非対面営業をAIで支援するツール「SAIN」の利用が20社を超える

News Release
報道関係各位
2020 年 9 月 28 日
ブリッジインターナショナル株式会社


非対面営業を AI で支援するツール「SAIN」の利用が 20 社を超える
- コロナ禍でインサイドセールスへのシフトが加速 -

法人営業改革支援のブリッジインターナショナル株式会社(本社:東京都世田谷区、代表
取締役社長:吉田融正、以下「ブリッジ」)は、インサイドセールスを AI で支援するツー
ル「SAIN」(Sales AI Navigator)の利用が拡大し、大手 IT 情報・通信業、ソフトウェア
開発・販売業、金融業など利用社数が 22 社に達したと発表しました。

テレワークの導入が様々な業種/職種において広がりつつある中、法人営業の現場におい
ても、電話や e メール、オンライン会議ツールを活用して非対面で商談を行うインサイドセ
ールスの需要が急速に高まっています。
SAIN は 2019 年 12 月に本格販売開始以来、導入が進んできましたが、ニューノーマル時
代において、非対面営業を前提とした法人営業改革を支援するツールとして利用・検討が加
速しています。これまでの導入企業から得られた成果は以下の通りです。

■非対面営業を導入する業種が拡大
インサイドセールスは主として外資系の IT 企業を中心として利用されてきましたが、国
内 IT 企業、通信業に加え、製造業、金融業においても導入が拡大しています。非対面営業
による法人営業改革は業種を問わず進展しつつあります。

■非対面営業活動が数値化され、効率が具体的に向上
電話や e-メールでのやりとりを見える化し、AI を活用してデータに基づいた営業活動が
可能になります。リードの案件化率や会話品質の向上など営業活動が数値化され、効率の向
上が実現しています。

■非対面営業と訪問営業の組み合わせによる法人営業改革が推進
ニューノーマル環境下で非対面営業へのシフトが加速し、これまでの訪問営業と非対面営
業との役割分担の見直しが進み、最適な組み合わせによる法人営業改革が進んでいます。

具体的な導入事例は以下の通りです。

SAIN 導入事例
■ A 社(外資系大手ソフトウェア事業)
導入サービス:SAIN「モニタリング」
【課題】
・インサイドセールスの品質向上
・スーパーバイザーのモニタリング、メンバー指導の効率化
【概要と成果】
A 社では、売上を最大化するために、既存ユーザーの離反防止、ロイヤリティ向上、ク
ロスセル/アップセルをミッションとして、インサイドセールス活動をしています。
SAIN「モニタリング」を導入し、コール状況や会話内容がダッシュボードで可視化さ
れたことにより、インサイドセールス自身の意識改善にも繋がり、短期間で有効会話率
が 10%向上、案件化率が 12%向上しました。また、スーパーバイザーは、会話のテキスト
化や多様な検索機能を使うことで、改善点の把握や指導時間は 3/1 の削減につながり、
一人あたりの指導頻度、指導人数が増えたことで育成・成長スピードアップにつながり
ました。
テレワーク開始後のリモート環境での運用管理やインサイドセールス間での情報共有
にも、効果を発揮しています。
【実績】




