大判フラットベッドUV-LED方式インクジェットプリンタ JFX200-2531の販売開始に関するお知らせ

平成 28 年8月 31 日
各 位
株式会社ミマキエンジニアリング
代 表 取 締 役 社 長 池 田 和 明
(コード番号:6638 東証第一部)
問い合わせ先 取締役管理本部長 三宅 洋
電話:0268-64-2281(代表)


大判フラットベッドUV-LED方式インクジェットプリンタ
JFX200-2531 の販売開始に関するお知らせ


当社は、フラットベッドUV-LED方式インクジェットプリンタのエントリーモデル「JFX200-
2513」のプリントエンジンをそのままに、プリント領域を2倍に拡大した大判サイズフラッド
ベッドインクジェットプリンタ『JFX200-2531』を平成28年11月より受注生産にて販売を開始い
たしますので、別紙のとおりお知らせいたします。



以上





ニュースリリース
2016 年 8 月 31 日
大判フラットベッド UV-LED 方式インクジェットプリンタ




可能性を広げる、2.5×3.1mサイズ登場。
株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、フラットベッド UV-LED 方
式インクジェットプリンタのエントリーモデル「JFX200-2513」のプリントエンジンをそのままに、プリント領域を 2 倍に拡大
した大判サイズフラットベッドインクジェットプリンタ『JFX200-2531』を 2016 年 11 月より受注生産にて販売開始いたしま
す。
エントリーモデルでありながら、これまでミマキが培ったフラットベッドプリンタに必要な性能、品質、使い勝手、環境へ
の配慮、すべてを兼ね備えた「JFX200-2513」。「もっと大きなサイズにもプリントしたい」というお客様からのご要望を受
け、JFX200-2513 のプリントエンジンをそのままに、プリント領域を 2 倍に拡大した「JFX200-2531」が誕生いたしました。
最大 2.5×3.1mの大判メディアのセットが可能になり、大型看板をはじめ、壁・扉・家具などに用いられる建装材など幅
広いメディアへのプリントが実現。看板製作で多く使用されている 4×8 板サイズ(1,220mm×2,440mm)のメディアなら
2 枚同時にセットすることができます。さらに、プリントエリアを手前側と奥側の 2 つに分けて、交互にプリントできる『トグ
ルプリント機能』を新たに搭載いたしました。一方のプリントエリアでプリントしている間に、もう一方のプリントエリアのメ
ディアの交換が可能となり、プリントが停止する時間を最小限に抑えることで生産性の向上へと導きます。「JFX200-
2531」は、大判サイズならではの新たな性能で 高生産・高品質プリントを後押しし、プリントビジネスの可能性を広げま
す。




◎概 要
 大判メディアへの印刷を可能にする 2.5×3.1mのプリント領域
・最大 2.5×3.1mのプリント領域で大判メディアのセットが可能。分割構造になるため、搬入時は JFX200-2513 と同等の小さな間口から搬入で
きます(※1)。※1:搬入時外形寸法(W×D×H):4,400mm×2,250mm×1,250mm

 生産効率向上を助けるトグルプリント機能を新たに搭載
・2.5×3.1mのプリント領域を活かした『トグルプリント機能』を新搭載。プリント領域を 2 つに分け、プリントテーブルの手前側をプリントしている間
に、テーブル奥側の素材の取り換えが可能。また、テーブル奥側でプリントしている間は、テーブル手前側の素材の交換が可能です。効率的なワ
ークセットによりプリントが止まる時間を最小限にし、高生産を実現します。

 ユーザー視点で考え抜かれたユーザビリティ
・効率よくメディアを除電する「イオナイザ」を標準搭載。静電気による画質への影響やノズルトラブルを低減します。
・「吸引バルブ」により、吸着エリアを 4 分割で制御可能に。メディアの吸着力を上げ、高品質なプリントへと導きます。
・メディア吸引の ON/OFF を足元で操作できる「バキュームペダル」を標準装備。本体前面の操作パネルまで移動せずに切り替えが可能で、作
業効率を向上します。

 引き継がれた高品質なプリント技術と、多彩なアプリケーション対応力
・バンディングや色ムラを軽減する「MAPS2」、3 種類のドットサイズにインクを打ち分ける「バリアブルドット機能」を搭載。Mimaki 独自の高精度
な画質コントロール技術で美しいプリントへと導きます。
・美しいグロス調のクリアプリントを可能にする「MCC」を搭載。高品質なプリントが付加価値を高めます。
・耐擦過性に優れたインク「LH-100」、柔軟素材へのプリントを可能にする「LUS-120」「LUS-150」、耐候性に優れた「LUS-200」、プリント後の
成形用途に適した「LUS-350」といった幅広いインク種をラインナップ。アプリケーションに合わせた最適なものをご提案します。


◎ 主な特長
1. 大判メディアへの印刷を可能にする 2.5×3.1mのプリント領域
既存機種「JFX200-2513」の 2 倍となる、最大 2.5×3.1m にプリント
領域を拡大し、大判サイズメディアのセットが可能になりました。
4×8 板サイズ(1,220mm×2,440mm)のメディアなら一度に 2 枚セ
ットすることができます。高さ 50mm、重量 50Kg/㎡までの厚み・重
量のあるメディアにも対応し、ビジネスの可能性を広げます。




