近況報告(中国市場マーケティング・新型コロナ対策)

2021 年 10 月 06 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 オ プ ト ラ ン
代 表 者 名 代表取締役社長執行役員 林 為 平
(コード番号:6235 東証第一部)
問合わせ先 取 締 役 執 行 役 員
山田 満男
経 営 管 理 部 長
(TEL. 03-6635-9487)


近況報告(中国市場マーケティング・新型コロナ対策)


欧米・東アジアでの新型コロナ鎮静化傾向に鑑み、弊社は中国での顧客マーケティン
グを活発化しており、弊社社長を先頭として、感染対策を徹底しながら中国内での活動を
活発化しております。
弊社社長は、今回、中国入国時に、空港での PCR 検査・荷物消毒検査に始まり、合計
3 週間のホテル隔離期間+健康観察期間を経て、8 回の PCR 検査を受け、無事マーケティ
ング活動を開始しております。中国内では追加で、移動の度に数回の PCR 検査を受けてお
り、現地の徹底した感染対策を体験しております。
今回の出張で体感していることは、中国市場では、従来からあるスマートフォンカメラ
レンズ・筐体関連の光学薄膜装置需要に加え、ミニ LED・AR/MR・車載機器への高度成膜
需要の顕在化が見られることです。これらの用途を幅広く満たす新型の弊社 ALD 装置・エ
ッチング装置等が新型スパッタ装置と相俟って注目されているという新しい変化が生じて
います。光学薄膜とその発展系である半導体技術融合成膜技術がますます重要度を高めて
いる印象です。
世界的な半導体不足や、新たに浮上した中国の電力供給不足問題が、顧客の設備投資意
欲の抑制に影響している面は否定出来ませんが、新たな成膜技術応用へのニーズの高まり
はそれを上回っており、今回のトップセールスによる顧客マーケティングや地道な中国拠
点による顧客コンタクトを通じ、受注ニーズを捕捉する活動を強化しております。
なお、今回の中国滞在時に、弊社上海開発・生産・販売拠点(光馳科技(上海)有限公
司)とは、通信手段による日常コミュニケーションに加え、対面での新型コロナ対策の徹
底の確認・品質向上・生産コスト削減等についての打ち合わせを綿密に行い、ALD 装置関
連の新会社設立準備(開示済み:光馳半導体設備(上海)有限公司)についても、予定通り
設立することを確認しました。また、新型コロナ対策を徹底し、現在、弊社グループ全体
で、役社員感染者 0 となっております。
弊社グループは、世界経済に影響するであろう様々なマクロ要因を注視しつつ、新型コ
ロナ対策を重視しながら、果断に世界市場の動向をキャッチし、先行的な技術取得・新型
装置開発・高品質・コスト節減を実践し、社会およびお客様のニーズに応えてまいりま
す。
以上

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