CriteoへポストCookie時代に向けたターゲティング技術を提供

報道関係者各位
2024 年 3 月 19 日
株式会社インティメート・マージャー



国内最大級パブリック DMP を提供するインティメート・マージャー

Criteo へポスト Cookie 時代に向けたターゲティング技術を提供
共通 ID ソリューション「IM-UID」との連携を開始
~実証テストの結果、CPC が平均 30%改善、リーチは 20%拡大~
国内最大級パブリック DMP を提供するデータプラットフォームカンパニーの株式会社インティメート・マージャー(本社:東京都港区、
代表取締役社長:簗島 亮次、以下当社)は、当社が提供する 3rd Party Cookie に依存しない共通 ID ソリューション 「IM
Universal Identifier(以下 IM-UID)」を、コマースメディアを展開する Criteo(クリテオ、本社:フランス、日本代表取締役:グレー
ス・フロム、以下 Criteo)が提供するターゲティング広告ソリューションに技術提供し、連携開始したことをお知らせします。




広告業界ならびに広告のエコシステムにおいては、モバイル識別子や 3rd Party Cookie の段階的な廃止、および各ブラウザにおけ
る様々な ID の制限により、広告主・ブランドはデジタル広告ソリューションの次なる一手を必要としています。また一方で、データ活用や
収集への世界的な規制強化を受けて、パブリッシャーは縮小する収益を拡大する新たな対応策を求めています。

今回、当社の「IM-UID」を Criteo が提供するターゲティング広告ソリューションに技術提供し連携しました。これにより、大規模なス
ケールが特徴の共通 ID を利用し、広告主はこれまで 3rd Party Cookie なしではリーチが難しかった広範囲のユーザーにリーチできる
ほか、パブリッシャーの収益改善にも貢献できます。

事前に Criteo のサービスを利用する 9 社を対象に「IM-UID」を活用したターゲティング広告の実証テストキャンペーンを実施したと
ころ、平均して CPC が 30%改善し、リーチは 20%拡大するなど、3rd Party Cookie を活用したターゲティングソリューションと遜色な
い成果が見えました。
また、この実証テストキャンペーンを経て当社の代表取締役社長・簗島亮次と、Criteo アジア太平洋地域マーケティング・ソリューショ
ン統括マネージングディレクター 兼 日本代表取締役であるグレース・フロム(Grace Fromm)は、次のように述べています。

■株式会社インティメート・マージャーの代表取締役社長・簗島亮次
「私たちは、今後のクッキー規制対策として IM-UID を Criteo に導入いただいたことを非常に光栄に思っております。最近、
Chrome におけるサードパーティ・クッキーの段階的廃止が開始され、これに伴い広告主様のターゲティング精度が低下するほか、パブリ
ッシャー様の CPM が下落するなどの懸念が生じています。今回の連携により、Criteo を活用している広告主様は IM-UID を用いた
配信を行うことが可能になります。これにより、広告主様はこれまでリーチできなかったユーザーにも広告を届けることができるようになりま
す。また、IM-UID を導入しているパブリッシャー様は、CPM の下落を防ぐことが期待されます。この連携を通じて、広告業界が直面して
いる課題に対する一つの解決策を提供できることを楽しみにしています。」

■Criteo アジア太平洋地域マーケティング・ソリューション統括マネージングディレクター 兼 日本代表取締役であるグレース・フロ
ム(Grace Fromm)
「この度、日本での共通 ID ソリューションのパイオニアである IM-UID との連携に、大きな期待と可能性を感じています。Criteo は、
段階的なサードパーティ・クッキーの廃止に向けて、包括的かつ多角的な(ユーザーを特定できる)アドレサビリティ戦略を実行していま
す。ファーストパーティ・データ、サードパーティーID 連携、Google プライバシー サンドボックスへの参加、クローズド環境の整備など、さま
ざまなアプローチを整え、これらを当社が 18 年以上培ってきた AI 技術とクッキーを使わない購買行動のシグナルデータが下支えしてい
ます。本連携も、当社のアドレサビリティ戦略を支える強力な一つの柱であり、今後も広告主やパブリッシャーがクッキーレス環境下でも
最適なユーザーに効率的にエンゲージできるようにサポートしていきます」

当社は、消費者のプライバシーに配慮しながら、さまざまな領域でのデータ活用を目指し、今後も”データと AI 技術”を活用したプロダ
クト開発・マーケティングの支援を推進してまいります。

■株式会社インティメート・マージャーについて(https://corp.intimatemerger.com/)
「世の中のさまざまな領域における、データを使った効率化」をミッションに掲げ、国内 DMP 市場導入シェア No.1(※1)のデータ活用プラットフォ
ーム「IM-DMP」を保有するデータマーケティングカンパニー。約 4.7 億のオーディエンスデータ(※2)と高度な分析技術を掛け合わせたデータ活
用プラットフォーム「IM-DMP」の提供・構築支援、データ活用に関するコンサルティングサービスを提供しています。また、プライバシー保護に関
する取り組みとして、一般社団法人 日本経済団体連合会が掲げる「個人データ適正利用経営宣言」に賛同しています。今後は Sales
Tech や Fin Tech、Privacy Tech などの X-Tech 領域に事業を展開し「データビジネスのプロデューサー集団」を目指します。

■ Criteo について(https:// www.criteo.com/jp/)
Criteo S.A.(NASDAQ: CRTO)は、より良いコマースの成果をマーケターやメディアオーナーに提供するグローバルコマースメディア
企業です。業界をリードするコマースメディア・プラットフォームは、22,000 人以上のマーケターと数千以上のメディアオーナーを連携させ、
商品との出会いから購入までのより豊かな体験を買い物客にもたらします。信頼性に高いインパクトのある広告を提供することで、
Criteo は、新たな発見、イノベーションの実現、より豊かな選択を可能にするオープンインターネットを支えています。 ※CRITEO 株式
会社はその日本法人です。
※1 出典元:「DataSign Web サービス調査レポート 2021.2」
※2 一定期間内に計測された重複のないブラウザの数を⽰します。多くの場合、ブラウザの識別には Cookie が利用され、一定期間内に計測された重複のない Cookie の数のことを⽰します。


本リリースに関する報道関係者のお問い合わせ
株式会社インティメート・マージャー 広報担当 岸田
Email:pr@intimatemerger.com

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