航空機整備現場へのウェアラブルカメラ導入協力のお知らせ

2023 年 5 月 31 日
各 位
会 社 名 テクノホライゾン株式会社
代表者名 代表取締役社長 野村 拡伸
(STANDARD・コード 6629)
問合せ先 取締役 加藤 靖博
(電話番号 052-823-8551)


航空機整備現場へのウェアラブルカメラ導入協力のお知らせ

当社は、 Japan 株式会社
MRO (本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:高橋 隆司、 「MRO Japan」
以下 )
が推進する、ウェアラブルカメラ・5G を航空機整備の現場で活用し、整備品質の向上を実現した、
航空機整備のデジタルトランスフォーメーション(DX)の協力会社として、 ウェアラブルカメラ 「EW-1」
(360 台)を提供しましたので、下記の通りお知らせいたします。




整備作業現場での利用状況 ウェアラブルカメラ「EW-1」



■ウェアラブルカメラを活用した整備現場の DX

【背景と概要】

航空機の整備は、航空機を安全に運航させるために欠かすことのできない重要な業務であり、空の
安全と航空産業を支えています。特に「整備品質の維持と向上」「工具類の管理」は、業務上の重要

な要素であるため、MRO Japan として正面から取り組み、常に改善を志向しております。

MRO Japan は、整備士がウェアラブルカメラで撮影した作業映像を、5G 通信ネットワークを通じて
アップロードし、クラウドシステムで 2 年間分保存、その映像を活用することで航空機の整備品質を
向上する業務体制を、当社を含め株式会社ブロードバンドタワー(本社:東京都千代田区、代表取締
役社長業務代行:中川 美恵子、 コード番号:3776 東証スタンダード) 、株式会社ヘリックス(本社:
東京都千代田区、代表取締役:李 秀元) 、および沖縄セルラー電話株式会社(本社:沖縄県那覇市、
代表取締役:菅 隆志、 コード番号:9436 東証スタンダード)の4社協力により実現いたしました。

詳細につきましては、添付のプレスリリース資料をご参照ください。
以 上
NEWS RELEASE
報道関係者各位
2023年5月31日
MRO Japan 株式会社
株式会社ブロードバンドタワー
株式会社ヘリックス
テクノホライゾン株式会社
沖縄セルラー電話株式会社


MRO Japan、航空機整備の現場にウェアラブルカメラ・5Gを導入し、整備品質の向上を実現
~整備士が撮影した2年分の作業映像を活用して航空機整備のDXを推進~


MRO Japan 株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:高橋 隆司、以下「MRO Japan」)は、株式
会社ブロードバンドタワー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長業務代行:中川 美恵子、以下「ブロー
ドバンドタワー」 コード番号:3776 東証スタンダード)、株式会社ヘリックス(本社:東京都千代田区、代表取
締役:李 秀元、以下「ヘリックス」)、テクノホライゾン株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長
兼 CEO:野村 拡伸、以下「テクノホライゾン」コード番号:6629 東証スタンダード)および沖縄セルラー電話
株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役社長:菅 隆志、以下「沖縄セルラー」 コード番号:9436 東証
スタンダード)の協力のもと、360台のウェアラブルカメラを導入いたしました。MRO Japanは、ウェアラブル
カメラ・5Gを航空機整備の現場で活用し、整備品質の向上を実現、ブロードバンドタワー、ヘリックス、テク
ノホライゾン、沖縄セルラーとともに、航空機整備のデジタルトランスフォーメーション(DX)を先導してまい
ります。

■ウェアラブルカメラを活用した整備現場のDX

【背景と概要】

航空機の整備は、航空機を安全に運航させるために欠かすことのできない重要な業務であり、空の安
全と航空産業を支えています。特に「整備品質の維持と向上」、「工具類の管理」は、業務上の重要な要
素であるため、MRO Japan として正面から取り組み、常に改善を志向しております。

この度 MRO Japan は、整備士がウェアラブルカメラで撮影した作業映像を、5G 通信ネットワークを通じ
てアップロードし、クラウドシステムで 2 年間分保存、その映像を活用することで航空機の整備品質を向
上する業務体制を、ブロードバンドタワー、ヘリックス、テクノホライゾン、沖縄セルラーの協力を得て実現
いたしました。

〇整備品質の向上
航空機の整備品質は、航空機の安全性や信頼性に直接影響する非常に重要な要素です。日々の整
備作業では、作業不具合を発生させないよう手順書と照合しながら確実に作業を行っていますが、万一
の作業不具合発生時には、当該作業時の記録映像を参照可能とすることで、原因の早期特定と再発防
止策の策定、対応が可能となりました。

