中期経営計画(2018年3月期-2020年3月期)について

平成 27 年2月 23 日
各 位
会 社 名
代表者名 代表取締役社長 二木 浩三
(コード番号 7837)
問 合 せ 先 常務取締役 浦﨑 真人
電 話 番 号 03-5790-6500



中期経営計画(2018 年3月期~2020 年3月期)について


当社は、自然派個性住宅「BESS」を主力に、これまで培ってきた BESS ブランドの独自性を更に高め
ながら、より多くのユーザーに BESS の暮らしを楽しんでいただくとともに、当社の成長と安定的経営
基盤の構築を実現するため、2012 年 4 月より、中期経営計画『「異端でメジャー」ステージアップ 5 ヵ
年計画』を進めてまいりました。
この計画においては、結果として、数値面の目標達成は厳しい見通しですが、一方で、ブランド認知
や理解を大幅に進捗させ、BESS ファンの着実な拡大に繋げることができました。
このたび、これまで進めてきた施策を更に進化させて、更なる事業の成長を促すため、新たな中期経
営計画を 2017 年4月からスタートさせることとしましたので、お知らせいたします。

1.「異端でメジャー」ステージアップ5ヵ年計画 振り返り
5ヵ年の最終年度(2017 年3月期)の連結目標として、売上 180 億円、営業利益率8%、ROE18%
を掲げました。現時点では、大幅な目標未達成が見込まれますが、売上高においては、計画開始前か
らの5ヵ年比 145%の 136 億円と予想しています。また、スローガンとして掲げた 「異端でメジャー」
においては、この5ヵ年での BESS ブランドの認知が大きく向上し、着実に浸透していることに手応
えを感じております。
この5ヵ年における総括は、以下のとおりです。
①営業力-拠点体制
・展示場新規来場数は、計画開始前からの5ヵ年比で 145%と伸長しましたが、販社オーナーの一
部が交代し、拠点数は 114%の伸びに留まり、受注力の一時的な低下に直面しました。
②北米事業の方向転換
・計画当初、北米事業の強化を目指しましたが、実績が伴わず、2016 年 7 月、カナダの製造子会社
(BFM 社)を売却し、当社本来のファブレス化・マーケティングへの集中へ舵を切りました。
・BtoB営業を含む新規事業を立ち上げ、遅れを取り戻すべく取り組みましたが、十分な実績には
未だ至っていません。体制を見直したうえで、チャレンジを継続していきます。
③将来に向けた先行投資の実施
・人材投資、本社移転、広告宣伝等の先行投資を将来布石として推進した結果、売上高は増加した
ものの、販売費及び一般管理費も増加し、営業利益率の目標は、未達成と予測しています。
④資本投資は抑え、レバレッジは進まず
・純資産の増加は確実に進みましたが、大規模な資本投資は行わず、レバレッジにも大きな変動は
なく、ROE の目標は未達成と予測しています。
⑤ブランドは着実に浸透
・ブランド認知は、5ヵ年で 2.3 倍以上となり、広報記事や WEB アクセス件数においても、大きく
伸長しました。



2.新中期経営計画の目標
当社は、この新たな中期経営計画を『 業界最狂、ハピネス拡散」中期3ヵ年計画』としてスター
「業界最狂、ハピネス拡散」中期3ヵ年計画』
トさせます。
「業界最狂、ハピネス拡散」は、BESS ブランドを更に進化させて、熱狂的と言えるほどファンにご
支持頂きたいという思いと目標達成に向かう当社の姿勢と意志、および BESS のブランドミッション
である「ユーザー・ハピネス」をより多くの方々に浸透させたいとの思いを表しております。
当社は、このスローガンの下、後述の重点戦略を実施し、 下記の目標達成に向け、邁進いたします。


2020 年 3 月期目標 2017 年 3 月期予想 2017 年 3 月期予想比較

売上高 200億円 136億円 147%

営業利益率 8% 5.7% +2.3ポイント

ROE 18% 9.7% +8.3ポイント



3.新中計経営計画における目標達成への重点戦略
①BESS ファンが集う「触媒力」拡大
・当社が、この 5 年間で培った BESS ブランドの認知度向上および BESS ファンの拡大を更に進化さ
せるため、BESS の展示場を“BESS ファンになって頂く場”から“BESS ファンが集う場”として
再構築し、更にWEB戦略による“集う”仕掛けを実施していきます。
・「触媒」とは、BESS と BESS ファンを繋ぐ力であり、いわば「ファンがファンを呼ぶ」構造を強
化していきます。
ふもと
②新時代の暮らし方「 梺 ぐらし」の創出
・当社は、新しい時代の生き方・暮らし方として、ココロのぜいたく「梺ぐらし」(ふもとぐらし)
を BESS からのメッセージとして訴求していきます。またその「梺ぐらし」の実現にむけての開発
を行っていきます。
③BESS ブランドを旗印に「販社制度」の強化
・当社は、2017/3 期までの中期において、BESS のブランド方針を貫くため、販社制度の様々な課題
に取り組んだ結果、販社オーナー交代による拠点入れ替え等も発生しました。
・この中期においては、更にブランド方針を再徹底し、ブランド価値向上に向けて、ルール基盤を
さらに強固にし、BESS 本部・販社一丸で取り組める体制を構築します。
④「生産革新」の実行
・施工・物流・設計・情報・購買の5つの革新により、BESS ブランドを生産面から高めます。
・将来予見される職方不足に対し、施工負荷の大幅な軽減を図ります。
・更に、総合的な工期の短縮化にも取り組み、施工回転力を高めた結果、BESS 販社を含めての収益
性向上を図ります。
以 上


<業績予想・見通しに関する注意事項>
当リリース文書に記載されている業績予想・見通しは、現時点で入手できる情報に基づき当社が判断
したものであり、実際の業績は様々な要因によって異なる可能性があります。予めご了承ください。





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