日本発の民間月面探査チーム「HAKUTO」のサポーティングカンパニーに参加

平成 29 年 4 月 11 日

各位




日本発の⺠間⽉⾯探査チーム「HAKUTO」の
サポーティングカンパニーに参加


⽇進⼯具株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社⻑:後藤 弘治、証券コード:6157)
は、世界初のロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE(グーグル・ルナ・エック
スプライズ)」に挑戦する株式会社 ispace(東京オフィス:東京都港区)が運営する日本発
の⺠間⽉⾯探査チーム「HAKUTO」のサポーティングカンパニーに加わりました。当社は
エンドミルをはじめとした精密加工ツールを提供し、挑戦に貢献してまいります。




HAKUTO は「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」プロジェクトとして、⽉⾯に純⺠間開
発の無⼈探査機(ローバー)を着陸させ、着陸地点から 500m 以上⾛⾏し、指定された⾼
解像度の動画や静⽌画データを地球に送信するという「Google Lunar XPRIZE」のミッシ
ョンに挑戦しています。


このローバーの総重量は約 4kg、重量と⽐例して増える打ち上げコストを抑えるために、
当ミッションに参加する他チームと⽐較しても類を⾒ない超軽量化を実現するとともに、
全体の低コスト化のために多くの⺠⽣品を使⽤し開発されております。そのため様々な部
品の⾼精度化、⼩型化及び⾼集積化が図られておりますが、それを⽀えているのが⽇本の
モノづくりが得意とする微細・精密加工技術であります。
⽇常を⽀える技術の延⻑線上に宇宙開発があることや、ふつうの⼈が宇宙へ⾏く未来がや
ってくることを証明するために何度も試作を重ねて挑戦する HAKUTO の姿勢に共感し、当
社は本プロジェクトへの参加を決定いたしました。


「つくる」の先をつくる”

夢やアイデアを次々とカタチにすることで、まだ⾒ぬイノベーションを叶えるため、より
精巧で複雑な⾦型や部品の創造に貢献し、Made in Japan のモノづくりを支えていく。
当社はこれからも、無限に広がるモノづくりの夢と可能性を切り拓いていきます。


なお、下記⽇程で開催される⾦型産業向け展⽰会「INTERMOLD 2017」の当社ブースで、
このローバーのモックアップが展示されます。
開催期間 : 2017 年 4 月 12 日(水)
〜2017 年 4 月 15 日(土)
開場時間 : 10:00〜17:00
(最終日は 16:00 まで)
会 場 : 東京ビッグサイト
月面探査ローバー「SORATO(ソラト)

U R L : https://www.intermold.jp/
※ご来場の際は上記ホームページからの事前来場登録をご利⽤ください。



【HAKUTO について】
http://team-hakuto.jp/
HAKUTO は、 株式会社 ispace が運営する、 日本で唯一 Google Lunar XPRIZE に参加するチームです。 ベンチャー、
大学、そしてプロボノと、様々なバックグラウンドを持った人材が集まり、それぞれの特技を生かし合って月面探査
ロボット (ローバー) を開発し、 Google Lunar XPRIZE に挑戦するプロジェクト 「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」
で世界初の⺠間⽉⾯探査を⽬指しています。2015 年 1 ⽉には、⽉⾯ミッションを達成できる能⼒のローバーを開発
したその技術⼒が評価され、Google Lunar XPRIZE 中間賞のモビリティ部門を受賞しています。2016 年 12 月にチ
ームインダスとの相乗り契約を締結しています。

【Google Lunar XPRIZE について】
http://lunar.xprize.org/
Google がスポンサーとなり、XPRIZE 財団によって運営される、⺠間組織による⽉⾯無⼈探査を競う総額 3,000 万
ドルの国際賞⾦レースです。ミッションは、⽉⾯に純⺠間開発の無⼈探査機を着陸させ、着陸地点から 500m 以上走
⾏し、指定された⾼解像度の動画や静⽌画データを地球に送信すること。1 位のチームには賞⾦ 2,000 万ドル、2 位
のチームには賞⾦ 500 万ドルが与えられます。SpaceIL(イスラエル) 、Moon Express(アメリカ)
、Synergy Moon
(インターナショナル) 、TeamIndus(インド)、HAKUTO(日本)の5チームがレースの最終フェーズに参加して
います。




本件に関するお問い合わせ先
日進工具株式会社
執⾏役員管理部⻑ 田島 寛
電話 03(3763)5672
http://www.ns-tool.com/ja/

5066