AM(Additive Manufacturing)サービス提供開始のお知らせ

2020 年 5 月 28 日
各 位
会 名 株
社 式 会 社 J M C
代表取締役 社長
代表 者名 渡 邊 大 知
兼 C E O
(コード番号:5704 東証マザーズ)
問合 せ先 経 営 企画 室長 倉 嶋 崇 博
(TEL. 045-477-5751)



AM(Additive Manufacturing)サービス
提供開始のお知らせ
EOS ジャパン社との協同により樹脂 3D プリンター関連市場の拡大を推進



株式会社 JMC
(神奈川県横浜市 代表取締役社長兼 CEO:渡邊 大知) Electro Optical Systems
は、
Japan 株式会社(神奈川県横浜市 代表取締役社長:Terrence Oh 以下 EOS ジャパン社)と協同
し、従来の 3D プリンター出力事業を品質と生産性の両面で強化するとともに、
「樹脂 3D プリンタ
ーAM サービス」の提供を開始致します。
JMC は、2020 年 7 月(予定)に EOS Gmbh(本社ドイツ・ミュンヘン、以下 EOS 社)製最新
ハイエンド樹脂 3D プリンターを導入することにより、従来の試作品を中心とした製造受託サービ
スに加え、高い品質が求められる量産品の受注にも対応できる体制を構築します。導入する最新ハ
イエンド樹脂 3D プリンターは、JMC 本社に近接したショールームとラボを兼ねた EOS ジャパン
テクニカルセンター内に設置し、EOS ジャパンと連携して、「樹脂 3D プリンターAM サービス」
を提供します。




1. 「樹脂 3D プリンターAM サービス」の提供
世界では急速に AM 関連市場が成長しています。AM は試作だけでなく、製品製造にも使われる
ようになってきており、その適用範囲を拡大しています。JMC は、品質と生産性が向上した最新ハ
イエンド樹脂 3D プリンターを用いた AM 生産と AM 生産に関連するサービスの提供を EOS ジャ
パン社と協同で始動することに致しました。



2. 「樹脂 3D プリンターAM サービス」内容
① 樹脂部品の試作・生産請負(AM 生産は JMC が受託します。)
② 樹脂 3D プリンターの導入コンサルティング
③ EOS 社製樹脂 3D プリンターに関する各種トレーニング
④ 樹脂 AM 用途開発支援


(注)Additive Manufacturing とは
3D プリンターによる積層技術は、これまで「Rapid Prototyping(高速試作)
」と呼ばれてきました。し
かし近年の積層技術の進歩によって、 3D
試作用途に留まらず、 プリンターで最終製品を製造するという
考え方が普及し始め、「Additive Manufacturing(付加製造)」という言葉に置き換わりつつあります。
「Additive Manufacturing」とは、3D データを参照して、素材を積み重ねて形をつくる製造方法であり、
その強みを生かすためには、従来の素材を切削する「除去加工」や、素材を変形する「塑性加工」とは
全く異なる設計思想を要します。JMC では、20 年以上取り組んできた積層技術のノウハウを活用し、
設計段階からの支援を行うことで、新しい生産技術を顧客に提供していきます。


【当社 AM サービスサイト URL】
https://www.3d-printout.com/am/
(6 月中旬にフルオープン予定)


【関連イベント情報】
AM サービスの提供開始に関連して、5 月 29 日(金)にオンラインで開催される「AM オンライン
(主催:Link3D)にて、当社代表取締役社長兼 CEO 渡邊大知が講演を行います。
カンファレンス」
「RP で学んだ教訓、AM への挑戦」と題して、国内における 3D プリンター黎明期から
講演では、
事業を継続してきた当社の歩みと、AM に取り組むうえで重要になる考え方について、独自の切り
口で解説致します。詳細は下記 WEB サイトでご確認下さい。
https://go.link3d.co/jamm2


【Electro Optical Systems Japan 株式会社 概要】
Electro Optical Systems Japan 株式会社は、インダストリアル 3D プリンティング分野において世
界をリードする技術サプライヤーである EOS 社の日本法人です。EOS 社は 1989 年に設立された
独立系企業で、AM の包括的なソリューションの提供をする、この分野での先駆者であり革新者で
す。 EOS 社のシステム、材料、およびプロセスパラメータ等の製品ポートフォリオは、製品の品
質やその品質を維持し続けるという点で競争優位性をお客様にご提供します。 EOS 社のポートフ
ォリオは、世界中で提供されるサービスや包括的なコンサルティングサービスにより、理想的に補
完されています。


【EOS ジャパンテクニカルセンター】
EOS 社製の各種 3D プリンターのショールーム機能に加え、開発支援型の設計・総計サービスを行
うラボ機能も果たし、トレーニング・コンサルティングの拠点となります。
所 在 地:神奈川県横浜市港北区新横浜 3-22-11
設備一覧:樹脂粉末積層造形システム EOS P 396 1 台(JMC 導入装置)
金属粉末積層造形システム EOS M 400-4 1台
EOS M 290 1台





【当社概要】
1999 年、光造形方式の 3D プリンターを導入して製造業に参入。3D プリンター出力による部品製
造の事業規模が拡大する中、2006 年に有限会社エス・ケー・イーを吸収合併し、砂型鋳造法による
鋳造事業をスタート。3D プリンターで培ったデジタル技術を背景に、職人の肌感で語られること
が多かった鋳造を定量化することで、経験年数に依存せずに質の高い鋳造ができることを証明。業
界に新たな進化を起こした。2015 年には産業用 CT による非破壊検査・測定を目的とした CT 事業
を開始。さらに、心臓カテーテルシミュレーター『HEARTROID』の販売でメディカル分野にも領
域を拡げた。2016 年東京証券取引所マザーズに上場。


所 在 地:神奈川県横浜市港北区新横浜 2-5-5 住友不動産新横浜ビル 1F
代 表 者:代表取締役社長兼 CEO 渡邊大知
設 立:1992 年 12 月 18 日
資 本 金:782,671,300 円
売 上 高:2,809 百万円(2019 年 12 月期)
従業員数:134 名(2019 年 12 月末)
事業内容:3D プリンターおよび砂型鋳造による試作品、各種部品・商品の製造、販売
産業用 CT の販売および検査・測定サービス
高度管理医療機器等の販売、医療機器等の製造・製造販売
U R L:https://www.jmc-rp.co.jp/




【本件に関する問い合わせ先】
株式会社 JMC 経営企画室 IR 担当
TEL: 045-477-5751 E-MAIL: ir@jmc-rp.co.jp





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