ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査「CMNRメディカル」リリースのお知らせ

株式会社インターネットインフィニティー
News (コード番号:6545 東証マザーズ)


Release 〒141-0032 東京都品川区大崎 1-11-2

http://iif.jp
ゲートシティ大崎イーストタワー4 階



2018 年 8 月 9 日




―”ケアマネジャー”をパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査―


『CMNR メディカル』 をリリース
要介護・要支援の”骨粗鬆症”患者に処方されている医薬品
上位は「ビスホスホネート」 「ビタミン D」 「PTH」



全国のケアマネジャー9 万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」
( http://www.caremanagement.jp/ ) 、 全 国 に リ ハ ビ リ 型 デ イ サ ー ビ ス 「 レ コ ー ド ブ ッ ク 」
(http://www.recordbook.jp/)を展開するなど、日本の健康寿命を延伸する社会の実現に向け、様々なヘ
ルスケアサービスを運営する株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:別
宮 圭一)は、ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査サービス『CMNR メディカル』をリリース
いたしましたのでお知らせいたします。また、第 1 回の調査について合わせて配信いたします。



■調査概要
調査名:CMNR メディカル(第 1 回) 「骨粗鬆症のご利用者に関するアンケート」
期間:2018 年 7 月 11 日~2018 年 7 月 17 日
調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー
調査サンプル数:506 名(うち居宅介護支援事業所勤務/365 名)
調査方法:WEB アンケート
対象医薬品:骨粗鬆症患者(要介護、要支援)に処方されている医薬品全般
(骨粗鬆症治療薬、血管拡張剤、不整脈用剤、降圧剤、高脂血症用剤、血液凝固阻止剤、抗血小板剤、消化性
潰瘍用剤、制酸剤、下剤、浣腸剤、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬、NMDA 受容体拮抗薬、神経系用剤、催眠
鎮静剤、抗不安剤、糖尿病用剤、解熱鎮痛消炎剤、など)



■調査結果(サマリー)
国内の骨粗鬆症患者数は高齢化に伴って増加しており、推定患者数は 1,300 万人と言われております。骨粗鬆症関
連の骨折は、ADL(日常生活動作)を低下させるだけでなく、その後の寿命も短くするため、健康寿命の延伸のため
に骨折予防と骨粗鬆症治療は重要です。
担当ご利用者の中で、「骨粗鬆症」を患っている方は?













20人以上
1~3人



4~6人




11~14人



15~19人
7~10人
0人




在宅介護を支える居宅介護支援事業所に勤務するケアマネジャー(n=365)の担当するご利用者の中に、骨粗鬆
症の患者が「いる」と答えたケアマネジャーは 91.8%でした。ご利用者のうち、骨粗鬆症の患者数は 4~6 人と答えたケア
マネジャーが最も多く、ついで 1~3 人となりました。
※参考:ケアマネジャー1人当たりの平均利用者数は 26 人(ケアマネジメント・オンライン調べ)



主な骨粗鬆症薬の処方率
35%
30%
25%
20%
15%
10%
5%
0%
活性型ビタミンD




抗RANKL抗体薬
PTH




SERM
ビスホスホネート




カルシトニン製剤




骨粗鬆症薬の中で最も多く処方されているのは「ビスホスホネート」でした。骨粗鬆症のご利用者のうち、「ビスホスホネート」
を処方されているのは 30.1%、「活性型ビタミン D」は 17.9%、「PTH」は 6.9%となりました。骨粗鬆症であっても、骨粗
鬆症薬を処方されていない利用者も半数近くありました。
また「ビスホスホネート」を処方されたご利用者のうち、同一の「ビスホスホネート」剤を複数の医療機関から処方されている
重複処方が 23%ありました。
服薬管理を行っている子供(子の配偶者を含む)
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
要支援1


要支援2


要介護1


要介護2


要介護3


要介護4


要介護5
グラフは、要介護者の服薬管理を行っているのは「子供」(子の配偶者を含む)と答えた割合です。
要介護度が上がるにつれて、ご利用者本人が医薬品の服薬管理を行うのは難しくなっていきます。要介護者が家族と同
居している場合には、子供とその配偶者が大きな役割を果たしています。独居、および高齢者夫婦のみの世帯割合を考
慮すると、子供と同居している要介護者の服薬管理は要介護度が上がると子供が行っていることが読み取れます。


要介護度が上がっても治療を継続していくためには、介護者の負担が過大にならないようにすることや、独居、および
高齢者夫婦へ対応するために訪問看護師、訪問ヘルパー、施設職員、薬剤師など、医療と介護の様々な職種の連
携が重要です。




■調査レポート販売のご案内
本調査結果を、詳細レポートとして8月 9 日より販売いたします。上記記載以外にも、骨粗鬆症患者の受診医療機関
数(要介護度別)、服薬管理者(要介護度別)、骨粗鬆症薬以外の医薬品を含む薬効分類別処方数・重複数
などが収載されています。


※医薬品マーケティングご担当者様※
本調査レポートを、医薬品マーケティングに広くご活用いただきたく、製薬企業プロダクトマネジャーなど医薬品マーケティン
グご担当者様に限り、期間限定無料にてご提供いたします。(発売開始から 3 カ月間に限り)
是非ご活用、お問い合わせください。


■お問い合わせ窓口■
株式会社インターネットインフィニティー 事業本部 マーケティング部(担当:江口)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL:neguchi@iif.jp
■CMNR メディカルについて■
『CMNR(CareManager Network Research)メディカル』は、医療と介護連携のキーマンである”ケアマネジャー”を
パネルとした調査サービスです。複数の医療機関を受診することが多い要介護・要支援高齢患者の処方薬や、服薬管
理状況など、医師や薬剤師をパネルとした調査ではなかなか把握しにくい医薬品使用の実態を調査できます。
専門サイト「ケアマネジメント・オンライン」に登録する、日本のケアマネジャー14 万人のうち 6 割に相当する 9 万人のネット
ワークを『CMNR メディカル』では活用しています。
※ケアマネジャー(介護支援専門員)は、適切な介護サービスを受けられるように高齢者とその家族の支援をしており、
医療と介護の連携の要を担っています。


■調査のご依頼について■
「ケアマネジメント・オンライン」では、『CMNR メディカル』をはじめ、ケアマネジャーを対象にした様々な調査を常時行い、企
業やメディア、行政などにお届けしています。今後調査を実施してほしい疾患や医薬品のリクエスト等ございましたら、下記
窓口までお気軽にお問い合わせください。


■記事引用時のお願い■
・「ケアマネジメント・オンライン」調べ、と明記ください。
・WEB 上での引用に際しましては、「ケアマネジメント・オンライン」に http://www.caremanagement.jp/へのリンク
付与をお願いいたします。




■■■ニュースリリース及びサービスに関するお問合せ先■■■
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TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL:neguchi@iif.jp


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