「第13回プロネクサス懸賞論文」受賞作品決定のお知らせ

2021 年 12 月 23 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 プ ロ ネ ク サ ス
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 上 野 剛 史
(コード番号 7893 東証第一部)
問合せ先 執 行 役 員 社 長 室 長 高 松 純
電話番号 03-5777-3145



「第13回プロネクサス懸賞論文」受賞作品決定のお知らせ
株式会社プロネクサスは、資本市場の健全な発展に寄与することを目指し、2009 年から開始した
「プロネクサス懸賞論文」を本年も引き続き実施し、この度、受賞作品が決定いたしましたので、下記の
とおりお知らせいたします。
なお、当該懸賞論文は株式会社日本取引所グループおよび株式会社東京証券取引所のご後援をいただ
いております。



1.選考結果の概要
「上場会社のディスクロージャー・IRをより効果的、効率的なものにするための研究および提案」と
いうテーマに対して、部門Ⅰ(個人または2名)に5本、部門Ⅱ(大学生グループ)に5本、計 10 本の
論文の応募があり、審査委員会にて厳正かつ多面的に検討を行い、部門Ⅱで優秀賞1本の論文を選定いた
しました。一方、残念ながら部門Ⅰでは受賞該当作がありませんでしたが、特別に努力賞を設け、1 本の
論文を選定いたしました。


2.第13回審査結果:受賞者及び受賞論文名(敬称略)
部門Ⅱ 優秀賞 一橋大学 円谷昭一ゼミナール
(大学生グループ) (今村 遥香、天野 翔太、岡野 航大、小川 千穂、片柳 英鵬、加藤
海斗、細井 雄介、吉崎 伽音、渡邉 安理沙)
「日本の社外取締役の報酬と能力・職責の問題提起と改善提言~米
国及び主要国との比較調査~」


部門Ⅰ 努力賞 池田 莉彩(法政大学 キャリアデザイン学部 4 年)
(個人または2名) ※特別に 「監査上主要な検討事項(KAM)の開示実態と課題 ― 強制適用後
設定 のデータを用いた分析 ―」


3.受賞論文の概要
①部門Ⅱ
優秀賞は、今村遥香氏(一橋大学・円谷昭一ゼミナール)を代表とする「日本の社外取締役の報酬と
能力・職責の問題提起と改善提言~米国及び主要国との比較調査~」であります。本論文は、「社外取
締役の報酬が各自の能力と職責に見合ったものであるか否か」を明らかにすることを研究の目的にし
ており、「報酬決定の公平性」という公共哲学的な命題にも関連する重要な問題について、検討・考察
したものであります。
②部門Ⅰ
池田莉彩氏(法政大学キャリアデザイン学部4年)の「監査上主要な検討事項(KAM)の開示実態と課題
― 強制適用後のデータを用いた分析 ―」は、KAMが始まった年度の全上場会社を分析対象にし、記載さ
れている個数だけでなく、主題(内容)について分析するために、定性的記述を自ら読み、自ら作成した
主題に分類(cording)してデータベースを作成しており、膨大な手間と適切な会計知識の産物であるこ
とを評価して、特別(例外的)に「努力賞」といたしました。


4.次回プロネクサス懸賞論文の募集
2022 年も引き続き、若い研究者や学生等の研究支援のため、「第 14 回目プロネクサス懸賞論文」を
以下のとおり募集してまいります。


【第14回募集要項】
1.テ ー マ: 上場会社のディスクロージャー・IRをより効果的、効率的なものにするための研究
および提案。実証結果を出すための実証分析は不可。なお、提案を補強するための実
態調査、ケース分析を論文の一部に含めることは可。また、IRの具体的な表示方法等
の工夫を提案することも可とする。
2.応募締切日:2022年10月20日(木)
3.応 募 資 格:【部門Ⅰ】
40歳以下(2022年10月20日現在)の日本在住の方。大学生・大学院生・研究者・一
般社会人等。個人または2名による共同研究。
【部門Ⅱ】
同一大学の大学生(2022年10月20日現在)による3名以上10名以下のグループ(代
表者1名と共同研究者の合計10名以内)。XX大学XXゼミナール、XX大学XX
研究会等のグループ名を明記すること)。

なお、論文・要旨・応募メールには、応募部門(部門Ⅰまたは部門Ⅱ)および執筆
者名・共同研究者名を明記すること。
4.懸 賞 金 額:部門Ⅰおよび部門Ⅱともに最優秀賞50万円、優秀賞30万円、佳作10万円
5.審 査 方 法:下記の審査委員で構成する審査委員会で審査を行います。


委 員 長 千葉商科大学会計大学院 教授 黒川 行治
慶應義塾大学 名誉教授
委 員 会計教育研修機構 専務理事 新井 武広
委 員 早稲田大学商学学術院 教授 川村 義則
委 員 早稲田大学大学院経営管理研究科 教授 小宮山 賢
委 員 株式会社バリュークリエイト パートナー 佐藤 明
委 員 青山学院大学大学院 教授 多賀谷 充
委 員 株式会社プロネクサス 取締役会長 上野 守生
(敬称略)
6.後 援:株式会社日本取引所グループ・株式会社東京証券取引所


【本件に関するお問合せ先】
株式会社プロネクサス
ディスクロージャー調査研究部 懸賞論文係 小林・原口
E-mail:souken@pronexus.co.jp
◎ 詳細は、専用ホームページをご参照ください。
https://www.pronexus.co.jp/home/souken/index.html
以 上

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