若手研究者研究費助成制度「大学発アーバンイノベーション神戸」に対する寄附の実施に関するお知らせ

2024 年 1 月 30 日
各 位
会 社 名 フルサト・マルカホールディングス株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 古里 龍平
(コード:7128 東証プライム)
問合せ先 執行役員 管理本部 本部長 藤井 武嗣
(TEL. 06-6946-1600)



若手研究者研究費助成制度「大学発アーバンイノベーション神戸」に対する
寄附の実施に関するお知らせ



フルサト・マルカホールディングス株式会社(代表取締役社長 古里 龍平、以下、当社)は、神戸市(市
長 久元 喜造)が運営する若手研究者の研究費助成制度「大学発アーバンイノベーション神戸」
(以下、当制
度)に対して、企業版ふるさと納税制度を活用し 1,000 万円の寄附を実施し、このたび神戸市役所において感
謝状が贈呈されましたのでお知らせ致します。





我が国において少子高齢化が急速に進展する中で、日本全体、特に地方の人口の減少に歯止めをかけるとと
もに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活
力ある日本社会を維持していくことが、喫緊の課題となっています。


神戸市では SDGs に紐づけられた「神戸 2025 ビジョン」の基本目標の達成につながる人口減少などの地域
課題・行政課題の解決等を目的とする若手研究者による独創的な研究教育活動への助成を通じた、産官学共創
による大学の研究・教育成果の社会実装化の推進及び地域発イノベーション実現のため当制度を運営していま
す。


当社はグループとして掲げるビジョン「叶えたいが、あふれる社会へ」を実現させるため、経済的価値と社
会的価値の両立を目指した「サステナビリティ基本方針」を策定し、環境・社会問題への取り組みとしての社
会貢献活動を通じた地域経済の発展や環境保全による社会・環境的価値の向上を図っています。
今回、当社の社会貢献活動方針に照らし、神戸市による当制度が社会課題の解決につながると共に、若手研
究者の育成及び研究の助成となることを勘案し、寄附を実施することと致しました。


寄附に当たり、当社の事業戦略を踏まえて〔企業テーマ提案型メニュー〕に対し、“少子高齢化による労働力
人口層の減少を要因とした労働生産性低下抑制につながる研究”を募集テーマに設定致しました。これは、当社
が中期経営計画において社会・環境価値として掲げる「少子化による人手不足」
「高齢化による匠技継承の必要
性」といった課題解決のための取り組みである、AI、IoT、ロボット化の推進や、将来的なスマートファクト
リー実現に向けた研究とも親和性が高く、寄附による資金面のみならず、当社の持つ知見や設備等の提供とい
った側面においても共創が可能であるという判断によるものであります。


当社は、京都大学大学院農学研究科との共同研究に基づいた牛の分娩予兆検知システムの開発など、産学連
携(場合によっては産官学連携)による共同研究や資金支援を実施しており、今後も、社会課題の解決に資す
るような研究等に対する支援を積極的に行ってまいります。


【企業版ふるさと納税の寄付に対する感謝状贈呈式】
2024 年 1 月 29 日(月)神戸市役所において、当社社長の古里より寄附の目録をお渡しし、副市長の小原様
より感謝状が授与されました。




以上

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