米国でドライブシャフト用部品の旋削・熱処理を行う新工場を新設

平成 29 年 3 月 17 日
各 位
会 社 名 NTN株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 大久保 博司
(コード番号 6472 東証 1 部)
問 合 せ 先 広報・IR 部長 持田 陽一郎
(TEL.06-6443-5001)

米国でドライブシャフト用部品の旋削・熱処理を行う新工場を新設

NTN株式会社(以下、NTN)と高雄工業株式会社、高周波熱錬株式会社の 3 社は、米国における
ドライブシャフト用部品の生産能力の増強を目的として、 3 社の合弁会社である NTK Precision Axel
Corporation(以下、NTK)の第 2 工場をインディアナ州アンダーソン市に新設することを決定しましたので
お知らせします。
1.NTK 第 2 工場新設の狙い
NTNは、中期経営計画「NTN 100」の基本方針のひとつに「稼ぐ経営」を掲げ、その重点施策として
「ドライブシャフト事業の構造改革」に取り組んでいます。取り組みにおいては、需要地における現地調達率を
高めることで、為替変動や事業環境の影響を抑え、収益改善に注力しています。
このたび、米国の堅調な自動車需要を背景に、これまでドライブシャフト用部品であるシャフトの旋削、
熱処理加工を担ってきた NTK の能力増強を目的に、第 2 工場新設を決定しました。新工場は、2015 年に
設立したドライブシャフトの完成品工場である NTN DRIVESHAFT ANDERSON, INC.(NDA)の西側土地に
建設し、シャフトの旋削、熱処理加工を行います。
新工場の設立により、これまで米国におけるフル生産に加えて、国外および外部より調達していたシャフト
の生産集約を図ることで、コスト競争力を強化するとともに供給体制の安定化による、「顧客満足度世界 No.1
の“NTNのドライブシャフト”」に向けた変革を加速してまいります。

2.今後の計画
2017 年 4 月から順次着工し、2018 年 4 月から量産を開始予定。

3.NTK 第 2 工場(新設)の概要
(1)所在地 米国インディアナ州アンダーソン市
(2)事業内容 ドライブシャフト用部品(シャフト)の旋削および熱処理加工
(3)敷地面積 約 162,000 ㎡
(4)延床面積 約 32,000 ㎡
(5)従業員数 約 200 名(2021 年度、予定)

4.NTK の概要
(1)会社名 NTK Precision Axel Corporation
(2)所在地 米国インディアナ州フランクフォート市
(3)事業内容 ドライブシャフト用部品とハブベアリング用部品の旋削および熱処理加工
(4)資本金 15 百万米ドル
(5)出資形態 NTN USA(NTN の 100%子会社)60%
高雄工業 20%、NETUREN USA(高周波熱錬の 100%子会社)20%

以上

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