映画『タロウのバカ』 2019年9月6日(金)より全国公開のお知らせ

2019 年 9 月 9 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ハピネット
株 表 者 名 社 ハ代表取締役社長 榎本 誠一
代 式 会 ピネット
(コード番 号 7552 東 証 第 1 部 )
本件問 合 せ先 取締役常務執行役員 経営本部長
柴田 亨
電話番号 03-3847-0410


映画『タロウのバカ』
2019 年 9 月 6 日(金)より全国公開のお知らせ
株式会社ハピネット(本社:東京都台東区、代表取締役社長:榎本誠一)の共同幹事作品である
映画『タロウのバカ』が 9 月 6 日(金)より全国公開しました。ぜひ映画館に足をお運びください。


3 人の少年の純粋にして過激な疾走を描く、
大森監督渾身のオリジナル作品

■作品紹介
『まほろ駅前』シリーズ(’11・’14)、『セトウツミ』(’16)の軽
やかな作風で多くの映画ファンを魅了し、茶道にまつわる人
気エッセイの映画化『日日是好日』(’18)では幅広い世代の
支持を集めて大ヒットを記録。そんな多彩にしてプロフェッショ
ナルな仕事の充実ぶりが目覚ましい大森立嗣監督の長編 11
本目となる最新作『タロウのバカ』は、大森監督が『ゲルマニ
ウムの夜』以前の 1990 年代に執筆したシナリオに基づいて
いる。本来はデビュー作として構想していたそのオリジナル脚
本に、現代にふさわしい変更をいくつか加え、とりわけ思い入
れの深い物語の映画化を実現 させた。社会のシステムから
はみ出した 3 人の少年の純粋にして過激な生き様を描く本作
は、「映画とはこうでなくてはならない」という既成 概念を打ち
破る、破格の問題作に仕上がった。

全編が寓話のようでいて、フィクションであることを忘れさせ
るほどの生 々しいリアリティーとスリルがみなぎる映 像 世 界
は、社会的な弱者の排除、育児放棄といった今の日本の理不尽な現実をも取り込んでいる。その虚ろに
壊れゆく世界のどこに希望はあるのか。そんな根源的な問題提起を鋭くもダイナミックに突きつけてくる
大森監督、渾身の一作である。

作品の成否の分かれ目は、“何者でもない”主人公タロウになりきれるフレッシュな才能を見出すことだ
った。大森監督がその難役に抜擢したのは、本作が俳優デビュー作となる 16 歳の YOSHI。すでに OFF-
WHITE、ヘルムート・ラングなどのファッション・アイコンとして脚光を浴びる一方、音楽界でのデビューも
決定するなど、無限の可能性を秘めた若きアーティストが、野生の天使というべきタロウを全身で表現し
た。
YOSHI と併走するふたりの高校生に扮するのは、縦横無尽に活躍する若き実力派俳優たちである。や
るせない悩みを抱え暴力に走ってしまう少年エージを演じるのは、ずば抜けた感性で幅広い役柄をこな
す菅田将暉。大森監督とは『セトウツミ』に続くタッグとなる本作 では、死の淵を覗き込んだ若者の彷徨を
閃光のごとく体現し、これまでのキャリアで最も凶暴なキャラクターをやり遂げた。

エージの親友で、理性的で臆病な少年スギオ役は、『南瓜とマヨネーズ』(’17)、『来る』(’18)、『町田く
んの世界』(’19)などの話題作への出演が相次ぐ仲野太賀。3人のうち最も観客の共感を誘うキャラクタ
ーでありながら、純粋すぎるがゆえにやり場のない鬱屈を内に溜め込み、暴走するその姿から目が離せ
ない。プライベートでも親友同士である 2 人の本格的な共演も大きな見どころとなる。

また、音楽の大友良英がインドの民族楽器シタールを導入したエンディングテーマ、その独特の音色も
生と死の狭間をたゆたう感覚を創出している。




■ストーリー
思春期のまっただ中を生きる主人公の少年タロウには名前がない。彼は「名前がない奴はタロウだ」という
理由でそう呼ばれているだけで、戸籍すらなく、一度も学校に通ったことがない。そんな“何者でもない”存在
であるタロウには、エージ、スギオという高校生の仲間がいる。大きな川が流れ、頭上を高速道路が走り、
空虚なほどだだっ広い空き地や河川敷がある町を、3 人はあてどなく走り回り、その奔放な日々に自由を感
じている。しかし、偶然にも一丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに、それまで目を背けていた過酷な現実
に向き合うことを余儀なくされた彼らは、得体の知れない死の影に取り憑かれていく。やがてエージとスギオ
が身も心もボロボロに疲弊していくなか、誰にも愛されたことがなく、“好き”という言葉の意味さえ知らなかっ
たタロウの内に未知なる感情が芽生え始める……。


■作品概要
監督・脚本・編集:大森立嗣 音楽:大友良英
出演:YOSHI 菅田将暉 仲野太賀 奥野瑛太 豊田エリー 植田紗々 國村隼
© 2019 映画「タロウのバカ」製作委員会
製作幹事:ハピネット、ハーベストフィルム 配給:東京テアトル


詳細情報につきましては、下記の公式 HP をご確認ください。
公式 HP:http://www.taro-baka.jp


9 月 6 日(金) 全国ロードショー

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