大口径スピーカーの駆動を可能にするハイカレントアンプ設計 臨場感の優れたサラウンド音響やハイレゾ音源の高音質再生を実現DTS:Xにも対応したAVレシーバー

平成 28 年3月 24 日
各 位
会 社 名 オンキヨー株式会社(コード 6628)
代表者名 代表取締役社長 大朏 宗徳
問合せ先 代表取締役副社長 中野 宏
TEL:06-6226-7343

大口径スピーカーの駆動を可能にする長年培ったハイカレントアンプ設計により
臨場感の優れたサラウンド音響やハイレゾ音源の高音質再生を実現
最新のオブジェクトオーディオ※1“DTS:XTM※2”と“Dolby Atmos®※3”に対応した AV レシーバーを発売
~最新の 4K 映像信号や“Google CastTM※4”に対応~




商品名 型番 希望小売価格(税別) 発売予定時期
AV レシーバー TX-RZ810(B) 128,000 円 4 月下旬

オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:大瀧 正気)は、
最新のオブジェクトオーディオ“DTS:XTM”と話題の“Dolby Atmos®”とともに、ハイレゾ音源や 4K 映像、話題のネットワ
ーク機能“Google CastTM”に対応する ONKYO ブランドの AV レシーバー「TX-RZ810(B)」を発売します。
本機は、“DTS:X”や“Dolby Atmos”といったオブジェクトオーディオに対応しており、必要なスピーカーシステムと接
続することで、最新のサラウンド音響を実現できます。WAV/FLAC/DSDなどのハイレゾ音源や4K映像パススルー出力
(“HDCP 2.2”準拠)にも対応しており、最新規格の楽曲や映像作品を高音質・高画質で楽しむことができます。また、
「Dynamic Audio Amplification(ダイナミックオーディオアンプリフィケーション)」コンセプトに基づく設計となっており、
本機独自の大型電源トランスや大容量コンデンサーの開発により、瞬時電流供給能力を高め、大口径ユニットのス
ピーカーも力強く駆動するとともに、高域:100kHzから低域:5Hzまでの広帯域の再生周波数特性を持ち、ハイレゾ
音源に対応します。独自開発のフィルター回路「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」の搭載(7ch)により、デ
ジタル音声信号のD/A変換時のノイズを除去し、マルチチャンネル再生の空間表現力が向上します。さらに、HDMI
端子は、“ULTRA HD Blu-rayTM”規格に採用された輝度の拡張技術“HDR※5”と広い色域をカバーする仕様
“BT.2020※6”に対応しており、次世代の高画質ソースを楽しむことができる高い拡張性も備えています。デュアルバ
ンド対応のWi-Fi機能とBluetooth®無線技術も搭載しており、さまざまな音源のワイヤレス再生を快適に実現します。


【主な特長】
1) 最新のオブジェクトオーディオ“DTS:X※2”と話題の“Dolby Atmos※3”に対応
位置情報やタイミングなど音の動きの情報をメタデータとして付加することで、これまでにないリアルな音の移動を
再現し理想的な立体音場を実現するオブジェクトオーディオのフォーマットである、最新の“DTS:X”と話題の“Dolby
Atmos”の再生に対応しており、臨場感のある豊かなサラウンド音響を実現します。また、“DTS:X”にはファームウェ
アのアップデートで対応(無償)します。

2) 「Dynamic Audio Amplification(ダイナミックオーディオアンプリフィケーション)」コンセプトに基づく強力なス
ピーカードライブの実現と徹底的なノイズ対策
・長年培ってきたハイカレント(大電流)・ローインピーダンス(低抵抗)設計により大口径スピーカーの駆動を実現
本機独自に開発した強力な電源供給が可能な電源トランスと瞬間的なスピーカー駆動が可能な大容量コンデンサ
ーにより、瞬時電流供給能力を高めてスピーカーを力強く駆動できるので、コンテンツの高音質再生が可能になると
ともに、大口径ユニットのスピーカーなど、さまざまなスピーカーとの接続が可能です。コンデンサーなどの電子部品
で構成したディスクリート基板の電圧増幅回路により、豊かな情報量でダイナミックなサラウンド再生を実現します。
・位相ズレを防ぐ「ノンフェーズシフト」設計
音が減衰を始めるポイントをリスニングレベルの周波数より高い位置に設定することで、位相ズレ(フェーズシフト)を
防ぎ、明確な音像を再現します。
・デジタルノイズ除去回路「VLSC」の搭載(7ch)によりノイズを低減
独自に開発したフィルター回路「VLSC」により、デジタル音声信号の D/A 変換時に残留するデジタルノイズを除去
し、原音に含まれる細やかな情報を豊かに表現することで、個々の音の存在感や楽曲全体の音場感が向上します。




