近視進行抑制用オルソケラトロジーレンズ「Menicon Bloom Night」CEマーク認証取得のお知らせ

2019 年5月 24 日
各位
会社名 株式会社メニコン
代表者名 代表執行役社長 田中 英成
(コード番号:7780 東証・名証第一部)
問合せ先 執行役 経営統括本部長 渡邉 基成
(TEL. 052-935-1646)



近視進行抑制用オルソケラトロジーレンズ「Menicon Bloom Night」
CE マーク認証取得のお知らせ

当社、オランダ現地法人 NKL Contactlenzen B.V.において、近視進行抑制用オルソケラ
トロジーレンズ「Menicon Bloom Night(メニコンブルームナイト)」の CE マーク※認証を
取得いたしましたことをお知らせいたします。
当社グループは欧州において、近視進行抑制用のオルソケラトロジーレンズを販売する初
の企業となります。
「Menicon Bloom Night」はオランダから販売を開始し、順次、欧州を中
心に販売地域を拡大していく予定です。
本件に関する詳細につきましては、別紙プレスリリースをご参照ください。


以上


※CE マーク:EU 加盟国で販売される指定の製品が、安全基準(使用者・消費者の健康及
び安全を保護するための条件)を満たすことを証明するマークです。
2019 年 5 月 24 日


近視進行抑制用オルソケラトロジーレンズとして初

「Menicon Bloom Night」 CE マーク認証取得


株式会社メニコン(本社:名古屋市中区葵 3-21-19 代表執行役社長 田中英成 以下、メニ
コン)は、当社オランダ現地法人 NKL 社にて、近視進行抑制用オルソケラトロジーレンズ
「Menicon Bloom Night(メニコンブルームナイト)」の CE マーク(※1)認証を取得いたしま
したことをご報告申し上げます。




近年、全世界的に近視人口が増加し、大きな社会問題となっています。2050 年までに、世界の
人口の約半数が近視になると推定されています。近視の頻度は特に東アジア諸国で高く、一部
の地域では 90%を超えるとも報告されています。さらに、強度近視になると、網膜や視神経が
障害され、失明の原因となります。将来的な眼疾患リスクの低減や医療費の削減等の点から
も、近視進行に対する対策が重要な問題になると考えられています。


Menicon Bloom Night は、高い酸素透過性を有するメニコン Z 素材から作製されたオルソケラ
トロジーレンズで、快適にレンズを装用していただくことができます。就寝時に装用し、角膜
を矯正することで、日中は裸眼でお過ごしいただけます。Menicon Bloom Night を用いて、近
視進行抑制に関する多くの研究が行われ、その安全性、有効性が評価されてきました。長年に
わたり培ってきた科学的根拠(エビデンス)により、Menicon Bloom Night は近視進行抑制用
として、CE マーク認証に求められる高水準の品質、安全性及び有効性の基準を満たすことが認
められました。
また、Menicon Bloom Night の導入に合わせ、患者様とのコミュニケーション等に活用できる


〒460-0006 名古屋市中区葵三丁目21番19号 株式会社メニコン CSR&コーポレートコミュニケーション部
Tel(052)935-1187 Fax(052)935-0121
モバイルアプリケーションも開発いたしました。


Menicon Bloom Night の導入により、当社は欧州において、近視進行抑制用のオルソケラトロ
ジーレンズを販売する初の企業となり、近視進行抑制分野における責務を全うしてまいりま
す。


Menicon Bloom Night は、オランダから販売を開始し、順次、欧州を中心に販売地域を拡大し
ていく予定です。製品に関する詳細情報は後日ご案内いたします。
なお、日本国内においては本製品の承認を取得しておりません。国内では、角膜矯正用オルソ
ケラトロジーレンズ「メニコンオルソ K」を販売しております。メニコンオルソ K は Menicon
Bloom Night とは異なる製品であり、かつ近視進行抑制の承認も取得しておりません。


※1 CE マークとは、EU 加盟国で販売される指定の製品が、安全基準(使用者・消費者の健康
及び安全を保護するための条件)を満たすことを証明するマークです。




株式会社メニコン 代表執行役社長 田中英成
「近視進行抑制に対する継続的な取り組みにより、当社はグローバルビジョンケアカンパニー
としての地位をより強固にしていくことを確信しています。世界的な近視人口の増加に対して
包括的な対応が求められており、当社の研究開発において率先して取り組んでまいります。コ
ンタクトレンズのパイオニア企業として、これまで培ってきた技術・商品・サービスをさらに
発展させ、近視進行抑制という新たな事業を育成することで、社会に貢献していきたいと思い
ます。」

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