藤森工業が参画する藻類産業構築プロジェクト『MATSURI』、NEDOの総額500億円規模の基金事業採択のお知らせ

2023 年 3 月 27 日
藤森工業株式会社



藤森工業が参画する藻類産業構築プロジェクト『MATSURI』


NEDO の総額 500 億円規模の基金事業採択のお知らせ


藤森工業株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:布山英士)は、国立研究開発
法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が公募した、グリーンイノベーシ
ョン基金事業(以下 GI 基金事業)
「バイオものづくり技術による CO2 を直接原料としたカー
ボンリサイクルの推進」において、ちとせグループが提案し実施予定先として採択されたテ
ーマ「光合成による CO2 直接利用を基盤とした日本発グローバル産業構築」に MATSURI プロ
ジェクトメンバーとして参画いたします。GI 基金の事業規模は 2023 年度から 2030 年度ま
での 8 年間で 500 億円を予定されています。この採択により当社は、ヒト細胞の大量培養
を可能にした独自の培養バッグ関連技術及び、藻類産生物質を利用したバイオ樹脂の活用
を推進し、脱炭素社会の実現にチャレンジしてまいります。


本件に関する NEDO 開示情報(採択発表)
:https://www.nedo.go.jp/koubo/EF3_100190.html




ちとせグループが運営する MATSURI プロジェクトには、石油産業に代わる藻類基点の新
産業の構築に向けて、多種多様な企業・団体が参画しています。互いに連携して事業開発
を行い、CO2 と太陽光により生産される藻類を活用したサステナブルな燃料、食料、プラス
チックなど人々の生活を支える藻類製品の社会普及をめざしています。


当社は、企業理念に掲げる「次の世代に誇れる未来」の実現に向け、2030 年度までに
CO2 排出量を 2014 年度対比で 50%以上の削減(原単位)をめざしております。その 1 つの
手段として藻類の持つ可能性に着目し、2022 年より本プロジェクトに参画してきました。


今回、実施予定先として採択されたテーマにおいて、当社はヒト細胞の大量培養を可能に
した独自の培養バッグ関連技術(材料選定・加工技術等)及び、藻類産生物質を利用したバ
イオ樹脂の活用を推進し、脱炭素社会の実現にチャレンジしてまいります。


■関連情報
・MATSURI プロジェクト :https://matsuri.chitose-bio.com/
・ちとせグループ概要 :https://chitose-bio.com/jp/


■本件に関するお問い合わせ先
藤森工業株式会社 総務部
TEL : 03-5804-4221
URL : https://www.zacros.co.jp/contact/

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