クオリティソフトと双葉電子工業がドローン運用のセキュリティを向上させるドローン運用管理システムを開発

2021 年5月 12 日

会 社 名 双 葉 電 子 工 業 株 式 会 社
代 表 者 代表取締役社長 有 馬 資 明
(コード番号 6986 東 証 第 一 部 )



クオリティソフトと双葉電子工業がドローン運用のセキュリティを
向上させるドローン運用管理システムを開発

IT関連事業及びドローンソリューション事業を手掛けるクオリティソフト株式会社(本社:
和歌山県西牟婁郡白浜町、代表取締役社長:浦 聖治)と当社は、今後のドローン活用の広がりを
見据え、セキュアな環境でドローンを運用することができる、クラウドサービスによるドローン
運用管理システムを開発いたしました。この仕組みにより、操縦者とドローン機体の両方が認証
されて初めて飛行が可能となり、操縦者の操作記録と飛行ログも紐付けて管理することができる
ため、国が目指す「航空保安対策の確実な実施」の実現に向けた基盤構築に貢献いたします。

今後両社は、安心安全なドローン活用を推進するため、より安全でセキュアな運用環境を構築
するための研究開発を進めてまいります。

※クオリティソフト株式会社は「ISO/IEC 27001」認証を取得済みです。
また、クオリティソフト株式会社が提供する既存クラウドサービスは 「ISO/IEC 27017」
認証を取得しており、ドローン運用管理システムにおいてもこのノウハウを活用したシステ
ム構築を進めております。

■特長
1.クラウドサービスによる認証
飛行させる機体と操縦するオペレーターを紐付けておき、飛行する現場でインターネット
に接続後(※1)認証することで機体が飛行可能な状態に切り替わります。
また、飛行許可証の有無や内容も紐付けて管理ができるため、飛行禁止エリアにおける許
可証無しでの飛行も制限することが可能です。
飛行に認証が必要となるため、機体が盗難にあっても認証されない限り飛行ができず、万
が一認証情報が漏洩したとしても、クラウドサービス上で対象機体の認証を拒絶設定にする
ことで不正利用を防ぐことが可能となります。
※1 インターネットに接続できない状況においても、安全に認証できるオフライン認証の
仕組みをご用意。

2.飛行ログおよび操作ログの管理
認証後に飛行させることで、「誰が」「いつ」「どこで」「どのように飛行させた」とい
った情報を飛行ログとして管理することができます。
これにより、以下のような安全対策に繋がることが期待されます。
・日常のドローン運用が安全に実施されているかの確認
・万が一、トラブル(事故や不正運用)が発生した際の原因追跡
このように記録を残しておくことで、自社のドローンが安全に管理され運用できているこ
との証明にも活用できます。





また、管理用WEBコンソールでの操作をログに残しておくことで、ドローン運用のセキ
ュリティを向上させます。

3.画面イメージ
※画面イメージは開発中のものです。仕様は予告なく変更されることがあります。




■プラットホーム機体(※カスタマイズしてシステム対応します。)
1.産業用ドローン
【FMC-01】 【FMC-02】
ヘキサタイプ




クワッドタイプ




製品情報: http://www.futaba.co.jp/robot/industrial_drone/index

2.アナウンサードローン
【QAF-02】




製品情報: https://drone-bc.jp/announcer-drone/index.html





<製品に関するお問合せ先>
〒101-0023 東京都千代田区神田松永町 19 秋葉原ビルディング 5F
双葉電子工業株式会社
システムソリューション事業センター 営業部
担当 石橋 友洋
TEL 03-4316-4818
FAX 03-4316-4823
メールアドレス rc_sol@ml.futaba.co.jp

<本件に関するお問合せ先>
〒297-8588 千葉県茂原市大芝 629
双葉電子工業株式会社
総務法務部長 渋谷 育男
TEL 0475-26-0106
FAX 0475-23-1346
E-mail:IR@ml.futaba.co.jp





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