「オンライン研修の実態に関するアンケート」調査実施報告

発表日:2021 年 6 月 9 日



「オンライン研修の実態に関するアンケート」
調査実施報告
日本を代表する大手企業の人材・組織開発を行う株式会社セルム(本社:東京都渋谷区、代表:加島 禎
二、以下セルム)は、2021 年 4 月 12 日~4 月 25 日に、セルムのパートナーコンサルタントを対象に「オ
ンライン研修の実態に関するアンケート」を行いました。


従前、セルムが提供する全ての研修サービスは対面・集合で提供されていましたが、コロナ禍以降、三密を
回避し、コロナの感染状況に影響されにくいサービス提供を図るため、迅速にオンライン化が推進されまし
た。現在はサービスの 8 割以上をオンラインで提供しています。


今回の調査では、オンラインで研修を実施しているセルムのパートナーコンサルタント方々に、オンライン化
による影響や、課題、工夫等について伺いました。


セルムは、集合・対面で得られる効果とオンライン研修の利点の両方を活かし、べスト・ミックスを目指すハ
イブリッドな研修のデザインに取り組んでおり、今回の調査結果も踏まえ、より最適な研修の実施方法のあり
方を追求してまいります。


1. 調査概要
調査名称:「オンライン研修の実態に関するアンケート」
調査期間:2021 年 4 月 12 日(月)~4 月 25 日(金)
調査方法:セルムのサーベイシステムを通じて、オンラインにて配信・回収
調査対象:セルムのパートナーコンサルタント
有効回答数:107 件


2. 調査結果ハイライト
■オフライン研修からオンライン研修へ移行したことによる変化
 良い影響:場所・時間の制約からの解放/受講者からの発言・質問のハードル低下/アウトプットの見
える化がしやすい
 悪い影響:受講者の理解度・反応把握が困難/通信環境の影響を受けやすい/環境の影響があり
集中力持続が困難
 その他:雰囲気のカジュアル化が重要/ディスカッションが単一化しない様に工夫が必要/事前設計
および準備が重要
■会議システム・補助ツールの利用
 ブレイクアウト機能・チャット機能等の利便性が高い Zoom が圧倒的に支持されている
 ホワイトボードツールや共同編集ツール等を活用するケースはまだ少数にとどまる


■オンライン研修で特に工夫を要する点
 受講者一人ひとりへの理解と関与:受講者の人となりを把握できる情報を取得した上で、双方向なやり
取りの頻度を高めることで個々の理解度を把握する
 受講者同士の関係構築:連続日程の開催の場合、極力受講者同士や受講者と講師の関係構築を
行い、一人ひとりへの対応を行うことを意図する
 運営サポート:講師は講義・ファシリテーションに専念できるよう、当日、技術的なサポートと、目の行き
届かない範囲をカバーするサポートが期待される




(オンライン研修を実施する上で、難しいと感じている点)




【会社概要】
株式会社セルム (https://www.celm.co.jp/)
東京都渋谷区恵比寿 1-19-19 恵比寿ビジネスタワー7F
代表取締役社長 加島 禎二

【事業内容】
大手企業の経営人材開発を支援するトップ企業。日本を代表する企業の人材開発支援で圧倒的な実績を誇
る。育成指導者として、企業経営並びにコンサルティングファームでの経験を有する一流のプロフェッショルを約
1,300 名のネットワーク・プラットフォームから起用。経営的な視点で顧客企業と共に本質的な課題を設定し、事
業進化、イノベーション、経営高度化のための基盤となる人材開発・組織開発を長期的に支援。

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社セルム (https://www.celm.co.jp/) TEL: 03-3440-0015 FAX: 03-3440-0013 担当: 内田

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