~より容易なダブルルーメンチューブ管理を目指した~「クーデックダブルルーメン気管支チューブ」販売開始のお知らせ

2016 年(平成 28 年)6月 16 日
報道関係各位
会 社 名 大研医器株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 山田 圭一
(コード番号:7775 東証第一部)


~より容易なダブルルーメンチューブ管理を目指した~
「クーデックダブルルーメン気管支チューブ」販売開始のお知らせ

医療機器製造販売の大研医器株式会社(大阪府大阪市、代表取締役社長:山田圭一、東証一部上
場)は、肺切除術、胸部食道癌、胸部下行大動脈瘤の手術など分離肺換気が必要な措置を行う際に
使用される医療機器「クーデックダブルルーメン気管支チューブ」を開発し、本日より国内での販
売を開始しました。

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一般的に全身麻酔時には気道確保のために気管チューブを口から挿入し、人工呼吸を行いますが、
胸部の手術では左右の肺を別々に人工呼吸する必要があることが多く、 主にダブルルーメン(二腔)
気管支チューブを使用します。既に海外メーカーを中心に数種類販売されておりますが、手術中の
操作や体の動きにより気管支に留置した「気管支用カフ(風船状の部品) 」がずれ、再度正しい位
置に戻す操作に手間がかかる事や、チューブ自体による気管支の損傷、カフからの空気漏れなどの
問題がありました。
当社では、「気管支用カフ」に遊びを設けて外れにくい形状にするとともに柔らかいのにキンク
しにくいという相反条件を両立させたチューブを採用し、さらにはチューブ先端に柔らかいチップ
部品を付けることで気管支の粘膜組織を保護するなど医療現場のニーズを組み込んだ低侵襲な製
品開発に取り組んできました。
外れにくい形状の「気管支用カフ」は、手術中にチューブに多少のずれが生じた場合でも、気管
支カフ自体が転がるようにスライドし、外れを軽減します。また、付属のフランジを使用すれば、
チューブの挿管深度の調節を簡単にすることができます。これらは他メーカーにはない日本初の機
能であり、特許を取得しております。
医療現場からのニーズは高く、約 10 億円の国内市場に対して当社が強みをもつ「麻酔分野」で
の新たな需要を開拓すべく、既存の販売ルートを中心に販売活動を進めてまいります。

「販売名」
クーデックダブルルーメン気管支チューブ
「一般的名称」
換気用気管支チューブ・気管支吸引用カテーテル
「認証番号」
224ABBZX00145000




----------------------------【本件に関するお問い合わせ先】--------------------------
大研医器株式会社 管理部 玉牧健二
Tel:06-6231-9917 FAX:06-6231-9902
541-0045 大阪市中央区道修町 3 丁目 6 番 1 号 京阪神御堂筋ビル 14 階

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