大判インクジェットプリンタ/カッティングプロッタ「JV300-130 Plus」「CJV300-130 Plus」「CG-130FXII Plus」販売開始に関するお知らせ

2019 年8月 26 日
各 位
株式会社ミマキエンジニアリング
代 表 取 締 役 社 長 池 田 和 明
(コード番号:6638 東証第一部)
問い合わせ先 取締役経営企画本部長 清水浩司
電話番号:0268-80-0058


サイン市場向けエコソルベントインク搭載大判インクジェットプリンタ/カッティングプロッタ
「JV300-130 Plus」「CJV300-130 Plus」「CG-130FXII Plus」販売開始に関するお知らせ

当社は、看板市場向けエコソルベントインク搭載の大判インクジェットプリンタ「JV300-130 Plus」
「CJV300-130 Plus」及びカッティングプロッタ「CG-130FXII Plus」の販売を2019年9月末より開始します
ので、別紙のとおりお知らせいたします。



以上





ニュースリリース
2019 年 8 月 26 日

サイン市場向けエコソルベントインク搭載大判インクジェットプリンター/カッティングプロッター

「JV300-130 Plus」/「CJV300-130 Plus」/「CG-130FXII Plus」
販売開始のお知らせ
省人化&効率化による働き方改革と環境負荷低減を実現した次世代製品
株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、看板市場向けエコソルベ
ントインク搭載の大判インクジェットプリンター「JV300-130 Plus」「CJV300-130 Plus」、カッティングプロッター「CG-
130FXII Plus」を 2019 年 9 月末より販売開始いたします。

1996 年に当社が世界で初めて水性顔料を搭載した大判インクジェットプリンターを開発し、それ以降革新的な産業
用プリンターを世界に送り出してまいりました。2002 年に発売した溶剤インクジェットプリンター「JV3 Series」は多くのお
客様に支持され、看板市場で業界スタンダードマシンとしての地位を確立。2008 年に発売した「CJV30 Series」は、従
来カッティングプロッターが担っていたカット機能をプリンターに持たせることで、省スペース&効率化を実現しました。
2014 年に発売した「JV/CJV300 Series」は、発売当初から市場では根強い人気を誇り、「CJV300 Series」は 2018 年度
の国内プリント&カット複合機販売台数においてトップシェアを獲得(※1)しております。
今回発売する「JV300-130 Plus」「CJV300-130 Plus」「CG-130FXII Plus」は、無人連続カットを可能にする新機能「ID
カット機能(※2)」と、ネットワークケーブルを通じてプリンターにデータ送信可能な新接続方式「Ethernet 接続(※3)」を追
加することで、省人化&効率化を実現しました。2019 年 4 月に施行された働き方改革法案により、働き方改革は大企
業だけでなく中小企業にとっても重要な経営課題の一つとして認知されております。厚生労働省が発表している「働き
方改革実現に向けた取り組み」にもあるように、「長時間労働の是正」を行うためこれまで以上に効率的な生産環境を
整えることが必須です。省人化&効率化を実現する「ID カット機能」と「Ethernet 接続」は、働き方改革実現に向けた労
働環境整備の一助としてご活用いただけます。
また、「JV/CJV300-130 Plus」にエコインクカートリッジ(※4)システムを採用し、プラスチックケースを再利用してお客様
ご自身で中身のインクパックを入れ替えることで、プラスチック使用量軽減による環境保全とインク単価の低減を両立さ
せています。
さらに、「JV/CJV300-130 Plus」の「Ethernet 接続」に対応した新たな独自画質コントール技術「MAPS4」が、バンディ
ングを抑えた美しいプリントをサポート。巻取り装置を一新することで高品質の巻取りによる安定した生産が可能です。

「JV300-130 Plus」「CJV300-130 Plus」「CG-130FXII Plus」は、これまで培った技術を受け継ぎつつ、先にご紹介した
新たなミマキテクノロジーを「Plus」することで、働き方改革と環境負荷低減を実現する次世代製品です。
なお本製品は、2019 年 8 月 29 日より開催される SIGN & DISPLAY SHOW 2019 に出展展示いたします。
※1 当社調べ
※2 ID カット機能は CJV300-130 Plus と CG-130FXII Plus に搭載
JV300-130 Plus は CG-130FXII Plus と組み合わせてお使いいただくことで利用可能
※3 Ethernet 接続は JV300-130 Plus と CJV300-130 Plus に対応
※4 600ml エコカートリッジは SS21 インクの C,M,Y,K,Lc,Lm,Lk,Or の 8 色に対応


