高機能エコ瓦「Heat Defense(ヒート ディフェンス)」発売に関するお知らせ

平成27年7月28日
各 位
会 社 名 株式会社 鶴 弥
代表者名 代表取締役社長 鶴見 哲
(コード番号 5386 東証第2部・名証第2部)
問合せ責任者 常務取締役管理本部担当 山内 浩一
(TEL.0569-29-7311)


高機能エコ瓦「Heat・Defense(ヒート・ディフェンス)」
発売に関するお知らせ

この度、当社は、新製品として、遮熱性能を向上させた高機能エコ瓦「Heat・Defense(ヒート・ディフェ
ンス)」を発売させて頂くこととなりましたので、下記の通りお知らせいたします。


1.新製品名
「Heat・Defense F1」「Heat・Defense エース」


2.開発の経緯
住宅業界を取り巻く環境は、住宅の省エネルギー化や長寿命化、新設住宅着工数減とリフォーム市
場の活性化など様々であり、今後も大きく変化していくものと思われます。さらに、地球温暖化の影
響などで毎年のように猛暑が続く昨今の夏場は、家屋の中にも居るにも関わらず、熱中症で倒れる高
齢者が増加しています。
そこで、当社では、建物の中で最も過酷な環境下にある屋根において、高い遮熱性能を有し、居室
への熱の侵入や屋根下地材の熱劣化を抑制する事で、①住宅の省エネルギー化及び長寿命化、②住ま
われる方の快適性、を追求する高機能エコ瓦「Heat・Defense(ヒート・ディフェンス)」を開発いたし
ました。
本件製品は、天井断熱の不十分な既築住宅の屋根の葺き替え(リフォーム)において、2階の居室環
境の改善に特に貢献いたしますので、新築住宅はもちろん、戸建住宅や店舗などのリフォームまで幅
広いニーズにお応えできると考えております。
製品概要については、次項以降の添付資料をご参照下さい。

3.発売日
平成 27 年 7 月 29 日 ※受注生産となります(納期目安1.2ヶ月)

4.定価
「Heat・Defense F1」900 円/枚、「Heat・Defense エース」600 円/枚

5.本件製品の詳細に関するお問い合わせ先
開発部 古賀野
TEL:0569-49-0550 FAX:0569-49-0553
E-mail:kaihatsu@try110.com 以上


報道関係者様向け お問い合わせ窓口
経営企画室 中村
TEL:0569-29-3436 FAX:0569-28-5891 E-mail:h-nakamura@try110.com
本件に関する取材等のお問い合わせは上記広報担当者までお願いします
高機能エコ瓦
ヒート ディフェンス




夏の暮らしを変える遮熱瓦
屋根を見上げるたびに、
なんだか嬉しい。


はじめに
環境配慮や安心安全、住宅資産向上などの観点から、
日本の住まいは今、『省エネルギー化』と『長寿命化』に向けて変わりはじめています。




住まいと家族を守る屋根には、
外的要因として
まず耐久性、そして災害に強く、省エネ性や快適性、美観性が重要。 気象が変化している
・猛暑
その答えの1つが、Heat・Defense ・台風
・巨大地震
・豪雨 等




省エネルギー化 長寿命化



構造躯体の安定
壁配置、固定力
開口部の断熱と遮蔽
複層ガラス 劣化の軽減
通気、換気
断熱、気密
断熱材強化 火災時の安全
不燃材




外皮性能
遮熱、光触媒

高効率化
住宅設備

屋根について
屋根以外について
“これからの暮らし”を変える。


日本の屋根の代表格、
『瓦』

永く愛され続けてきた伝統ある瓦が、
裏面にもさりげなくこだわって、
遮熱瓦として誕生。




Heat・Defense エース Heat・Defense タイプⅠ
     坪53枚     坪40枚
     重量 2.6kg/枚     重量 3.6kg/枚
     裏面 アルミニウム     裏面 アルミニウム
     受注生産     受注生産




3つの 高遮熱性
特長 ・冷房費省エネ
・断熱材代替


高機能エコ瓦
Heat・Defense

高耐久性 安全性
世界初
・粘土瓦は 60 年以上〔CASBEE ※
〕 ・防災瓦 スーパーロック工法

・下地材ストレス軽減

※建築環境総合性能評価システム〔CASBEE〕
遮熱
いい瓦(Heat・Defense)が、
夏の暮らし方を変えてくれる。
暑くて寝苦しい夜・・・つい冷房に頼りすぎて体調を崩しがち。
必要以上に冷房に頼らない、家族にいい瓦。