3) 384kHz/32bit のデジタル音声信号に対応するハイグレード DAC を搭載
音質に定評のある旭化成エレクトロニクス社製“AKM 384kHZ/32bit DAC”を搭載しており、“DTS:X”や“Dolby
Atmos”の高音質再生を実現する 8ch 入力に対応するとともに、ハイレゾ音源にも対応しており、低歪み率による高
音質再生を実現します。

4) 独自の音場設定機能「AccuEQ Room Calibration」に加え、イネーブルドスピーカーを最適化する
「AccuReflex」を搭載し、視聴環境の最適化を実現
・「AccuEQ Room Calibration(アキュイーキュー・ルーム・キャリブレーション)」を搭載しており、付属の測定マイクを
使用し、スピーカーの数や視聴位置からの距離、低域、クロスオーバー周波数などを測定することで、お部屋やご
使用のスピーカーシステムに合わせて視聴環境を自動で最適化することができます。さまざまなコンテンツを劇場
にいるような臨場感を持って、楽しむことができます。
・新搭載の「AccuReflex(アキュリフレックス)」は、イネーブルドスピーカーによる天井からの反射音と直接聴こえる帯
域の音との間にわずかに生じる時間差の位相ズレを補正し、聴感上の違和感を取り除くことで最適な音場空間を
実現します。

5) DSD ファイルの 11.2MHz 対応など、多様なハイレゾ音源ファイルの再生に対応
MP3/AAC などの圧縮音源ファイルはもちろん、WAV/FLAC/AIFF/Apple Lossless ファイル形式でのハイレゾ音
源(192kHz /24bit)の再生に加え、DSD ファイル 11.2MHz の再生に対応※7 しており、多様なハイレゾ音源を再生で
きます。

6) 4K/60p/4:4:4 映像信号と最新の著作権保護規格“HDCP 2.2”に対応し、「Super Resolution」機能を搭載
・4K/60p/4:4:4 映像信号の伝送と著作権保護規格“HDCP 2.2”に対応した HDMI 端子を装備。
・超解像 4K 技術を取り入れ、HD 画質のコンテンツをアップスケーリングすることで 4K 映像信号の画質で楽しめる
「Super Resolution」を搭載。

7) “ULTRA HD Blu-rayTM”規格で採用された高画質信号の伝送に対応
4K 映像機器と接続して高画質な映像を楽しめる最新の“HDR(High Dynamic Range)信号”と“BT.2020 信号”
のパススルー伝送に対応しています。

8) スマートフォンを使って多彩な音楽を楽しめる“Google CastTM※4”に対応
“Google Cast”に対応しており、お手持ちの iPhone、iPad、Android スマートフォン、Android タブレット、Mac、
Windows® PC や Chromebook にインストールした“Google Cast”対応音楽アプリから、簡単操作でお気に入りの楽
曲を本機に送信できるので、さまざまな音楽を手軽に楽しめます。

9) Wi-Fi※8・Bluetooth®無線技術の搭載により、快適で高音質なネットワークオーディオ再生を実現
・5GHz(11a/n)、2.4GHz(11b/g/n)のデュアルバンドに対応した Wi-Fi 接続により、途切れにくい伝送を実現するこ
とで、さまざまな音源をワイヤレスで楽しめます。
・Bluetooth®無線技術による楽曲のワイヤレス再生が可能で、スマートに音楽を楽しめます。

10) その他の特長
・FM/AM チューナーに加えてインターネットラジオ“radiko.jp※9”や“tunein”に対応※10。
・AirPlay に対応。
・小音量でもサラウンドを楽しめるレイトナイト機能を搭載。
・バイワイヤリング対応スピーカーとの接続が可能なバイアンプ接続に対応。

