自走型ロープウェイを開発するZip Infrastructure株式会社と業務提携契約を締結

2023 年 12 月 8 日
各 位
会社名 株 式 会 社 ヤ シ マ キ ザ イ
代表者名 代表取締役 社長執行役員 髙田 一昭
(コード番号:7677 東証スタンダード市場)
問合せ先 取締役 副社長執行役員 関 正一郎
( TEL 03-4218-0096)


株式会社ヤシマキザイ、自走型ロープウェイを開発する
Zip Infrastructure 株式会社と業務提携契約を締結

株式会社ヤシマキザイ(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:髙田一昭、以下「当社」)は、自走型
ロープウェイ「Zippar」を開発する Zip Infrastructure 株式会社(本社:神奈川県秦野市、代表取締役:須
知高匡、以下「Zip Infrastructure 社」)と業務提携契約を締結したことを発表致します。




・本業務提携の背景と目的
Zippar の開発・販売・普及・情報収集等で相互協力し、 Zippar の社会実装の推進を図る。
当社は1948年の創業以来、鉄道分野を中核に専門商社として事業を行ってまいりました。また、Zip
Infrastructure 社は、「低コスト・自由設計・自動運転」を特徴とする交通インフラ「Zippar」を開発し、交通
渋滞のない、全ての移動がスムーズで快適な世界の実現を目指しています。
当社は、「SDGs(持続可能な開発目標)」の観点から(※)、この Zip Infrastructure 社の取り組みに賛
同しており、当社が長年培った資材調達力・営業力を活かし、「Zippar」の開発・販売・普及・情報収集および
本稼働後のメンテナンス体制の確立に向け協力を行い、「Zippar」の社会実装の推進を図るために業務提携
契約を締結いたしました。
(※)SDGs の目標 11『包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市および人間居住を実現する』につながるものと

考えております。



・自走式ロープウェイ「Zippar」について
「Zippar」は「低コスト・自由設計・自動運転」を特徴として、従来モノレールの半分の輸送量が確保できるシ
ステムを、1/5 のコストと期間で建設可能な新たな交通システムです。通常のロープウェイは建設期間が短く、
コストが低い交通手段ですが、道路上でのカーブが設置できないため、都市部での導入が困難とされていま
す。「Zippar」は車体本体にバッテリー及びモータを搭載しているため、自走式で直線部のロープ、カーブ部
分のレールの連続走行を可能としています。




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現在、Zip Infrastructure 社は神奈川県秦野市に本社と実証試験線を置いており、2023 年 4 月には
12 人乗りテストモデル車両の走行に成功しました。今後は「Zippar」の安全性確立に必要な実証実験を重ね
て、国土交通省を主体とする技術検証委員会の立ち上げと審査通過に取り組みます。


「Zippar」試作車




本件に伴う業績への影響は軽微なものと見込んでおりますが、中長期的には当社グループの企業価値向
上に資するものと考えております。今後、適時開示の必要性が生じた場合には速やかに開示いたします。




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【株式会社ヤシマキザイ 概要】
設立 :1948 年 10 月
代表者:代表取締役 社長執行役員 髙田一昭
URL :https://www.yashima-co.co.jp/
所在地:東京都中央区日本橋兜町 6-5


【Zip Infrastructure 株式会社 概要】
設立 :2018 年 7 月
代表者:代表取締役 須知高匡
URL :https://zip-infra.co.jp/
所在地:神奈川県秦野市菩提 42-1

以 上


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ヤシマキザイ 事業企画推進部
sg.eigyokikaku@yashima-co.co.jp




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