公立大学法人首都大学東京との「産学連携による中小企業支援に関する協定」の締結について

平成 29 年 8 月 2 日
各 位
会 社 名 株式会社東京TYフィナンシャルグループ
代表者名 代表取締役社長 味岡 桂三
コード番号 7173 東証第一部
問合せ先 経営企画部長 水藤 有仁
(TEL 03-5341-4301)


公立大学法人首都大学東京との「産学連携による中小企業支援に関する協定」の締結について

株式会社東京TYフィナンシャルグループ(代表取締役社長 味岡 桂三)並びに同社傘下の株式会社東京
都民銀行(頭取 坂本 隆)
、株式会社八千代銀行(頭取 田原 宏和)及び株式会社新銀行東京(代表取締役
社長執行役員 常久 秀紀)(以下、4者を総称して「東京TYFG及び傘下銀行」という。
)は、このたび、
公立大学法人首都大学東京※(理事長 島田 晴雄)
(以下、
「首都大学東京」という。
)と、
「産学連携による
中小企業支援に関する協定」を締結いたしましたので、お知らせいたします。
中小企業においては、独自の技術やサービス等により地域経済を支える事業を展開している一方で、技術
的課題の解決や新たな製品開発、経営者育成、業務改善等が喫緊の課題となっています。
そこで、総合大学として広い学術分野と豊富な教授陣を有する首都大学東京と、首都圏に多くの店舗ネッ
トワークを持つ地域金融機関である東京TYFG及び傘下銀行が相互に協力し、地域中小企業の課題解決を
強力に支援することで、中小企業を取り巻く産業の振興及び地域経済の発展に貢献してまいります。


※ 公立大学法人首都大学東京は、首都大学東京、産業技術大学院大学、東京都立産業技術高等専門学校
という2大学1高専の高等教育機関を有する公立大学法人です。





1.調印式
(1) 日 時 平成 29 年 8 月 2 日(水)午前 10 時
(2) 場 所 東京TYフィナンシャルグループ本社
(3) 出席者 首都大学東京 理事長 島田 晴雄
東京TYフィナンシャルグループ 代表取締役社長 味岡 桂三
東京都民銀行 取締役頭取 坂本 隆
八千代銀行 取締役頭取 田原 宏和
新銀行東京 代表取締役社長執行役員 常久 秀紀




(左から順に、東京都民銀行 坂本頭取、東京 TYFG 味岡社長、首都大学東京 島田理事長、八千代銀行 田原頭取、新銀行東京 常久社長)


- 1 -
2.協定に基づく協力事項
(1) 首都大学東京の研究成果と地域中小企業等の技術ニーズとのマッチングの相互協力
(2) 地域中小企業が持つ技術等に関する相談・分析・評価等
(3) 首都大学東京と地域中小企業との共同研究等
(4) 地域中小企業の技術発展のための意見交換等
(5) 東京TYFG及び傘下銀行と首都大学東京との人材交流
(6) その他、各当事者が合意した事項


3.具体的な連携事業
(1) 技術懇親会の共催
○ 首都大学東京が保有する技術や知見を地域中小企業に紹介する機会として、「技術懇親会」を共催
します。
○ 地域中小企業の関心が高いテーマや中小企業の強みを活かせる分野を選定し、首都大学東京の研究
シーズ及び研究者と地域中小企業との交流促進を実現します。
○ 地域中小企業、東京TYFG及び傘下銀行、首都大学東京が一体となり、協力関係を構築すること
で、新製品開発に向けた共同研究の実施や新事業の創出に結び付けていきます。
○ 各回テーマを設け、定期的に実施していくことで、中小企業の多様な業種・業態の技術ニーズに応
え、中小企業の事業展開を広範にわたり支援します。
○ 技術懇親会終了後も、各企業の要望に応じ、首都大学東京への技術相談やビジネスマッチング、東
京TYFG連携機関が取り扱う助成事業のご紹介等、継続的な個別支援を実施します。


技術懇親会(第一回、機械工学編) 開催概要 ※詳細は別紙参照
日 時 平成 29 年 9 月 15 日(金)14 時より
会 場 首都大学東京 南大沢キャンパス 国際交流会館
定 員 50 名
テーマ 首都大学東京の技術を活かした中小企業のものづくり支援
内 容 <講演会> ※発表テーマは予定
① 流れから医療・社会を考える臓器工学
② 金属3D プリンタによる部品製造の航空宇宙分野への展開
③ プラスチックと複合材料の成形加工
④ 身体の動きの力学分析と健康福祉用具の開発
<研究室見学会>
教授の研究室を見学し、保有する技術や実験機器等について意見交換
<その他>
関心のある技術について、教授等に個別に相談できる時間を設定


(2) 次世代経営者に対する支援
○ 東京TYFG及び傘下銀行と首都大学東京が連携し、セミナー等を通して中小企業の次世代経営者
育成を支援します。
○ 東京TYFG及び傘下銀行が開講する次世代経営者向けセミナー等に首都大学東京の教授等を招
聘し、経営改善や新たな事業展開に役立つ視点及びアイディアを提供します。
(例)中小企業の経営者が「将来の東京の姿」
「将来の都市の姿」をイメージし、新たなビジネス
チャンスを獲得する契機となることを目指した「企業価値向上講座」の開講など。


- 2 -
(3) 新事業創出プラットフォームの創設
○ 首都大学東京や研究機関が持つ知見や研究ノウハウ、相談機能等を地域中小企業が広く活用できる
よう、新事業創出プラットフォームを創設します。
○ 中小企業が新事業創出や製品開発等に積極的に取り組める環境を作り出すために、首都大学東京及
び連携研究機関共通の相談フォームを整備し、また、東京TYFGがその橋渡し役を担い、将来的
な共同研究等の進展に向けた支援体制を構築します。


また、首都大学東京が伊豆大島をモデル地域として開発した「中核的専門人材養成プログラム」
(観光を軸
として地域産業の複数を有機的に組み合わせた事業形態を提案する「新6次産業コーディネーター」養成講
座)の実施にあたり、東京TYFGから事業評価の専門家を派遣するなど、個別の連携事業も実施します。
上記のほか、中小企業支援を目的としたさらなる連携事業の実施に向けて、検討を進めてまいります。



以上




【本件に関するお問い合わせ先】
東京TYフィナンシャルグループ 経営企画部
東京都民銀行 経営企画部広報室 TEL 03-3505-2155
八千代銀行 経営企画部IR課 TEL 03-3352-2295
新銀行東京 経 営 企 画 部 TEL 03-6302-3598




- 3 -

8630

新着おすすめ記事