国内2台目の 豚肩甲骨・上腕骨除骨ロボット「ワンダスミニ マーク2」を導入!

報道発表資料
2019 年 9 月 24 日
スターゼン株式会社

国内2台目の豚肩甲骨・上腕骨除骨ロボット「ワンダスミニ マークⅡ」を導入!
人手不足や人件費高騰に対応すべく、食肉加工工場の機械化・省人化を推進


スターゼン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中津濵健、証券コード:8043)は、
昨年 10 月に国内初となる豚肩甲骨・上腕骨除骨ロボット「ワンダスミニ マークⅡ」(株式会社前川
製作所 製造)を子会社のスターゼンミートプロセッサー株式会社青森工場三沢ポークセンターに
導入しました。約1年間の稼働を経て、従業員の業務負担軽減、将来的な人手不足対策等に十分な
効果が確認できたため、この度2台目となる「ワンダスミニマークⅡ」を同子会社の加世田工場に導
入しましたので発表いたします。 加世田工場の「ワンダスミニマークⅡ」は本日より稼働しています。


食肉の処理・加工工場においては、近年の人口減少や地
方の過疎化による人手不足に伴う人材確保や働き方改革の
推進が課題となっているほか、消費者の食への安全・安心
意識の高まりに応じるべく、一層の衛生環境向上が要求さ
れています。
同社はこれまでも三沢ポークセンターにて、豚もも部位
自動除骨ロボット「ハムダス-RX」と「ワンダスミニ マー
クⅡ」を、国内で初めて導入した実績があり、今後も他部
位の除骨自動化を検討して参ります。
また、部位毎に包装し、段ボールに箱詰めした商品を冷蔵庫に自動で入庫・出庫をする自動搬送冷
蔵庫も順次導入し、食肉の処理・加工工場の機械化・省人化をすすめて参ります。

■「ワンダスミニ マークⅡ」の概要および特徴
1.名 称:豚肩甲骨・上腕骨除骨ロボットワンダスミニ マークⅡ(株式会社前川製作所 製造)
※左右別、各一機ずつ導入。
2.寸 法:W900mm×L1,900mm×H2,600mm
3.設置工場:スターゼンミートプロセッサー㈱ 加世田工場(鹿児島県加世田市)
4.特 徴:
①豚うで部位のうち、人手による除骨作業で負荷の大きい上腕骨と肩甲骨・肩甲軟骨の除骨
を行う(前処理として前腕骨・頸椎、胸椎は人手にて除骨) 。
②投入された豚うで部位の全長計測を行い、肩甲軟骨の割れに繋がる過度な負荷を与えない。
③人手で除骨する際と同様に、肩甲骨を掴みねじり取るように回転を加えることで、薄く
欠けやすい肩甲軟骨を肩甲骨と合わせて除骨する。
④肉を吊り下げた状態で除骨するため接触面積も小さく衛生的である。また、一定時間ごと
に肉と一番接する丸刃カッターをアルコール噴霧し、衛生管理を徹底している。

■導入効果
1.豚うで部位 除骨ライン1名分の省人化が図れた。
2.生産スピードが約8%向上した。
3.除骨作業の中で特に労力を要す肩甲骨の除骨自動化により、女性でも作業が可能となった。
4.まな板を使わず除骨でき、アルコール噴霧も定期的に行われるため、衛生環境が安定した。


【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口) 】
スターゼン株式会社 広報 IR 室 海老原俊司
TEL 03-3471-5521 / FAX 03-3471-5690 /E-mail information@starzen-group.com

以 上

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