◎ 概要 (詳細は次頁以降に記載)
・ 省人化&効率化をプラスして働き方改革を実現
・ エコロジー&エコノミーをプラスしてインクコスト低減と環境への配慮を両立
・ 高画質&安定性を実現する新機能をプラス

◎ 報道関係者様からのお問い合わせ先
株式会社ミマキエンジニアリング
経営企画本部 IR 広報部広報グループ 藤澤 翔
長野県東御市滋野乙 1628‐1
TEL:0268-80‐0078 / FAX:0268-80-0041
◎ 一般のお客様からのお問い合わせ先
WEB サイト問い合わせフォームよりお問い合わせください。
https://japan.mimaki.com/inquiry/negotiation/



◎ 主な特長
1. 省人化&効率化をプラスして働き方改革を実現
・ ID カット機能搭載で省人化かつ効率的なプリント&カット
連続したカット作業を自動で行える「ID カット機能」を新たに搭載いたしました。「ID カット機能」は、プ
リントされた ID 付きトンボをスキャンして、カットデータ読み込みとカットを自動で行う機能です。従来
は、カットジョブ毎にトンボスキャンとカットデータ指定をオペレーターが手作業で行っていましたが、
「ID カット機能」を使うことで無人連続カットが可能となり、マシンがカット作業を行っている間、オペレ
ーターは別の作業を並行して進めることができます。




・ JV300-130 Plus は別売の CG-130FXII Plus との組み合わせで ID カットを利用可能
JV300-130 Plus は、ID 付きデータをプリント後に CG-130FXII Plus で ID カットを利用できます。




・ Ethernet 対応で自由かつ効率的な作業環境を構築
RIP 用パソコンとの接続方法に、新しく「Ethernet」接続が追加となりま
した。従来の USB 接続とは違い、ネットワークケーブルを通じて接続す
る方式のため同一ネットワーク内のパソコンからプリンターへの接続が
可能となります。事務室のパソコンでデータ編集を行い、作業部屋の
プリンターに直接プリントデータを送るなど、より自由かつ効率的な作
業環境を構築いただけます。


2. エコロジー&エコノミーをプラスしてインクコスト低減と環境への配慮を両立
・ エコインクカートリッジ搭載
SS21 インクのカートリッジを 440ml カートリッジから、600ml の「エコカー
トリッジ」に変更することで、インクコストを従来比 15%削減します。
600ml エコカートリッジ 440ml カートリッジ
販売価格(税抜) ¥16,200 ¥14,000
インク単価(ml) ¥27/ml ¥31.8/ml


「エコカートリッジ」は、プラスチックケースを再利用してお客様ご自身で中身のインクパックを入れ替え
ていただける仕組みです。
近年、産業現場において『環境の価値』に対する関心が高まっており、
当社でも、「Mimaki Green Technology」というコンセプトで環境負荷の
少ない製品開発を推進しております。
2017 年に発売した UV 硬化インクジェットプリンター「UCJV300 Series」では、VOC(※5)レスで環境に優
しいインクとして、UV 硬化インクをサイン市場に提案してきました。今回発売するエコソルベントインク
ジェットプリンター「JV300-130 Plus」「CJV300-130 Plus」でも、環境への負荷を抑える取り組みとして、
プラスチック使用量を削減できるエコカートリッジシステムを採用しております。
※5 VOC(Volatile Organic Compounds)揮発性有機化合物





3. 高画質&安定性を実現する新機能をプラス
・ Ethernet 接続に対応した新たな画質コントロール技術「MAPS4」
通常、パスの境界は直線になるため少しのズレにより、横シマが出るバンディングや、色ムラの原因
になります。「MAPS4」(Mimaki Advanced Pass System 4)ではパスの端を拡散させ、境界線をグラデ
ーションのようにすることでバンディングや色ムラの発生を軽減し美しいプリントを実現します。

