土地の購入や家を建てる前に、消費者自らが地盤調査 新サービス『地盤カルテ PLUS』提供開始

PRESS
RELEASE

2016 年 3 月 11 日
地盤ネットホールディングス株式会社


土地の購入や家を建てる前に、消費者自らが地盤調査
新サービス『地盤カルテ®PLUS』提供開始
~震災から 5 年、自ら地盤災害リスクを知り家族の安全を守る時代へ~

戸建て住宅の地盤調査・解析・補償サービスを提供する地盤ネットホールディングス株式会社(本社:
東京都中央区、代表:山本 強、以下地盤ネット HD)の子会社、地盤ネット株式会社(以下地盤ネット)
は、消費者向け地盤調査サービス『地盤カルテ®PLUS』の提供を開始します。


2015 年1月より提供を開始した、無料で地盤・災害リスクを点数化する日本初※1 の WEB 診断サービス
『地盤カルテ®』
(特許出願中)の発行総数は 12 万件に達しました。地盤カルテ®を出力して頂いたお客
様から、地盤に関する関心の高まりを背景として「実際の現地調査に基づいた診断結果が知りたい」、
「地
盤に応じた建物の建て方や、対応策を教えて欲しい」などのご要望を多数頂きました。
これを受けて、従来は主に住宅会社など事業者向けに提供されていた、現地における地盤調査サービ
スを消費者向けに提供します。通常の戸建て住宅向けの地盤調査では行われていない、地盤沈下撲滅に
直結する腐植土層の有無確認や、液状化判定に必要な土質採取・孔内水位測定も行ったうえで、調査に
基づいた地盤のスコア・敷地の概略情報と、地盤と建物のプロが推奨する住宅の建て方等を示した新サ
ービス『地盤カルテ®PLUS』のご提供を開始いたします。

発行数急伸!
累計 12 万件突破! 左上 「地盤カルテ®」


右上 「地盤カルテ®」累計発行数
診断数累計 121,281
診断期間 2015.01.27~
2016.2.29




左下 「地盤カルテ®PLUS」レポート


右下 現地における地盤調査
(スウェーデン式サウンディング試験
※2
(SWS 試験)) の例




<報道関係各位からのお問い合わせ先>
地盤ネットホールディングス株式会社 開発・広報担当:横山芳春(携帯: 070-6644-6061)
Tel: 03-6265-1834 / Fax: 03-6265-1804 / E-mail: press@jibannet.co.jp
※お客様からのお問い合わせ先: 地盤ネット株式会社 Tel: 03-6265-1803
参考資料

【「地盤カルテ®PLUS レポート」について】
「地盤カルテ®PLUS」では、地盤調査結果、現地調査によるリスクスコア、敷地情報やライフラ
イン、対象地と周辺の情報、簡易液状化判定などの情報が満載で、地盤状況に応じて建物を建てる
際のアドバイスが記載された「地盤カルテ PLUS®レポート」が発行されます。

表面 裏面
現地調査に基づく 地形・地質の概要
地盤リスクスコア
法令用の制限
(区域指定 用途地域、

地盤調査結果 防火規則等)
(改良要不要等)
ライフラインの情報
地盤に関する考察 (水道・ガス・電気等)
道路状況
地盤調査データ
の抜粋 地盤調査に基づく、
不同沈下計算結果
地盤調査結果を踏
まえた、建物を建て
る際のアドバイス 土質採取・水位測定に
よる簡易液状化判定


地盤調査報告書・地盤解析判定書と併せて、
「地盤カルテ®PLUS レポート」を工務店、ハウスメー
カーにご持参頂くことで、地盤条件を踏まえた理想の住まい造りに役立てることができます。地盤
ネットでは、地域や地盤状況とご希望されるプランなどのご要望をもとに、最適な工務店、ハウス
メーカーをご紹介させて頂くこともできます。


【「地盤の見える化」による不動産のパラダイムシフト】




従来、地盤の価値は土地の価格に殆ど反映されておらず、また住宅購入時においては契約後に地
盤調査が実施されることが一般的で、消費者は契約後に初めて地盤リスクを知るという流れが主流
でした。 土地取得時や建て替えを検討する際には、事前に『地盤カルテ®PLUS』により地盤調査
を行うことで、その地盤に合った住まいづくり(構造・耐震・基礎選定など)ができるようになり、
安全を守るとともに地盤品質を「見える化」した住宅建築や不動産取引が可能となります。
参考資料

