位
会 社 名 菱 洋 エ レ ク ト ロ 株 式 会 社
代 表 者 代 表 取 締 役 社 長 大内 孝好
(コード番号:8068 東証第一部)
問合せ先 取締役専務執行役員 堀 切 豊
(電話番号:03-3546-5088)



青電舎製「触感デバイス SIA」の国内独占販売権を取得


菱洋エレクトロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大内 孝好、以下「当社」)は、東
京大学発のベンチャー企業である株式会社青電舎(以下「青電舎」
)に対する出資契約を締結し、同社が
開発した「触感デバイス SIA(Shape memory alloy Impact Actuator)」に関して、国内独占販売権及び
海外販売権を取得いたしました。


青電舎が開発した新方式アクチュエータによる「触感デバイス SIA」は、スイッチ・キーやタッチパ
ネル液晶などに組み込み、振動モーターの感触とは全く異なる擬似的な触感を生み出す装置です。従来
の SMA(形状記憶合金)を用いたアクチュエータには応答速度が遅いという欠点がありましたが、
「触
感デバイス SIA」はコンパクトな部品構成でありながら、素早く立ち上がる動きの“キレ”と指にまで
よく伝わる“力強さ”を兼ね備え、直感的な操作性を実現しました。


「触感デバイス SIA」を用いることで、押した感触の無いタッチパネル入力の弱点を克服し、従来の
タッチ入力に比べて格段に操作性を向上させることが可能です。なお、青電舎は「触感デバイス SIA」
に関して2種類の国際特許を取得しています。


○「触感デバイス SIA」の主な特徴
・瞬間的に大きな力を発揮
・持続時間が短く理想的な加速度を発生
・電池で動作可能な範囲の消費電力を実現
・細い棒形状でコンパクトな部材構成
・低価格(レアアース未使用)


当社では、スマートフォンやタブレットといったモバイル機器に限らず、自動車や家電、産業機器な
ど幅広い分野に向けて展開してまいります。


以 上
【株式会社青電舎について】 (http://www.seidensha.net)
東京大学精密機械工学専攻の樋口研究室から生まれた 2008 年創立の研究開発型のベンチャー会社
です。創立当初は静電エンコーダを中心にメーカと共同開発を行っていましたが、現在は主に触感デ
バイス SIA の事業化に向けた評価用サンプルの販売や、車載メーカや部品メーカとの共同開発に注力
しています。今後はデバイスの事業化を推進するとともに、特許ロイヤリティを基本とした特許知財
権ビジネスを事業の柱としていく予定です。




【本リリースに関するお問い合わせ先】 【本製品に関するお問い合わせ先】
菱洋エレクトロ株式会社 菱洋エレクトロ株式会社
経営戦略室 経営企画部 営業推進本部 マーケティング部
TEL :03-3546-5088 TEL :03-3546-5011
E-mail:irmanager@ryoyo.co.jp E-mail:seidensha_info@ryoyo.co.jp

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