〇工具管理性の向上
整備士は毎日始業終業時に工具の員数管理を作業者間で相互確認を行うと共に作業の切り替え時に
も必ず員数点検をし、作業中は様々な工夫を凝らし工具の紛失防止に努めています。万一工具を紛失し
たことが分かった場合は、全ての整備作業を止め、整備士全員で工具の探索を行う必要がありますが、
作業時の記録映像を活用することで、紛失した工具を早期に発見することが可能になりました。
NEWS RELEASE
【整備作業現場での利用状況】




【各社の協力内容について】

MRO Japanが航空機整備の現場にウェアラブルカメラを導入するにあたっては、協力4社(ブロードバンドタ
ワー、ヘリックス、テクノホライゾン、沖縄セルラー)が、それぞれ強みを持ち寄りました。整備作業映像を録画
し、2年間分アーカイブするクラウドサービスを提供したブロードバンドタワーとヘリックス、ウェアラブルカメラ
のデバイスを提供したテクノホライゾン、整備工場内に新世代の通信規格「5G」環境を構築し、通信サービス
を提供する沖縄セルラー、各社の技術とノウハウが、今回の航空機整備のDXを実現するシステムにて融合・
結実しています。
NEWS RELEASE

・ブロードバンドタワー・ヘリックス
ウェアラブルカメラで撮影した映像を①ライブ配信、②録画、③アーカイブするクラウドサービス(サービ
ス名:「フルスタックカメラ®」)を開発し、MRO Japanに提供しております。
フルスタックカメラ®のシステムは、Microsoft Azure上に構築されており、Microsoft Azureは、ISO27001、
ISO27018、SOC1、SOC2、SOC3、FedRAMP、HITRUST、MTCS、IRAP、ENS等のセキュリティコントロール
に準拠し、世界最高峰の信頼性、セキュリティを備えています。国内に複数のデータセンターを保有し、ク
ラウドセキュリティにおいてSTAR認証Goldレベルを取得しているブロードバンドタワーと提携して、ヘリック
スがフルスタックカメラ®を運用しております。




・テクノホライゾン
ウェアラブルカメラのデバイス(機種名:「EW-1」)をMRO Japanに提供しております。
EW-1には、クラウド録画モード、IPカメラモード、USBカメラモード及び音声双方向通信モード(クラウドモ
ード)が用意されており、用途に合わせてこれらのモードを選択することができます。低照度かつ広角レン
ズを搭載し、様々なシーンで活用できます。バッテリーは外付けで、ヘッドセットや胸ポケットでも重さの負
担を軽減できる仕様となっております。
NEWS RELEASE

・沖縄セルラー
ウェアラブルカメラで撮影した映像をクラウドにアップロードするため、MRO Japanの整備工場内に5Gの
通信環境を構築いたしました。あわせて通信端末として、iPhone 13(530台)を提供しております。
整備工場内の5G通信環境につきましては、iPhone端末190台が同時に通信を行う場合でも、上りの通
信速度が1Mbps以上になることを目指しました。この目標レベルの通信環境を実現するために、沖縄セル
ラー本社ビルにてiPhone端末75台を用いた一斉接続試験を実施するなど、実際の利用環境を想定した品
質調査及び実機での利用検証を行っております。
今後もデータトラフィックの状況に応じて追加の5G設備等を活用し、整備工場内のさらなる通信速度の
高速化を図ります。




【今後の展望】
MRO Japanは、最先端技術の導入により取得した整備作業の映像データを活用し、『作業安全・作業品
質・生産性・技術力』の質を向上させることで航空機整備のさらなる向上を図ります。また、過去の整備作
業映像を用いた教育訓練資料(技術の伝承)や、ライブ配信される遠隔地作業での作業支援(整備現場と
本部との連携)、労働安全衛生活動のKY活動や労働災害の対策にも活用してまいります。ブロードバンド
タワー、ヘリックス、テクノホライゾン、沖縄セルラーの協力4社は、MRO Japanの活動をこれからも支援し、
MRO Japanと共に、航空機整備のデジタルトランスフォーメーション(DX)を先導してまいります。

以 上
NEWS RELEASE

■ MRO Japan について
会 社 名 : MRO Japan 株式会社
所 在 地 : 〒901-0148 沖縄県那覇市字大嶺 260 番地
代 表 者 : 代表取締役社長 高橋 隆司
設 立 : 2015 年(平成 27 年)6 月1日
U R L : https://www.mrojpn.co.jp/
MRO Japan は、沖縄に拠点を置く、日本で唯一の航空機整備会社です。沖縄は、各航空会社の就航基
地拠点として位置付けられており、整備のための空輸費の抑制が図れる等、海外 MRO に対抗できる基盤
を有する活気に溢れるロケーションです。沖縄の利を活かし、高品質かつコスト競争力のある MRO サービ
スの提供をとおして、航空産業ならびに地域の発展に努めております。


