IMAGICAウェスト、優秀制作技術賞(柴田賞)を受賞

各 位 平成 30 年6月 20 日
会 社 名 株式会社イマジカ・ロボット ホールディングス
代表者の役職氏名 代 表 取 締 役 社 長 塚 田 眞 人
(コード番号:6879 東証第一部)
問 合 わ せ 先 取 締 役 執 行 役 員 森 田 正 和
T E L 03-6741-5742



IMAGICA ウェスト、優秀制作技術賞(柴田賞)を受賞
-映画フィルムの修復・復元技術が受賞の決め手-

当社の連結子会社である株式会社 IMAGICA ウェスト(大阪市北区、代表取締役社長:大林克己)のフィル
ム技術スタッフ 柴田幹太 (所属:映像事業部)が、一般社団法人 日本映画テレビ技術協会より優秀制作技
術賞(柴田賞)を授与されましたので、お知らせいたします。




左:受賞者柴田幹太氏 右:IMAGICA ウェスト大林社長


--- 優秀制作技術賞(柴田賞)について ---
優秀制作技術賞は、映画、テレビ、科学映像、イベント・プロモーション映像制作の諸技術に従事している技術者
で、他の模範になり得る業績をあげた者を対象とする賞で、従来の柴田賞、鈴木賞の主旨を尊重継承し、今年か
ら名称を新たにした。
柴田賞は、当協会名誉会員・故柴田良隆氏(現・IMAGICA)が、生前 1971 年に本協会に基金を寄せられ、柴
田賞が生まれた。同賞は、後進の育成に力を尽くされた故柴田氏のお気持ちを汲み、各分野の若い技術者の奮
起を促し奨励することを目的に設立された。
以上
ニュースリリース
株式会社 IMAGICA ウェスト
2018 年 6 月 18 日


優秀制作技術賞(柴田賞)を受賞
― 映画フィルムの修復・復元技術が受賞の決め手 ―

株式会社 IMAGICA ウェスト(大阪市北区、代表取締役社長:大林克己)は、当社社員 柴田幹太(所属:映
像事業部)が、一般社団法人 日本映画テレビ技術協会より優秀制作技術賞(柴田賞)を授与されたことをお知
らせいたします。


優秀制作技術賞(柴田賞)は、従来の柴田賞の主旨を尊重継承し、今年から名前を改めたもので、映画、テ
レビ、科学映像、イベント・プロモーションなどの映像制作技術に従事している技術者の中で、他の規範とな
り得る業績をあげた者を対象に授与されるものです。今回の受賞は、長年にわたる古い映画フィルムの修復・
復元への貢献。また 2017 年に国立近代美術館フィルムセンター(現:国立映画アーカイブ)から依頼を受け
アーカイブコーディネータ―として復元を成功させた 1920 年代の特殊なフォーマットフィルムや特殊フィル
ターを使用して白黒フィルムにカラー映像を記録したコダカラーフィルムの復元・複製技術が、映画保存技術
の画期的な基盤となったことに加え、国内外における映画復元の活動が、フィルム従事者の模範となるとして
その実績が評価されたものです。


―柴田幹太プロフィール
1978 年生 2005 年イタリアに留学、ボローニャ大学文学哲学科に在籍。大阪大学大学院言語社会研究科博士
課程前期(修士)修了。サイレント期のイタリア映画および 1950 年代の映画理論について研究。2008 年 IMAGICA
ウェスト入社。基礎的な映画フィルムの現像 プリント技術を習得後、
・ 古い映画フィルムの修復の経験を積み、
文化的価値やコレクション性の高い古いフィルム等の修復・復元に携わる。近年はアーカイブコーディネータ
―として特殊なフォーマットフィルムの復元から復元フィルムの活用、保存環境の提案まで国内外を問わず活
動の幅を広げている。
-コメント-
この仕事を始めて 10 年目での受賞を心から喜んでいます。個人賞ではありますが、私が主に携わってきたフ
ィルム修復をはじめとする映画復元は、決して個人で達成できるものではありません。各分野・セクションの
スペシャリストが技術と経験とアイデアを持ち寄って映画は復元されます。その意味では、映画保存に携わる
社内外の皆さんに向けられた団体賞と考えています。受賞を機に更に精進し、結果、1 本でも 1 コマでも多く
のフィルムが救われれば、こんなにうれしいことはありません。この度は、誠にありがとうございました。


一般社団法人 日本映画テレビ技術協会 http://www.mpte.jp




本件に関するお問い合わせ
経営管理部 広報担当 藤井
TEL:06-6353-1714

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