コミュニケーションロボットを使用した、高齢者施設向け介護レクリエーション代行サービスの提供開始のお知らせ

2023年3月2日

各 位


会 社 名 BCC株式会社
代表者名 代表取締役社長 伊藤 一彦
(コード:7376 東証グロース)

問合せ先 取締役副社長 管理本部長 岡林 靖朗
(TEL 06-6443-7878)


コミュニケーションロボットを使用した、高齢者施設向け介護レクリエーション代行サービスの提供開始
のお知らせ


当社と三菱総研DCS株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:松下 岳彦、以下「DCS」)は、両
社で連携し高齢者向けコミュニケーションロボットサービス「Link&Robo for ウェルネス*1」を用いて介護レク
代行サービスの提供を、2023 年3月1日より開始したことをお知らせいたします。


1.背景
当社は迫る高齢化社会の対応として、ヘルスケア業界での DX 実現にむけ、高齢者の QOL(=Quality of Life:
生活や人生の質)向上につながる介護レクリエーションプログラムを開発しています。一方、DCSは介護レク
リエーションサービスとして、Aldebaran の小型二足歩行ロボット「NAO*2(体長約 60cm、重さ約5㎏)」を使
用した「Link&Robo for ウェルネス」を提供しています。この度、両社がタッグを組み、介護施設のサービス展
開をサポートするため「介護レク代行サービス」を開始しました。


2.介護レク代行サービスについて
担当のレクリエーション介護士*3 が施設に伺い、ロボットとレクリエーションを実施する「介護レク代行サ
ービス」を提供します。1 コマ 60 分の提供で、施設側スタッフでロボットの操作や運営準備をする負担がなく
利用できます。ロボットの動きを見ながら一緒に体操をしたり、様々なテーマからクイズを出題したりと、施設
を利用する高齢者の方に、楽しく癒しを感じるひとときを提供します。
3.今後の展望
ヘルスケア DX の実現にむけ、社会や高齢者ニーズに見合った介護レクリエーションプログラムの開発・普及
を目指し、今後も当社、DCSで連携し、ロボットによるレクリエーションの進行や声がけ内容のブラッシュア
ップを進めていく予定です。


※本リリース内の会社名、商品名は各社の商標、または登録商標です。
*1「Link&Robo for ウェルネス」サービス紹介 https://www.dcs.co.jp/solution/lr_wellness/index.html
*2「NAO」は Aldebaran の商標です。
*3 介護や高齢者に対する基礎知識を学び、自分の趣味や特技を活かした介護レクリエーションを提供できる人
材です。当社が受託した 2013 年経済産業省「多様な『人活』支援サービス創出事業」における成果をもとに
創設した認定資格制度を通じて、介護や高齢者に対する基礎知識と介護レクリエーションを企画・提案・実
施するための知識や技術を学びます。


■三菱総研DCS株式会社概要
・1970 年の創立以来、銀行・クレジットカード等金融関連業務で豊富な実績を有する IT 企業です。2016 年よ
りコミュニケーションロボットへの取り組みを開始し、複数の企業への受付ロボットの設置をはじめとし、2018
年からは高齢者やこども向けに、新たなサービス提供に向けた活動を開始しています。2019 年度には、国立研
究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の「ロボット介護機器開発・標準化事業(開発補助事業)
」の採択を
受け、介護分野向けの開発を本格化するとともに、教育現場における活用支援についても検討を進めています。
・代表取締役社長:松下 岳彦
・所在地:東京都品川区東品川四丁目 12 番2号 品川シーサイドウエストタワー
・事業内容:1.ソフトウェア開発とコンサルティング 2.各種事務計算等情報処理サービス 3.アウトソーシン
グサービス 4.情報通信サービス・データサービス 5.コンピュータシステムの販売 6.コンピュータ要員の教
育・研修業務 7.労働者派遣
・資本金:60 億 5,935 万円
・ホームページ:https://www.dcs.co.jp/


4.当社業績への影響
本サービスの提供開始が当社の業績に与える影響は軽微であります。


以上

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