バイセル、新卒エンジニアが「社内ChatGPT」を構築し 安全に生成AIを利用できる環境を全社員に提供開始

PRESS RELEASE
2023 年 6 ⽉ 9 ⽇
株式会社 BuySell Technologies



バイセル、新卒エンジニアが「社内 ChatGPT」を構築し
安全に⽣成 AI を利⽤できる環境を全社員に提供開始
―⾃社開発の社内 AI サービス「BuySell Buddy」と Slack を連携し簡単かつ安全な利⽤環境へ―


総合リユースサービス「バイセル」を展開する株式会社 BuySell Technologies(代表取締役社⻑兼 CEO:岩⽥
匡平、証券コード:7685)は、全社員約 1,100 名を対象に OpenAI(*1)が提供する⽣成 AI「ChatGPT(*2)」を
利⽤できる社内 AI サービス「BuySell Buddy」の提供を開始しました。第 1 弾として「BuySell Buddy」とコ
ミュニケーションツール「Slack」を連携させることで、誰でも簡単かつ安全に ChatGPT の機能を使⽤する
ことが可能になりました。




■開発背景
当社ではテクノロジー活⽤を重要な経営戦略として位置づけています。リユース事業の DX を⽬指し、買取から販
売までのデータを⼀気通貫で取り扱う「バイセルリユースプラットフォーム Cosmos」の開発や、社内の隅々まで
デジタル活⽤を浸透させる取り組みを続けており、2023 年 2 ⽉には経済産業省が定める「DX 認定事業者」として
も認定されました。

また 23 年 4 ⽉に⼊社した新卒エンジニアの研修⼀貫として、ビジネス上の課題を新⼊社員⾃らが⾒つけ出し、そ
の課題を解決するプロダクト開発を進めるカリキュラムを実施いたしました。
その中で⽣成 AI の活⽤は社内の様々な業務の⽣産性を⼤きく向上させ得る可能性を秘める⼀⽅、個⼈情報や社外
秘の情報などのセキュリティ⾯への課題が指摘されており、誰もが安全に⽣成 AI を活⽤できる環境の構築が求め
られていました。

そこで今回新卒エンジニアが中⼼となって OpenAI API を活⽤して⽣成 AI「ChatGPT」の機能を安全に利⽤できる
社内 AI サービス「BuySell Buddy」を新たに開発し、全社員が既に利⽤しているコミュニケーションツール
「Slack」と連携させることで、簡単かつ安全に ChatGPT の機能を使⽤できる環境となりました。




【本件に関するお問合せ先】
株式会社 BuySell Technologies(バイセルテクノロジーズ) 広報 PR 担当:三浦
電話:03-3359-0830 メール:pr@buysell-technologies.com
■BuySell Buddy の概要
・「BuySell Buddy」 は、ChatGPT と多様なアプリケーションの連携を可能にする社内 AI サービスです。
・連携先を拡張することで、様々なアプリケーション上で ChatGPT の機能を利⽤できます。
・今回は第 1 弾として全社員が利⽤する Slack と連携させたことで、通常の Slack の利⽤⽅法と同様に誰でも⼿軽
に利⽤できます。
・OpenAI API を利⽤してサービスを構築しているため、⼊⼒した内容は AI の学習に利⽤されず機密情報の漏洩を
防⽌します。
・Slack 内で同じチャンネルに参加するユーザーは履歴を閲覧できるため、回答結果をチームで共有できます。
・効果的なプロンプト⽣成に慣れていない社員でも⼿軽に使えるよう、質問テンプレートを⽤意しサポートします。
・暴⼒的なワードや差別的なワードなどを⾃動で検知して弾くことでより安全性を⾼めています。




■今後の展開
社員の利⽤状況をモニタリングしより効果的に⽣成 AI を業務に活⽤できるポイントの検証を継続します。また必
要に応じて Slack 以外のアプリケーションと連携させることで、デジタル活⽤の浸透、リユース DX を推進してい
きます。
今後、バイセルの独⾃情報を盛り込んだ上で、リユース業界に特化した LLM(*3)として展開していく予定です。



■会社概要
*1…AI の研究および開発を⾏う⽶国企業
会社名:株式会社 BuySell Technologies
*2…OpenAI が開発した対話型⽣成 AI
設⽴⽇:2001 年 1 ⽉ 16 ⽇ *3… ⼤ 規 模 ⾔ 語 モ デ ル ( Large Language Models 、 LLM )
代表者:代表取締役社⻑兼 CEO 岩⽥ 匡平 は、⼈間の⾔葉を単語の出現確率でモデル化したもので、⾃
本社所在地:〒160-0004 東京都新宿区四⾕ 4-28-8 PALT ビル然な会話で様々な処理を可能にします。
事業内容:着物・ブランド品等リユース事業

5022

新着おすすめ記事