■ ブロードバンドタワーについて
会 社 名 : 株式会社ブロードバンドタワー
所 在 地 : 〒100-0011 東京都千代田区内幸町二丁目 1 番 6 号 日比谷パークフロント
代 表 者 : 代表取締役会長兼社長 CEO 藤原 洋
設 立 : 2000 年(平成 12 年)2 月 9 日
U R L : https://www.bbtower.co.jp/
ブロードバンドタワーは、高度な運用技術と信頼性の高いハウジングサービス、インターネット接続サー
ビス、およびクラウドサービスを提供しております。アクセスの良い都心にインターネットデータセンターをは
じめとしたネットワークインフラストラクチャー資産を有し、インターネットサービス提供企業をはじめとした、
多数の企業から高い信頼を得ております。また Dell PowerScale(Isilon)等のビッグデータ対応ソリューション
を提供しております。


■ ヘリックスについて
会 社 名 : 株式会社ヘリックス
所 在 地 : 〒100-0011 東京都千代田区内幸町二丁目 1 番 6 号 ブロードバンドタワー内
代 表 者 : 代表取締役 李 秀元
設 立 : 2018 年(平成 30 年)7 月 24 日
U R L : https://www.helixinc.co.jp/
ヘリックスは、全てのカメラと最新鋭の AI をクラウド上でシームレスに繋ぎ、映像データの利活用を促進
するフルスタックカメラ®を提供しております。フルスタックカメラ®は、専用のウェアラブルカメラだけではな
く、お手持ちのパソコンやスマートフォンに内蔵されているカメラ等にも幅広く対応しており、クラウド上に用
意された録画、保管、AI 解析等の機能を、ユーザーが選んで利用することができます。このようなサービス
の特徴から、大型の整備工場やセキュリティ要件の厳しいデータセンター、斬新なオフィス、小店舗等、
様々な場所・用途での導入実績があります。
NEWS RELEASE

■ テクノホライゾンについて
会 社 名 : テクノホライゾン株式会社
所 在 地 : 〒457-0071 愛知県名古屋市南区千竈通二丁目 13 番地 1
代 表 者 : 代表取締役社長 兼 CEO 野村 拡伸
設 立 : 2010 年(平成 22 年)4 月 1 日
U R L : https://www.technohorizon.co.jp/
テクノホライゾングループは、映像&IT及びロボティクス事業を核にさまざまな製品とサービスを提供し、グ
ローバルな「人と社会」に貢献することを事業のミッションといたしております。当グループが対象とする市
場分野は、教育、安全・生活、医療、FAなど多様な分野にわたりますが、「技術を活かすこと」 「皆さまのお
役に立つこと」「豊かな社会を実現すること」に関しては一貫してその姿勢を貫いております。そして今後さ
らに、「輝く地平線(ホライゾン)」をめざして着実に前進する所存でございます。


■ 沖縄セルラーについて
会 社 名 : 沖縄セルラー電話株式会社
所 在 地 : 〒900-8540 沖縄県那覇市松山 1 丁目 2 番 1 号
代 表 者 : 代表取締役社長 菅 隆志
設 立 : 1991 年(平成 3 年)6 月 1 日
U R L : https://okinawa-cellular.jp/
沖縄セルラーは、沖縄の総合通信事業者として、移動通信システム「5G」の整備や離島を含む県内全域
の通信インフラの強化・拡充に取り組み、災害に強く信頼性の高い通信サービスの提供に努めております。
「事業を通して、沖縄経済の発展に貢献すること」を企業理念とし、沖縄の総合通信事業者として、強靭で
高品質な通信の維持に努めると同時に、さまざまな地元企業様、パートナー企業様とともに、成長してまい
ります。


※記載されている会社名および商品名は、それぞれ各社の商標および登録商標であります。
NEWS RELEASE

■ 報道関係お問い合わせ先
MRO Japan 株式会社 総務部総務課 高橋
電話:098-851-7660 E-mail: mjpinfo@mrojpn.co.jp
https://www.mrojpn.co.jp/


株式会社ブロードバンドタワー 社長室 広報 IR グループ
電話:03-5202-4810 FAX: 03-5510-3431 E-mail: pr-ir@bbtower.co.jp
https://www.bbtower.co.jp/


株式会社ヘリックス 広報担当
電話:03-5202-4810 E-mail: pr-ir@helixinc.co.jp
https://www.helixinc.co.jp/


テクノホライゾン株式会社 広報担当
電話:052-823-8551 E-mail: koho@th-grp.jp
https://www.technohorizon.co.jp/


沖縄セルラー電話株式会社 秘書・広報グループ 野尻
電話:098-860-3608 E-mail: auo-kouhou@au-mobile.com
https://okinawa-cellular.jp/

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