グリーン合同運用指定金銭信託への投資について

2018 年 9 月 28 日
各 位
会 社 名 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ
代表者名 代表取締役社長 味岡 桂三
コード番号 7173 東証第一部
問合せ先 経営企画部長 澁谷 浩
(TEL 03-5341-4301)

グリーン合同運用指定金銭信託への投資について
当社子会社の株式会社きらぼし銀行(頭取 渡邊 壽信、以下「きらぼし銀行」といいます。 )は、
三井住友信託銀行株式会社(取締役社長 橋本 勝、以下「三井住友信託銀行」といいます。)が組成した
「グリーン合同運用指定金銭信託(商品名:UUR グリーントラスト)
」への投資を実施しましたので、お
知らせいたします。

1.グリーントラストについて
「UUR グリーントラスト」は、J-REIT であるユナイテッド・アーバン投資法人(以下「UUR」
といいます。 )のグリーンビルディング(※1)の新規取得・リファイナンスに資金使途を限定した貸
付金で運用する、三井住友信託銀行が組成した合同運用指定金銭信託(以下「グリーントラスト」と
いいます。 )です。
グリーントラストの受益権は、国際資本市場協会(ICMA)により策定された国際的なガイドライ
ンであるグリーンボンド原則に準拠し、 株式会社日本格付研究所 (以下「JCR」といいます。 の
) 「JCR
グリーンボンド評価」において、最高位である「Green1」の評価を取得しています。また、UUR グ
リーントラストからの貸付金についても、 「JCR グリーンローン評価」において、最高位である
「Green1」の評価を取得しています。
なお、UUR グリーントラストは、合同運用指定金銭信託を活用したグリーンファイナンス(※2)
として、本邦初の取組みとなります。
≪スキーム概要≫

JCRグリーンローン評価「Green1」 JCR JCRグリーンボンド評価「Green1」
(最高位) (最高位)



貸付実行 金銭の信託

UURグリーントラスト 投資家
UUR
(受託者:三井住友信託銀行) ( きらぼし銀行 等)

元利金 償還金・配当金


2.グリーントラストへの投資の目的
世界的に ESG(環境・社会・ガバナンス)投資への関心が高まる中、環境改善効果のある事業等を
資金使途としたグリーンファイナンスへの取組みが拡大しております。 当社グループは、
「環境問題へ
の取組み」を CSR の行動指針のひとつと定めており、本件投資を通じて持続可能な地域社会の形成
に貢献するとともに、今後とも環境保全活動や、環境に配慮した金融商品の取扱い等の取組みを積極
的に展開してまいります。

※1 グリーンビルディング
グリーンボンド原則、グリーンローン原則または環境省のグリーンボンドガイドラインに定義されているグリーン
プロジェクトのうち、地域、国または国際的に認知された標準や認証を受けた不動産。
※2 グリーンファイナンス
環境問題の解決に資する投資へのファイナンス。気候変動問題をはじめとする環境問題が深刻化する中、問題解決に
必要な資金をいかに調達するかが課題となっており、近年注目度が高まっている。
以上

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