ペトロブラス社ブラジル沖合Tartaruga Verde油田及びTartaruga Mestica油田向けFPSO受注内定

平成 26 年 12 月 2 日
各 位
会 社 名 三井海洋開発株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 宮 﨑 俊 郎
（コード番号 6269 東証第１部）
問 合 せ 先 総務部長 小 林 晴 枝
（TEL. 03-5290-1200）



ペトロブラス社ブラジル沖合 Tartaruga Verde 油田及び
Tartaruga Mestiça 油田向け FPSO 受注内定
三井海洋開発株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長： 宮﨑俊郎）は、ブラジルの総合建設会社
Schahin（シャヒーン）グループ（本社サンパウロ市）と共同で、 ブラジルの国営石油会社である Petróleo
Brasileiro S.A. （以下「ペトロブラス社」、本社リオデジャネイロ市）より、FPSO （Floating Production, Storage &
Offloading System：浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備）1 基の建造及びチャーター契約の発注内示書を
受領しました。

本 FPSO は、ペトロブラス社が保有する BM-C-36 鉱区にある Tartaruga Verde （タルタルーガ・ベルデ）油田及
び Tartaruga Mestiça（タルタルーガ・メスティサ）油田の開発プロジェクトに用いられます。

日量 15 万バレルの原油生産能力、日量 176 百万立方フィートのガス生産能力、日量 20 万バレルの水圧入能
力、約 160 万バレルの原油貯蔵能力を持つ本 FPSO は、当社米国子会社の SOFEC, Inc. 社が設計する
Spread Mooring（多点係留）と呼ばれる係留方式で、リオデジャネイロ州マカエ市南東方沖合約 125km、水深約
765m の海上に係留されます。 本 FPSO は、2017 年第 3 四半期に現地に到着する予定です。

本 FPSO は、完成後に当社の関連会社が保有し、ペトロブラス社に対し 20 年のチャーターサービス （リース及
び運転・保守点検等のオペレーション）の提供を行います。

本件は、当社にとって 12 基目のブラジル向けプロジェクトとなります。当社は今後ともブラジルにおけるオフショ
ア油田開発プロジェクトの参画に注力し、本件の共同応札者である Schahin グループと共にブラジルにおけるエ
ネルギー産業の発展に寄与いたします。



三井海洋開発株式会社について

三井海洋開発（MODEC）は、海洋石油・ガス開発プロジェクトに用いられる浮体式海洋石油・ガス生産設備の建
造、チャーター、オペレーション＆メンテナンスサービスを提供する日本で唯一の企業です。
http://www.modec.com/jp