■ B 社(国内大手 IT 関連サービス業)
導入サービス:SAIN「ターゲティング」
【課題】
・エンドユーザーへのアプローチのためのデータが肥大化
・新規案件の発掘と醸成が困難
・コロナ禍により、顧客接点とリード数の減少
【概要と成果】
B 社は、エンドユーザーへの販売は行わないパートナービジネスにおいて、主にリード
(注 1)
獲得とリードからのナーチャリング(注 2)の生産性アップを目的としてインサイドセ
ールスを導入しています。
コロナ禍での急速なテレワークの普及に伴い、営業は訪問ができず顧客接点の減少、
リード数の減少傾向となり、今までよりも営業生産性やデータ管理の徹底が求められ、
優先顧客の見極めや判断が重要となります。アプローチ先や優先順位付けを、より効率
化するために、SAIN「ターゲティング」を導入しました。
顧客の見込み度合いを数値化することで、適切に優先づけされた精度の高い営業リス
トを用いて活動することで、課題獲得率、アポイント獲得率ともに 1.5 倍の向上に成功
しました。
【実績】
■ C 社(国内大手 PC/プリンター・ソフトウェア製品販売業)
導入サービス:SAIN「モニタリング」
【課題】
・インサイドセールスによるネガティブワードの頻発により商談の機会損失
【概要と成果】
C 社では、訪問営業やパートナーとのセリングにおいて質の高い案件化をミッションと
してリード精査からナーチャリング活動を行っています。
SAIN「モニタリング」の定性情報(ネガティブワード、ポジティブワード、効果的な
訴求ワード等)を可視化することで、提案時の癖や早期の原因特定など質と量の向上が
図れ、社内の連携がスムーズに行えるようになりました。検討時期や予算の質問を「は
い、いいえ」で答えられる設定にした場合に、 「~~は難しいでしょうか?」と否定的
(ネガティブ)なワードを使ってしまいがちなインサイドセールスは、商談の障壁とな
ってしまうことが多くありました。
そこで特定ワードの出現推移を数値化/見える化したことにより、1 か月間で「難しい
」と発する機会は 77%減少し、有効な会話、スキルアップにつながりました。
【実績】




質問の中の「難しい」のワード数
1 か⽉で 77%減少




SAIN 概要
SAIN は、インサイドセールスに関わる全ての管理者(マネージャーやスーパーバイザー
等)とコール担当者の業務を AI を活用して支援するクラウド・サービスです。
SAIN は、インサイドセールス活動の高品質化・平準化を実現する AI ツールとして、
『顧客
との会話音声』や『顧客情報』などのビッグデータを解析し、インサイドセールス担当者の
指導強化、会話内容の品質向上、可能性の高い見込み客へのアプローチを可能とし、インサ
イドセールスの成果の最大化を実現します。

■主な機能
1.モニタリング機能
AI の力で顧客の声を可視化。会話の見える化により指導・改善をスピーディーに。
インサイドセールスに欠かせない会話内容の改善。顧客との会話内容のテキスト化により、
スムーズな指導や早期コンディション把握を可能にします。

2.ターゲティング機能
どの顧客に何の商材を提案すべきか、属人的ではない AI による提案先を選出。
お客様の製品・サービス購入のポテンシャルが高いアプローチ先をスコアリングによりリス
トアップし、効果的なインサイセールス活動を支援します。

3.コールナビ機能
AI が次の会話をナビゲート。必要な情報を、必要なタイミングで。
インサイドセールスが顧客と会話を行う際に、相手の反応に応じて商談に必要な情報の抜け
漏れを自動的に提示し、会話品質の向上とともに、効果的なインサイドセールス活動の実現
を支援します。また、スーパーバイザーのリアルタイムモニター機能により適切なアドバイ
スをインサイドセールスに送信でき、より高度な会話をサポートします。



【ブリッジインターナショナル株式会社 会社概要】https://bridge-g.com/
社 名:ブリッジインターナショナル株式会社 (BRIDGE International Corp.)
代表者:代表取締役社長 吉田融正
設 立:2002 年 1 月
本 社:東京都世田谷区若林 1-18-10 みかみビル
市 場:東証マザーズ 7039


ブリッジインターナショナル株式会社は、2002 年に会社を設立して以来、インサイドセー
ルスのリーディングカンパニーとして法人営業改革の支援をしています。
2018 年 10 月に東証マザーズに上場、インサイドセールスに関連する銘柄では初の企業で
す。

注釈
注1 リード:見込み客
注2 ナーチャリング:見込み客を顧客に育てる方法

【報道関係のお問い合わせ先】
ブリッジインターナショナル株式会社
コンサルティング本部 マーケティング&コミュニケーション
〒154-0023 東京都世田谷区若林 1-18-10 みかみビル
TEL:03-5787-3080(代表)
E-mail:mktg@bridge-g.com

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