焼却時のCO2発生を抑えるサトーの技術「エコナノ」が味の素株式会社の「鍋キューブ」外袋に採用

<広報資料>
2017 年 2 月 14 日


焼却時の CO2 発生を抑えるサトーの技術「エコナノ®」が
味の素㈱の「鍋キューブ®」外袋に採用
~食品用で世界初!焼却時の CO2 発生量を 25%以上、年間排出量を約 44 トン削減~

サトーホールディングス株式会社


当社グループのサトーグリーンエンジニアリング株式会社(本社:東京都目黒区)が開
発・販売を行う、焼却時に CO2 を削減する技術「エコナノ®」
(※1)が、味の素株式会社(本
社:東京都中央区)の「鍋キューブ®」(※2) 8 個入の外袋(パウチ)に採用されました。

食品用の CO2 削減包材として、世界初の導入となります。




「エコナノ」ロゴマーク




エコナノは、ナノテクノロジーにより、焼却時に発生する炭素分を灰として残すことで
CO2 を抑える技術です。味の素㈱における本技術導入の第一弾として、2012 年の発売以降、
好調な売上とともに品種も増加する「鍋キューブ®」8 個入(全 7 品種)で採用されまし
た。これにより、エコナノ導入前と比較して、燃焼時の CO2 発生量を 25%以上削減、年間
の CO2 排出量で約 44 トンが削減される見込みです。


味の素㈱ではこれまで、製品パッケージの省資源化や出荷時の省エネルギーなど環境負
荷の低減に注力していましたが、新しい技術探索の中で、エコナノが実現する「燃焼時の
CO2 削減」という手法に着目しました。


味の素㈱では「鍋キューブ®」を独自の環境マークである「味なエコ」マーク®(※2)の
記載製品としてラインナップしています。また、味の素㈱では、2016年11月末に開催され
た「第54回全日本包装技術研究大会」にて、本開発事例を「CO2発生量削減包材の開発」
と題して発表し、優秀発表者として表彰されました。


【この件に関するお問い合わせ先】
サトーホールディングス株式会社 コミュニケーション統括部 広報グループ
佐藤・柘(ツゲ) 電話:03-5745-3412
(※1)東京理科大学 阿部正彦教授、東京理科大学発ベンチャー アクテイブ㈱およびサトー
ホールディングス㈱が共同開発。エコナノは、サトーホールディングス㈱の登録商標です。
(※2)「鍋キューブ®」および「味なエコ」マーク®は味の素株式会社の登録商標です。




《参考資料》


味の素株式会社 関連 URL(CO2 吸収包材でエコ)
https://www.ajinomoto.com/jp/activity/environment/eco/life09.html


サトーのエコナノ
http://econano.sato.co.jp/



■ サトーグリーンエンジニアリング株式会社 概要
所在地 :東京都目黒区下目黒 1 丁目 7 番 1 号
資本金 :1,000 万円
代表者 :代表取締役社長 徳永 清徳
事業内容:ナノベシクルカプセル(CO2 削減剤)技術のラベル以外の用途開拓、
環境事業開拓


■ サトーホールディングス株式会社 概要
創業 :1940 年 (設立:1951 年)
所在地 :東京都目黒区下目黒 1 丁目 7 番 1 号
資本金 :84 億円(2016 年 3 月 31 日現在)
代表者 :代表取締役執行役員社長兼 CEO 松山 一雄
年商 :連結 1,055 億円(2016 年 3 月期)
従業員数:4,861 名(2016 年 3 月 31 日現在)
グループ事業内容 :バーコード、2 次元コード、RFID などを利用した自動認識シス
テムの提案と、ハードウェア、ソフトウェアおよびサプライ製品の開発、
製造、販売、保守。シール・ラベルのデザイン、製造、販売
サトーグループ公式ウェブサイト:http://www.sato.co.jp/

4391