オンライン事業の構造改革実施について

平成 30 年9月 28 日
各 位
会 社 名 株式会社マーベラス
代 表 者 代表取締役会長 中山 晴喜
(コード:7844 東証第一部)
問合せ先 取締役 執行役員 管理統括本部長
加藤 征一郎
電話番号 03-5769-7447(代)



オンライン事業の構造改革実施について


当社は、本日開催の取締役会において、下記の通りオンライン事業の構造改革の実施について決定いたし
ましたので、お知らせいたします。



【背景と目的】
当社は、多彩なエンターテイメントコンテンツをあらゆる事業領域において様々なデバイス向けに展開
する「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を基軸とした総合エンターテイメント企
業として、強力なIPの確立に向けたブランディング戦略・アライアンス戦略・グローバル戦略を積極的に
推進し、話題性の高いコンテンツの提供とサービスの強化に取り組んでまいりました。
オンライン事業においては、PCブラウザゲーム、ソーシャルゲーム、アプリゲームと市場が移り変わる
中で、『ブラウザ三国志』『剣と魔法のログレス いにしえの女神』といったヒットタイトルを生み出すこ
とができ、これらの成長に伴い当社も成長してまいりました。しかしながら、これらのタイトルが経年に
より売上低減する中、新たなヒットタイトルを創出すべく取り組み、前期においては6タイトルの新規タイ
トルをリリースいたしましたが、一部タイトルを除き十分な結果を出すことができませんでした。今年度
においてもオンライン事業の低迷は続いており、来期、再来期に向けた立て直しのため、抜本的な改革が
不可欠であるという結論に至り、構造改革に着手することを決定いたしました。

【取り組み】
1.機構改革
デジタルコンテンツ事業本部を解体し、オンライン事業とコンシューマ事業の意思決定ラインを明確に
分離いたします。その上で、オンライン事業は代表取締役直下の組織に変更し、コンシューマ事業につい
ては取締役副社長が管掌いたします。オンライン事業については、代表取締役が直接指揮を執ることで、
よりスピーディーな意思決定を行える体制を構築し、早期の立て直しを図ってまいります。
(概要は、添付組織図をご参照ください)

2.成功確度を高めた新規タイトルの編成
複数のヒット作を手がけた外部の著名プロデューサーを招聘したプロジェクト(現在進行中)など、よ
り成功確度を高めた新規タイトルの編成に取り組みます。また、実績のあるパートナーとの共同開発(本
日発表の「スマートフォンゲームの共同開発契約締結に関するお知らせ」)や、海外有力タイトルの獲得
などにも引き続き取り組んでまいります。

3.人員体制の見直し
当社のオンライン事業における昨今の業績不振を踏まえ、機構改革やタイトル編成方針の見直しと合わ
せ、人員体制の適正化による事業の合理化を図るため、 早期退職優遇制度を実施いたします。これにより、
オンライン事業に関わる人員の約 20%の減少を見込み、固定費の圧縮とパイプラインの見直しによる業務
効率の向上を図ってまいります。
(概要は、本日発表の「早期退職優遇制度の実施及び役員報酬等の減額に関するお知らせ」をご参照くだ
さい)

以 上
(現)組織図 (新)組織図(2018年10月1日付)


株主総会 株主総会



監査役会 監査役会



取締役会 取締役会



 代表取締役会長兼社長 中山 晴喜
代表取締役 代表取締役  代表取締役会長兼社長 中山 晴喜
 代表取締役副社長 泉水 敬



経営会議 経営会議



取締役副社長 青木 利則 取締役副社長 青木 利則
デジタルコンテンツ事業本部 第1スタジオ




第1スタジオ HONEY∞PARADE GAMES




第2スタジオ コンシューマ事業部



代表取締役会長兼社長
第3スタジオ 第3スタジオ
中山 晴喜



第4スタジオ 第4スタジオ




HONEY∞PARADE GAMES オンライン事業部




開発本部 開発本部



取締役副会長 許田 周一
オンライン事業部 アミューズメント事業部



常務取締役 松本 慶明
コンシューマ事業部 音楽映像事業部



取締役副会長 許田 周一 取締役 加藤 征一郎
アミューズメント事業部 管理統括本部



常務取締役 松本 慶明
音楽映像事業部



取締役 加藤 征一郎
管理統括本部
※組織図は一部簡略化しております。

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