「スマートOCRクラウドサービス」販売開始のお知らせ

平成 30 年9月 27 日
各 位
会 社 名 株式会社アイリックコーポレーション
代表者名 代表取締役社長 勝本 竜二
(コード番号:7325 東証マザーズ)
問合せ先 取締役管理本部長 戸谷 元彦
(TEL 03-5840-9551)


人工知能OCRを用いたWEBクラウドサービス
「スマートOCRクラウドサービス」販売開始のお知らせ


株式会社アイリックコーポレーション(本社:東京都文京区 代表取締役:勝本竜二、以下「当社」)の 100%
子会社である株式会社インフォディオ(本社:東京都文京区 代表取締役:勝本伸弘)は、AI-OCR(ディープラ
ーニングによる OCR )を用いた「スマート OCR クラウドサービス」を 10 月 1 日(月)から販売開始すること
をお知らせいたします。


1.開発の背景
「働き方改革」が叫ばれるようになり、労働生産性の向上は重要なテーマです。生産性向上のために RPA
(注
1)などの業務自動化のソリューションが導入されつつありますが、紙帳票のデータ化は未だに人手に依存し
ているのが現状です。様式が定まっている定型フォーマット帳票のデータ化は従来の OCR(注 2)でも可能で
したが、請求書、発注書、健康診断書等の様式が定まっていない非定型フォーマット帳票のデータ化は難しく、
多くの人手を要しています。
本サービスは、さまざまなフォーマットの紙帳票の効率的なデータ化を可能とし、データ入力業務の効率化
とコスト削減に貢献します。


2.製品特徴
「スマート OCR クラウドサービス」
(「スマート OCR」注 3)は会計業務に特化した AI-OCR WEB サービス「AI」
( ) (
注 4)で、請求書版、発注書版等、さまざまなバリエーションを順次リリースします。WEB ブラウザさえあれ
ば、スキャナー、複合機、スマートフォンアプリ等で読み込んだ請求書や発注書の画像を OCR 変換し、インテ
リジェンスデータ抽出機能により請求金額、請求日、請求元会社名、振込先口座情報、明細情報等を自動的に
抽出することが可能です。
抽出されたデータは、CSV 出力、API 連携、RPA 等により会計システムに取り込むことが可能です。
3.今後の見通し
2019 年 6 月期に与える影響は現時点では軽微です。今後業績に重大な影響をあたえる事が明らかになった
場合は、速やかに開示いたします。


以上




【用語解説】
(注 1)RPA(Robotic Process Automation)
これまで人間が手作業で行ってきた仕事を、機械やソフトウェアなどに代行してもらうことにより、業務の大
部分における自動化や効率化を図る取り組み。


(注 2)OCR(Optical Character Recognition)
光学式文字読み取り装置。印刷物などの文字を、光を当てることで読み取り、テキストデータに変換する仕組
み。


(注 3)
「スマート OCR」
さまざまなフォーマットの紙帳票をデータ化することが可能な AI-OCR WEB システム。2018 年 5 月から始め
た住友生命との共同開発では健康診断書のデータ化開発を行っている。既に生命保険等の保険証券の読取りに
利用されている。


(注 4)AI(Artificial Intelligence)
人間の知的活動の一部を人工的に再現したソフトウェアを指す。近年はディープラーニングという人間の神経
細胞(ニューロン)の仕組みを模した多層のニューラルネットワーク技術を用い、コンピューター自らがデー
タに含まれる潜在的な特徴をとらえることが可能となっている。




【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社アイリックコーポレーション 広報宣伝部 古川
TEL:03-5840-9561、E-mail:branding@irrc.co.jp

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