円錐角膜用コンタクトレンズ「メニコンローズK-T」テスト販売のご案内

平成 30 年6月 29 日
各位
会社名 株式会社メニコン
代表者名 代表執行役社長 田中 英成
(コード番号:7780 東証・名証第一部)
問合せ先 執行役 経営統括本部長 太田 章徳
(TEL. 052-935-1646)


円錐角膜用コンタクトレンズ『メニコンローズ K-T』テスト販売のご案内

この度、当社は円錐角膜用視力補正レンズとして『メニコンローズ K-T』のテスト発売を致しますので
お知らせいたします。
本件に関する詳細につきましては、別紙プレスリリースをご参照ください。
以上
平成 30 年 6 月 29 日

株式会社メニコン




円錐角膜用コンタクトレンズ『メニコンローズK-T』テスト販売のご案内

~不正乱視をきたす円錐角膜患者様をサポート~


この度、株式会社メニコンは、円錐角膜用視力補正レンズとして『メニコンローズ K-T』のテスト発売を致しますことを、
ここにご案内申し上げます。



当社は、メニコンティニュー素材を採用した『メニコンローズK-T』の円錐角膜用視力補正コンタクトレンズの承認を取
得し、7月より2施設でテスト発売の運びとなりました。本レンズの発売により、円錐角膜の患者様に、快適かつ、よりよ
い視力の提供がかないますことを期待しております。


円錐角膜とは、角膜の菲薄化等に伴い、角膜形状が円錐形に変形し、この変形により不正乱視をきたす病気です。
国内において、円錐角膜の有病率は 0.9%と報告*されており、また、思春期に両眼とも発生するケースが多いとされて
おります。ただし、ハードレンズを装用することで、レンズと角膜の間に入った涙液が角膜の不整乱視を矯正することが出
来るため、患者様の 70~80%は、良好な視力が得られるとも報告されております。
*;難波広幸等, 2017 年 臨眼「日本人での円錐角膜、潜在性円錐角膜の有病率とその特徴:山形県コホート研究」


『メニコンローズ K-T』に採用したメニコンティニューとは、メニコンが提供するレンズの中で、最も高い酸素透過性**を実
現した酸素透過性ハードコンタクトレンズ素材です。本素材の採用により、円錐角膜の患者様に、より良い視力環境の
ご提供に資するものと考えております。
**;メニコンティニューの酸素透過係数(Dk) 163×10-11(cm2/sec)・(mLO2 /(mL×mmHg))


ローズ K デザインとは、ポール・ローズ先生(ニュージーランド、オプトメトリスト)が、円錐角膜用に考案したレンズデザイン
であり、処方システムも併せて、既に 90 ヵ国以上で処方実績があります。様々な角膜形状に対応し、また角膜を押し
付けないフィッティングを特徴としております。


以上

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