2. 生産効率を向上するトグルプリント機能を新たに搭載
2.5×3.1mのプリント領域を活かして、プリントテーブルの 2 箇所
に原点を設定できます。プリントテーブルの手前側で印刷してい
る間に、テーブル奥側のメディアの取り換えが可能。また、テーブ
ル奥側でプリントしている間は、テーブル手前側のメディアが交
換でき、2 箇所に分けたプリント領域を活かして交互に効率よくプ
リントできる『トグルプリント機能』を搭載しました。ワークセットによ
ってプリントが止まる時間を最小限にし、高生産を後押しします。




3. ユーザー視点で考え抜かれたユーザビリティ
1) イオナイザ
プリント前に、効率よくメディアの除電ができる「イオナイザ」を標準
装備。Yバーの裏側に取り付けられ、静電気による画質への影響
や、ノズルトラブルを低減させます。




2) 吸引バルブ
標準搭載のバキューム機能で、メディアをプリントテーブル ■バキュームエリアイメージ
に固定することができます。バキュームエリアはX方向に 4 分
割されており、吸引バルブを開閉することで、それぞれのエリ
アごとにバキューム機能の ON/OFF を変更できます。使用
しないエリアのバキュームを OFF にすることで、使用している
エリアのメディアの吸着力を上げ、高精度なプリントをサポー
トします。




JFX200-2531 では、200 本体前面の V1、V2 エリア用吸引バルブ(写真
左)に加え、本体左側に V3、V4 エリアの吸引バルブ(写真右)を追加





3) バキュームペダル
メディア吸引の ON/OFF を足元で操作できる「バキュームペダル」を標準搭
載。本体前面の操作パネルまで移動せずに切り替えることができ、効率よく作
業を継続することができます。



4. 引き継がれた高品質なプリント技術と、アプリケーション対応力

1) ミマキ独自のヘッドコントロールで高品質・高画質プリント
 バンディングを軽減
MAPS2(Mimaki Advanced Pass System2)により、パスの境界を分散することでバンディング(※2)の少ない高画質
プリントを実現します。また、境界線以外の部分でもインクの吐出するタイミングをずらすことで色ムラを軽減し滑
らかなプリントへと導きます。
※2:バンディング パスの境界で発生する帯状の横ムラ

MAPS2 あり MAPS2 無し




パスの境界部分で着弾を分散させ、境界を目立たなく パスの境界が直線の為バンディングが発生しやすい
することでバンディングを軽減


 高画質プリントを実現するバリアブルドット機能
色ごとに異なる比重、粘度のインクをプリントヘッドから吐出する際に、ヘッドの駆動波形をコントロールすることで
真円に近い状態で真っ直ぐ飛ばし、高い着弾精度を実現している当社の技術を応用し、一度に 3 種類のドットサ
イズにインクを打ち分けるバリアブルドット機能を搭載。粒状感のない高精細で高画質なプリントを実現しました。


バリアブルドット 従来ドット




2) 高付加価値プリントへ導くクリアインク
クリアインクの吐出と紫外線の照射を一度に行うことで、埃が付着する未硬化時間を最小にし、埃が少なく美しいグ
ロス調のクリアを実現する「MCC(Mimaki Clear Control)」を搭載。艶やかな光沢で高級感を醸す「グロス仕上げ」の
ほか、落ち着いた艶消し効果が得られる「マット仕上げ」、また部分的に複数回プリントを重ねる「厚盛りプリント」を
活用すれば、食品のみずみずしさやシズル感といった、平面上のグラフィック表現を飛び越えた演出で高付加価
値を生み出します。





3) 素材、用途に合わせて選べる豊富なインク種




◎ 主な仕様
項 目 JFX200-2531 仕様
プリントヘッド オンデマンドピエゾヘッド(スタガ配列)
最大プリントサイズ(W×D) 2,500mm×3,100mm
種類 LH-100,LUS-120,LUS-150,LUS-200,LUS-350
インク 色 C,M,Y,K,Lc,Lm,W,Cl,Pr
容量 1L ボトル交換方式
サイズ(W×D) 2,500mm × 3,100mm
メディア 高さ 50 mm 以下
重量 50kg/㎡以下
インターフェイス USB 2.0
VCCI CLASS A / FCC CLASS A / ETL (UL60950-1 準拠) /CB レポート /
適合規格
CE マーキング(EMC 指令、低電圧指令、機械指令、RoHS 指令)
電源仕様 単相 AC200~240V 12A 以下,8A 以下(2 インレット)
消費電力 2.88kVA,1.92 kVA(合計 4.8 kVA)
動作環境 使用可能温度:15℃~30℃、湿度 35~65%Rh(結露なきこと)
外形寸法(W×D×H)/重量 4,400×4,290×1,250mm / 1,000kg以下
※記載の仕様、デザイン、寸法などは、技術改良により予告なく変更する場合があります。


◎ 販売予定価格 1,450 万円(税別)
◎ 販売開始 2016 年 11 月


◎ 記事に関するお問合せ先
株式会社ミマキエンジニアリング
営業本部プロモーショングループ 所 康武
長野県東御市滋野乙1628-1
TEL:0268-64-2281 / FAX:0268-80-0041





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