※1 オブジェクトを用いた多次元サラウンド音響。従来のチャンネルベースのサウンドトラックに、制作者の意図(音の動きや配置)をメタデータとして取り
込んだ独立した音響要素(オブジェクト)をミキシングし、重ね合わせることで自在な音の配置と動きを実現します。
※2 米 DTS 社が 2015 年 4 月に発表したオブジェクトオーディオの 1 種。従来のチャンネルベースのサラウンド音声に音の移動情報や位置情報を重ね
ることで、平面的な音の移動だけではなく垂直方向の音の移動感も加わり、より立体的な臨場感を体験することができるシネマ音響の技術です。
ファームウェアのアップデートによる対応となります。8 月下旬にアップデートしたファームウェアのリリースを予定しています。準備が整い次第、詳細
な日程や内容について、当社 Web サイト(http://www.jp.onkyo.com/)でお知らせします。
※3 ドルビーラボラトリーズが提案するオブジェクトオーディオの 1 種。“Dolby Atmos®”(ドルビーアトモス)は 2012 年に劇場に導入されて以来、ハリウッド
のあらゆる主要製作スタジオに採用され、アカデミー賞を受賞した 7 人の監督、16 人のサウンドミキサーをはじめ、映画業界で幅広く採用されている
多次元サラウンドフォーマットです。
※4 ファームウェアのアップデートによる対応となります。7 月下旬にアップデートしたファームウェアのリリースを予定しています。準備が整い次第、詳細
な日程や内容について、当社 Web サイト(http://www.jp.onkyo.com/)でお知らせします。
※5 HDR とは、映像の最大輝度を拡張する技術。“ULTRA HD Blu-rayTM”規格では HDR 技術を使用して、最大輝度を 100nit から 10,000nit に拡張。
※6 BT.2020 とは、現在の Blu-ray などで用いられる BT.709 に比べ、2 倍以上の広い色空間をカバーした映像フォーマット規格。
※7 ハイレゾ音源のファイルフォーマットの対応は、有線ネットワーク、または USB メモリーからの再生時になります。
※8 Wi-Fi 規格に対応した無線 LAN のネットワーク環境が整っていること、および Wi-Fi での接続が必要です。
※9 「radiko.jp」の対応(聴取可能)エリア、対応放送局については、「radiko.jp」のサイトを(http://radiko.jp/)をご覧ください。
※10 インターネットラジオの再生には、インターネットサービスを提供しているプロバイダーとの契約が別途必要です。





* Dolby、Dolby Atmos、ドルビー及びダブル D 記号はドルビーラボラトリーズの登録商標です。
* DTS、そのシンボルおよび DTS とそのシンボルマークの組み合わせ、DTS:X および DTS:X ロゴは、米国および他の国々で登録された DTS 社の商
標です。
* Apple、AirPlay、iPad、iPod、iPod touch および Mac は米国および他の国々で登録された Apple Inc.の商標です。
* iPhone の商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
* HDMI は、HDMI Licensing LLC の米国その他の国々における商標または登録商標です。
* Google Cast は、Google Inc.の商標または登録商標です。
* Bluetooth®ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標です。
* Wi-Fi は、Wi-Fi Alliance の商標または登録商標です。
* “ULTRA HD Blu-rayTM”はブルーレイディスクアソシエーションの商標です。
* その他の会社名、商品名、技術名、トレードマークおよび商号は、各社の商標または登録商標です。



【主な仕様】
型 番 TX-RZ810(B)

定格出力(各チャンネル) 130 W(8 Ω、20 Hz~20 kHz、全高調波歪率 0.08 %以下、2ch 駆動、JEITA)

実用最大出力(各チャンネル) 215 W(6 Ω、1ch 駆動、JEITA)

周波数特性 5 Hz ~ 100 kHz(+1 dB、-3 dB、Direct モード)

HDMI 端子 入力:8 出力:2

映像入力端子 入力:コンポジット×2、コンポーネント×2
入力:デジタル×3(光×2、同軸×1)、アナログ×7(PHONO×1 含む)
音声入出力端子
出力:アナログ×2(ZONE 2/3)、ヘッドホン×1、サブウーファー×2、7 ch プリアウト×1
USB 入力端子 1(リア)

LAN 端子 1(リア)

最大外形寸法 (W)×(H)×(D) 435 mm × 201.5 mm × 395 mm

質量 14.0 kg

付属品 リモコン(RC-911R)、電源コード、測定用マイク、AM 室内アンテナ、FM 室内アンテナ


※ 詳しい製品情報は以下の製品のホームページをご覧ください。
http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/hometheater/index.htm
http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/hometheater/txrz810/index.htm


※この商品に関するお問い合わせ先※
・報道関係の方:オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社
営業企画部 販売促進課 黒川 TEL 03-3548-2613
ホームページ:http://www.jp.onkyo.com/
製品画像は HP(http://www.jp.onkyo.com/news/newproducts/audio.htm)の「オーディオ&ビジュアル
製品」より当製品をクリック頂き、「報道関係者様用の写真画像はこちらから」よりダウンロード願い
ます。

・お客様:オンキヨーオーディオコールセンター TEL 050-3161-9555
*電話番号を掲載いただく場合は、オーディオコールセンターの番号を掲載願います。





16376