主要トラックの配送時に排出される「CO2のカーボンオフセット」実施について

2023 年6月 19 日
各 位
コーユーレンティア株式会社


主要トラックの配送時に排出される「CO2のカーボンオフセット」実施について


コーユーレンティア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 梅木 孝治、以下「コー
ユーレンティア」)は、サステナビリティ委員会(委員長は当社取締役 長田 朋久)の決定をも
とに、地球温暖化対策への貢献と、レンタルサービスの価値向上を目的として、当社の主要な
トラックが配送時に排出する CO2について、カーボンオフセットを実施致します。





1.カーボンオフセットを開始する経緯
地球温暖化への対策が急務である昨今、当社の主要サービスであるレンタルサービスは温
室効果ガスの排出が少なく、環境負荷の少ない循環型事業であると考えています。
また 2022 年にはマテリアリティを策定し、事業活動においても脱炭素に向けて取り組んで
おります。
その一方で、レンタルサービスにおいて、トラックによる輸送の際に排出される温室効果ガ
スがレンタルの温室効果ガス抑制効果を相殺し、全体として温室効果ガスを増加させる「バ
ックファイア効果」を発生させる可能性が指摘されています(※1)

当社ではこれまで配送時の CO2排出量の低減に努めて参りましたが、早急にバックファイ
ア効果へ対処することが責務であると認識しています。
こうした背景から、
2023 年度より当社の主要なトラックが配送時に排出する CO2 について、
カーボンオフセットを行うことと致しました。


※1(参考文献)
2021 年 12 月 15 日付 国立環境研究所・東京大学工学系研究科報道発表
「サーキュラーエコノミーを脱炭素化につなげるための必須条件を解明」
(小出 瑠・南齋 規介・村上 進亮)





2.当社グループの事業活動における脱炭素への取り組み
当社グループは 2022 年にマテリアリティを策定し、「事業活動により排出される CO₂
削減で脱炭素へ貢献する」ことを掲げ、商品開発から営業、物流までをバリューチェーン
として捉え、脱炭素に向けて取り組んでおります。
【主な脱炭素への取り組み】
① 商品開発
資源再利用のポリエステル素材の生地を使ったレンタル用 FF&E 商品を独自開発
② 営業車両をガソリン車から HEV 車へ転換
営業用の車両について、順次 HEV 車への切り替えを進める計画
③ 倉庫内照明の LED 化
当社グループの自社倉庫(千葉県、愛知県、福岡県)の照明を LED 化
④ 自社倉庫への太陽光パネルの設置
2005 年より、自社倉庫(千葉県、愛知県、福岡県)に太陽光パネルの設置を進めて
おり、今年末には年間 160,000 kWh の発電量に拡大する計画
⑤ EV トラックの導入(※2)
コーユーレンティアと子会社で物流・配送事業を担うコーユーロジックス株式会社
(代表取締役社長 長田 朋久)が、脱炭素に向けた取り組みの一環として、2023 年
2 月にレンタル商品を運搬のための EV トラックを導入
※2(関連リリース)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7081/tdnet/2240735/00.pdf




以 上


【本リリースに関する問い合わせ】
コーユーレンティア株式会社 IR 広報室
TEL:03-6478-9724 koho@koyou.co.jp





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