【地盤カルテ®PLUS 利用シーン】
・購入したい物件の地盤沈下、液状化などの地盤・災害リスクが心配な方
(所有されていない土地については、地権者のご同意を頂く必要があります)
・2000 年 4 月以前に建築された住宅にお住まいの方
→「住宅の品質確保の促進等に関する法律」施行前で、新築時の地盤調査が一般的ではないため
・所有している物件を売却・建て替え・リフォーム予定の方で地盤リスクが気になる方
→地盤リスクに応じて、住み替えや建て替えなどの検討が可能となります
・どのような住宅会社に依頼したら、どのような住宅を建てたら良いか悩んでいる方
→地盤調査やその他条件に基づいた最適な住宅会社や住宅についてご提案できます。




【地盤カルテ®PLUS 利用イメージ】




グラウンド・
プロによる
地盤調査の例




【地盤カルテ®PLUS レポート内容一式】
・地盤カルテ®PLUS レポート ・地盤調査報告書 ・地盤解析判定書




【「地盤カルテ®」と「地盤カルテ®PLUS」の違い】

サービス名 料金(税別) 地盤スコアの意義 対応策
地盤カルテ® 無料 地図情報から見た概略スコア 地盤リスク傾向の提示のみ
地盤調査に基づいた地盤リスク、
地盤カルテ® 1 棟あたり 現地における地盤調査から
対象地情報および、地盤と建築のプ
PLUS 5 万円 得られる現実的なスコア
ロが推奨する建築方法を提示
参考資料

【地盤カルテ®PLUS レポート担当者の一例】




住宅考察・アドバイス担当 地盤リスク担当
伊東 洋一 技術本部長 横山芳春 技術副本部長

一級建築士、地盤インスペクター、 博士(理学)、シニア地盤インスペクター、
一級地盤検査技士、住宅地盤調査技士 防災士




【地盤カルテ®PLUS サービス概要】
お施主様向けの地盤調査に基づく地盤・災害リスク判定および
内 容
地盤に最適な住宅のアドバイスに関するサービス

スウェーデン式サウンディング試験(SWS 試験)※2
土質サンプリング
調 査 方 法
孔内水位測定
※地域や敷地、現況建物の状況等により、地盤調査が行えない場合があります

開 始 時 期 2016 年 3 月 11 日~

1 棟あたり 5 万円(税別)
価 格 ※地域によって、別途遠方費用等が発生する場合があります
※地盤・建物に関するご相談は無料、地盤調査実施の際に有償となりま

対 象 地 域 日本国内全域

お施主様が土地を所有する地権者である、または土地に立ち入っての地盤調査
対 象 物 件 について地権者から同意の得られている敷地であり、戸建住宅(3 階建て以下の
木造、S造、RC造)の建築予定または建築済みの物件(住宅 1 棟ごと)

申 込 方 法 WEB 申込み http://jibannet.co.jp/karteplus/
参考資料

【地盤ネットホールディングス株式会社概要】
地盤業界が抱える情報格差と生活者の不利益の解消を目指し、「工事を受注しない」という公正
中立な立場で地盤調査データを再解析する「地盤セカンドオピニオン®」を提供。オリジナルの地
盤測定機「グラウンド・プロ」を開発し、地盤調査や地盤補償サービスも提供する。2015 年 1 月よ
り、土地の災害リスクを診断して採点するレポート「地盤カルテ®」を WEB 上で無償公開し、利用
は 12 万件を超えた。また、さまざまな地盤情報を地図上で閲覧できる WEB サービス「地盤安心マ
ップ®」を公開。これらが評価され、ジャパン・レジリエンス・アワード 2015(強靭化大賞)にて
「最優秀レジリエンス賞」を受賞、国土交通省国土地理院の主催する「電子国土賞 2015
(PC 部門)

を受賞し、地盤業界初のテレビ CM 制作をおこなうなど、業界の見える化を推進。


会 社 名 :地盤ネットホールディングス株式会社
代 表 者 :代表取締役 山本 強
本社所在地 :東京都中央区日本橋一丁目 7-9 ダヴィンチ日本橋 179 ビル 2 階
設 立 日 :2008 年 6 月 25 日(2014 年 10 月 1 日 持株会社体制に移行)
資 本 金 :4 億 9,040 万円(2015 年 3 月 31 日現在)
業 務 内 容:地盤解析サービス、地盤調査サービス、部分転圧工事サービス など
グループ会社:地盤ネット株式会社/JIBANNET ASIA CO.,LTD./Jibannet ReinsuranceInc.
U R L :http://jiban-holdings.jp


※1 地盤ネットHD調べ

※2 スウェーデン式サウンディング試験(SWS 試験)
:地盤調査方法の一つ。鉄の棒(ロッド)の先端に円錐形をねじっ

たようなスクリューポイントを取り付け、それを地面に垂直に立てて貫入させて調査を行う。1976 年に日本工業規格に制

定され、現在では JIS A1221(2013)として戸建て住宅向けの地盤調査の殆どが本試験によって実施される。

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