フクダ電子の生体情報モニタおよび空気清浄除菌脱臭装置がグッドデザイン賞を受賞

2022年10月14日
各 位
会社名 フクダ電子株式会社
代表者名 代表取締役社長 白井 大治郎
(コード:6960、東証スタンダード市場)
問合せ先 社長室 経営企画部
(TEL. 03-5684-1558)

フクダ電子の生体情報モニタおよび空気清浄除菌脱臭装置が
グッドデザイン賞を受賞

フクダ電子の生体情報モニタ『ダイナスコープ/ DYNASCOPE DS-1200 system』と空気清浄除菌脱
臭装置『FDS-01』の2製品が、公益財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2022年度グッドデ
ザイン賞」を受賞いたしました。
フクダ電子はこれからも社会的使命に徹し、ME機器の開発を通じて医学の発展に寄与するととも
に、医療機器専門メーカーとして、安全・安心・快適を基軸として「お客様に信頼される企業」に
なることを目指してまいります。

1.受賞製品の概要
生体情報モニタ ダイナスコープ [DYNASCOPE DS-1200 system]
中小病院の重症室(オペ室、ICU、NICU)向けの生体情報モニタです。患者に接続した各種セン
サから生体情報を取得しその容態を監視します。新搭載の早期警告スコア(EWS)は患者容態の
急変を早期に察知する指標となり、現場での医療判断を支援します。





空気清浄除菌脱臭装置 [FDS-01]
患者様や医療従事者の方々に清潔で安心な空気を提供するために開発した空気清浄除菌脱臭装
置です。高密度のULPA(ウルパ)フィルターによる高い空気清浄能力を有し、機器内部に搭載
されたUVランプによりウィルスを捕集したフィルターも清潔に保ちます。また組立式テントと
組み合わせ、簡便に陰圧の隔離空間を作ることが可能です。




2.審査委員評価コメント
生体情報モニタ ダイナスコープ [DYNASCOPE DS-1200 system]
中小病院重症室の設置環境や運用が深く調査分析され、大病院と遜色ない医療を目的とする開
発コンセプトが評価された。様々な医療環境に対応できる機能的拡張性と、現場の運用性の両
面で有効な拡張モジュールは、接続時でも一体感を損なわないよう収められ、小型化コンセプ
トを犠牲にしない高いレベルで実現している。小型化に伴う造形処理では、背面ボリュームが
モニター周囲の視覚的ノイズにならない配慮が施されるなど、さまざまな視点で細部まで検討
され、高いレベルで解決された製品である。
空気清浄除菌脱臭装置 [FDS-01]
緊急時に、しまわれた機器を出してくるのではなく、平常時に使用している機器をそのまま使
う「フェーズフリー」の考え方で開発された製品。設置は、専用テントと本体の1部品の差し
替えだけで、慣れない誰もが容易に陰圧ブースを作れるように設計され、緊急時の現場の実情
がよく考慮されている。平常時仕様では、緊急時の陰圧空間仕様を全く感じさせない、病室空
間に調和する質の高いデザインが実現している。

3.グッドデザイン賞について
グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みで
す。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが
参加しています。これまでの受賞件数は51,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」
は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
以 上





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