MAPS あり
パスの境界を拡散させるためバン
ディングや色ムラを軽減して美し
い画質を実現。




MAPS なし
パスの境界線でバンディングが
発生。横スジや色ムラが入るため
著しく画質を損なう。




・ 新設計巻取り機構を採用
巻取り機構を一新することで、メディア搬送の安定性が向上し、従来は 40kg までだった対応メディア
重量が 45kg になりました。さらに、メディア巻取り時の端面蛇行を防止する端面ガイドを標準装備し
ており、安定した高品質の巻取りを実現しています。


◎ 展示会に出展
「JV300-130 Plus」「CJV300-130 Plus」「CG-130FXII Plus」は、2019 年 8 月 29 日から開催される SIGN & DISPLAY
SHOW 2019 にて展示いたします。皆様のご来場、心よりお待ちしております。
 展示会名 SIGN & DISPLAY SHOW 2019 ( https://www.tokobi.or.jp/sds/ )
 日程 2019 年 8 月 29 日(木) ~ 31 日(土) 10:00 ~17:00
 会場 東京ビッグサイト 青海展示棟 Aホール
 ブース番号 11
 入場料 500 円
 入場券お申し込み https://japan.mimaki.com/news/event/entry-333928.html
ページ下の『展示会情報』から無料招待券を申し込みいただけます。





◎ 仕様




 販売予定価格 1,900,000 円(税別)
 販売開始 2019 年 9 月末
 販売予定台数 100 台/年(日本国内)
 新機能
・ Ethernet 接続
・ エコインクカートリッジシステム
・ MAPS4
・ 新設計巻取り機構

項目 JV300-130 Plus
プリントヘッド オンデマンドピエゾヘッド(2 ヘッドスタガ)
プリント分解能 360dpi、540dpi、720dpi、1,080dpi、1,440dpi
最大作図幅 1,361mm
最大メディア幅 1,371mm
種類/色 エコソルベントインク
・SS21(C,M,Y,K,Lc,Lm,Lk,Or,W)
・ES3(C,M,Y,K,Lc,Lm,W)
水性昇華インク
インク ・Sb54(Bl,M,Y,K,Lbl,Lm)
容量 SS21:600ml インクカートリッジ / 2L インクパック(W は 220ml カートリッジのみ)
(※6) ES3:440ml インクカートリッジ(W は 220ml カートリッジのみ)
Sb54:440ml インクカートリッジ / 2L インクパック
循環 MCT( Mimaki Circulation Technology)によるホワイトインク循環(※7)
メディア厚み 1.0mm 以下
ロール重量 45kg 以下
VCCI クラス A / FCC クラス A / IEC 62368-1 準拠 ETL /
適合規格 CE マーキング(EMC 指令、低電圧指令、機械指令、RoHS 指令)/CB 認証 /
REACH / エナジースター / RCM / EAC マーク
インターフェイス USB 2.0 / Ethernet 1OOOBASE-T
電源仕様 単相(AC100~120V / AC220~240V)×2 50/60Hz ±1Hz
1,440W×2 以下(AC100V 系)
消費電力
1,920W×2 以下(AC200V 系)
動作環境 使用可能温度:20℃~30℃、湿度 35~65%Rh(結露なきこと)
外形寸法(W×D×H) 2,525mm×700mm×1,392mm
重量 170kg
※6 2L インクパックのご利用には別売りオプションの MBIS3(Mimaki Bulk Ink System 3)が必要です。
※7 MCT はホワイトインクでのみ作動します。





 販売予定価格 2,680,000 円(税別)
 販売開始 2019 年 9 月末
 販売予定台数 60 台/年(日本国内)
 新機能
・ ID カット機能
・ Ethernet 接続
・ エコインクカートリッジシステム
・ MAPS4
・ 新設計巻取り機構

