サービスの稼働目標・実績の公開について

2022年4月18日
各 位
会 社 名 株式会社北國フィナンシャルホールディングス
代表者名 代表取締役社長 杖村 修司
(コード番号 7381 東証プライム)
問合せ先 執行役員
総合企画部長 菊澤 智彦
(TEL 076-263-1111)


サービスの稼働目標・実績の公開について

株式会社北國フィナンシャルホールディングス(代表取締役社長 杖村 修司 以下、北國 FHD)は、当社グル
ープが提供する各種サービスの稼働実績を可視化し、サービスの品質向上に繋げる取り組みを開始します。
北國FHDは地域のお客さまへ、「安定したサービスの提供」と「ITを活用した新たなサービス・機能のタ
イムリーかつスピーディーな提供」の両立を図り、デジタル化を通した地域の生産性向上に、より一層取り組ん
でまいります。



【背景】
北國 FHD では、金融機関は重要な社会インフラの一部と考え、システムには非常に高い品質を求めてきまし
た。一方で、お客さまのニーズや期待が日々変化する中で、デジタル化を通した地域の生産性向上にはタイムリ
ーなサービスの提供や機能向上が不可欠となっています。
北國FHDでは、従来よりサービス提供前のテストを十分に行うなどの対策を行っておりますが、今後はお客
さまの利便性・生産性向上のためのスピーディーなサービス展開に軸足を移し、タイムリーにサービスを提供す
る必要があると考えました。
このため、北國FHDではサービスごとの適切な稼働目標を、北國FHDが考えるシステムの重要性などを加
味した独自の指標で設定(※1)するとともに稼働実績を公開(※2)することで、サービスの稼働・障害情報
を積極的に発信し、万一システム障害が発生した場合には代替手段のご提供によりサービス全体として常時利用
可能とするよう、サービスのBCP(業務継続計画)にも注力しお客さまに安心して北國FHDのサービスをご
利用いただけるように努めてまいります。
また、毎年の稼働実績や改善点などといった本施策の成果については、統合報告書などでの定期的な公開も検
討してまいります。


(※1)今回定義するサービスごとの稼働目標
区分 定義 稼働率(カッコ内:停止時間)
最重要 現金の供給・資金決済に影響があ 99.95%
り、代替手段がないシステム (約 4.3 時間/年、約 22 分/月、約
(勘定系システム) 44 秒/日)
重要 現金の供給・資金決済に影響があ 99.90%
るが、代替手段があるシステム (約 8.7 時間/年、約 44 分/月、約
(ATM、インターネットバンキン 88 秒/日)
グ、北國 Visa デビットカード)
一般 最重要・重要以外でお客さまに影 99.50%
響があるシステム (約 43 時間/年、約 3.6 時間/月、約
7.2 分/日)
社内 最重要・重要以外でお客さまに影 99.00%
響がないシステム (約 87 時間/年、約 7.2 時間分/月、
約 14.4 分/日)


<参考:昨年度のサービス稼働実績>
名称 重要度 稼働実績 評価 サービス向上対策
ATM 重要 99.98% 〇 ―
北國クラウドバンキング 重要 99.93% 〇 ―
北國ウェブ・アクセス 重要 99.88% × 障害時の振込データ受
信ルートを別途確保
北國 Visa デビットカード 重要 99.94% 〇 ―
北國 Visa デビットカード 重要 99.98% 〇 ―
加盟店端末
通帳繰越機 一般 99.19% × 一時的な要因であり対
策は不要と判断
※上記以外は 100%を達成しております。


(※2)ホームページ上でのシステム障害情報や履歴情報の常時公開については、2021/11/19 付ニュースリリー
スにて北國銀行のホームページで公表しております。
20211119.pdf (hokkokubank.co.jp)


以上


《本件に関するお問合せ先》
システム部 IT 企画グループ 吉川
(TEL076-254-1793)

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