ダイハツディーゼルの新たな取組みについて

2019年5月27日
各 位
会 社 名 ダイハツディーゼル株式会社
代表者名 代表取締役社長 木下 茂樹
(コード番号 6023 東証第2部)
問合せ先 常務執行役員 水科 隆志
(TEL. 06-6454-2331 )



ダイハツディーゼルの新たな取組みについて


当社の新たな事業取組みとして、艦艇用小型・軽量・高出力エンジンへの需要に応えるべく市場投入を前提
にドイツMTU社とライセンス契約を締結いたしました。


この度、三菱重工業株式会社および三井E&S造船株式会社からMTUエンジンを受注するに至り、社内体制整備
を進めております。艦艇事業においては過去、多用途支援艦「すおう」「あまくさ」および敷設艦「むろと」

に当社オリジナル機関を納入した実績があります。
今回は、三井E&S造船株式会社が建造中の防衛省向け音響測定艦(2021年3月竣工予定)の推進発電機用原
動機としてMTUエンジン、非常発電機用原動機として当社オリジナルエンジンの納入を予定しております。


また、防衛省向けに三菱重工株式会社が主事業者となり、三井E&S造船株式会社とともに建造する、新艦艇
(30FFM)の発電機用ディーゼル機関としてMTUエンジンを受注しております。この新艦艇は2018年度予算で2
隻建造され、いずれも2022年3月の引渡を予定しております。
新艦艇の就役後にエンジンの整備など後方支援等のニーズにも対応できる体制を進めてまいりますが、その
一環として、当社守山工場にMTUエンジンを対象としたトレーニング施設を設置する準備を進めております。


国防の一翼を担う重要性を強く認識し、この事業を既存事業に加え、当社の新たな挑戦、取組として育てて
まいります。


以 上

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