項目 CJV300-130 Plus
プリントヘッド オンデマンドピエゾヘッド(2 ヘッドスタガ)
プリント分解能 360dpi、540dpi、720dpi、1,080dpi、1,440dpi
最大作図幅 1,361mm
最大メディア幅 1,371mm
種類/色 エコソルベントインク
・SS21(C,M,Y,K,Lc,Lm,Lk,Or,W,Si)
・ES3(C,M,Y,K,Lc,Lm,W)
水性昇華インク
インク ・Sb54(Bl,M,Y,K,Lbl,Lm)
容量 SS21:600ml インクカートリッジ / 2L インクパック(W,Si は 220ml カートリッジのみ)
(※8) ES3:440ml インクカートリッジ(W は 220ml カートリッジのみ)
Sb54:440ml インクカートリッジ / 2L インクパック
循環 MCT( Mimaki Circulation Technology)によるホワイトインク循環(※9)
メディア厚み 1.0mm 以下
ロール重量 45kg 以下
VCCI クラス A / FCC クラス A / IEC 62368-1 準拠 ETL /
適合規格 CE マーキング(EMC 指令、低電圧指令、機械指令、RoHS 指令)/CB 認証 /
REACH / エナジースター / RCM / EAC マーク
インターフェイス USB 2.0 / Ethernet 1OOOBASE-T
電源仕様 単相(AC100~120V / AC220~240V)×2 50/60Hz ±1Hz
1,440W×2 以下(AC100V 系)
消費電力
1,920W×2 以下(AC200V 系)
動作環境 使用可能温度:20℃~30℃、湿度 35~65%Rh(結露なきこと)
外形寸法(W×D×H) 2,525mm×700mm×1,392mm
重量 167kg
※8 2L インクパックのご利用には別売りオプションの MBIS3(Mimaki Bulk Ink System 3)が必要です。
※9 MCT は W,Si でのみ作動します。





 販売予定価格 980,000 円(税別)
 販売開始 2019 年 9 月末
 販売予定台数 300 台/年(日本国内)
 新機能
・ ID カット機能



項目 CG-130FXII Plus
サイズ 90~1,580mm
セット可能シート ロール重量 18kg 以下
ロール外径 φ200mm 以下
カット可能範囲 ※10 1,300mm×51m
オートカット範囲 ※11 最大 1,425mm
最大速度 140cm/s(ペンアップで 45°方向)
1~10cm/s(1cm/s ステップ)、10~50cm/s(5cm/s ステップ)、
設定可能速度
50~100cm/s(10cm/s ステップ)※12
機械的分解能 5μm
プログラムステップ 25μm、10μm(MGL-IIc)、100μm、50μm(MGL-Ic1)
反復精度 ±0.2mm(フィルムの温度による伸縮を除く)
精度保証範囲 1,300mm×10m
カッター応答回数 15 回/s
最大圧力 500g
カッター 10~20g(2g ステップ)、20~100g(5g ステップ)、100~500g(10g ステップ)
設定可能圧力 ピン 10~20g(2g ステップ)、20~100g(5g ステップ)、100~500g(10g ステップ)
ペン 10~20g(2g ステップ)、20~100g(5g ステップ)、100~150g(10g ステップ)
カット可能シート 塩ビシート(厚さ 0.25mm 以下)、蛍光シート、反射シート ※13

パウンシング可能用紙 普通紙(厚さ 0.06mm~0.13mm)※14
使用可能ペン カッター、水性ボールペン、油性ボールペン、市販ボールペン ※15

VCCI クラス A / FCC クラス A / IEC 60950-1 準拠 ETL /
適合規格 CE マーキング(EMC 指令、低電圧指令、機械指令、RoHS 指令)/
CB 認証 / REACH / RCM / EAC マーク
コマンド MGL-II c / I c1
インターフェイス RS-232C・USB
受信バッファ容量 30M バイト標準(ソーティング有効のときは 20M バイト)
動作環境 使用可能温度:5℃~35℃、湿度:35~75%Rh(結露なきこと)
電源仕様 AC100V~240V 1A 50/60Hz
消費電力 100W 以下
外形寸法(W x D x H) 1,825×700×1,217mm
重量 62kg
※10 使用ソフトにより最大送り長に制限があります。
※11 切り落とし可能なシート幅です。
※12 シートサイズによって制限されます。
※13 蛍光シート専用刃(SPB-0007)、反射シート専用刃(SPB-0006)使用時。
※14 専用パウンシングツール使用(オプション)。
※15 直径 8mm~9mm の市販品のペンです。ペン先位置がばらつきますので、精度・画質は保証外です。





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