Heat・Defense 粘土瓦 化粧スレート
  放射率 0.02~0.1   放射率 0.90  放射率 0.95
  屋根温度(下地) 約53℃   屋根温度(下地) 約61℃  屋根温度(下地) 約70℃
  冷房費※ -1,900円/月   冷房費※ -1,000円/月  冷房費※ 0円/月(基準)
  〔参考〕暖房費※ -240円/月   〔参考〕暖房費※ -60円/月  〔参考〕暖房費※ 0円/月(基準)
※当社社内試験 試験棟:床面積 3.78 ㎡の電力量を一般的な住宅の床面積(50 ㎡)に換算により算出。22 円/kWhにて算出。

(円)1500
化粧ス 粘土瓦(黒 Heat・Defense(黒
1000 +1000 0 -900


冷房費削減


低放射 0 粘
化 熱くなりにくい
Heat




粧 土
-500 黒 ス 瓦 ( ・ 居室が暑くなりにくい
(




) レ 黒 黒
低放射+空気層
ー -900
(



Defense




-1000 ト ) ) 低放射+瓦下空気層※が、
熱気や冷気を遮断
Heat・Defense ※瓦下空気層は窓の複層ガラスと同じ役目
低熱放性 (熱画像) 一ヶ月間冷房費比較




天井断熱材が不十分な住まい(既築住宅)には、特におすすめ。
屋根リフォームだけで大きな快適性をもたらす、いい瓦。
天井断熱材が不十分な住まいには、
特におすすめ
高機能エコ瓦
既存屋根 Heat・Defense




天井断熱材
不十分


屋根に近い エアコンの
2 階が 効きが
暑くない 早くなる
耐久
いいものは長く使える。
いい瓦を選ぶことはエコにつながる。何十年という単位で暮らす
住まいだからこそ、長期的な経済効果があるものを選びたい。


建築環境総合性能評価システム(CASBEE)の評価で、瓦は最高レベルの耐久性(60 年)。
遮熱材のアルミニウムは、促進耐候性試験にて 10 年相当で異常なし。


耐久性
試験前 試験後
60 年




高温焼成(1,130℃)で焼き締めた瓦は高耐久 促進耐候性試験 異常なし
※京都中小企業技術センター


決して目立ちませんが、屋根防水シート(ルーフィング)の役目はとても重要。
防水シートが苦手な熱劣化を抑制し、耐用年数も大幅に向上。

Heat・Defense
Heat・Defense 51.9

粘土瓦 34.4
防水シート
化粧スレート(基準) 20 耐久性アップ 屋根防水シート
(ルーフィング)
化粧スレート(基準)0 10 20 20
30 40 50 60 (年)
防水シート耐用年数比較 (屋根材別)
当社評価方法により算出
防水シート耐用年数を 20 年(化粧スレート使用時)とし、長期耐久性寿命推定方法(アレニウスの式)で屋根材別比較
これら評価値は保証値ではありません。




安全
日本の屋根を守る防災瓦
瓦同士がかみ合わさることで、台風などの強風に威力を発揮し、地震でも崩れない、いい瓦。

ハイパーアーム®




アンダーロック®

瓦 1 枚ずつ釘固定+瓦同士のかみ合わせ 瓦 1 枚ずつ釘固定+瓦同士がスーパーロック
いい瓦(Heat・Defense)を選ぼう。
気持ちのよい暮らしの1ページをひらくために。

製品ラインナップ




ギンリン ギンリン

エース 銀鱗 タイプⅠ 銀鱗




エース ブラック(艶有) タイプⅠ マットブラック(艶無)




エース ハイシルバー タイプⅠ アンティックブラウン
招きたくなる楽しさ。

家族が集う事の楽しみ、人がつながる事の喜び。




タイプⅠ:銀 鱗 タイプⅠ:マットブラック




エース:銀 鱗 エース:銀 鱗


Before After




土葺き和瓦 タイプⅠ:アンティックブラウン
※当社粘土瓦へのリフォーム施工例です。
工事に関するお願い

・乾式工法(引っかけ桟葺き)でご使用ください。
・性能を十分に発揮させるために、下記の箇所(水色)にご使用ください。
・グラインダー等で切断加工は行わないでください。※加工しない箇所に使用します。
・Heat・Defense を処分する場合は、産業廃棄物として処分してください。
処分方法は各自治体に従ってください。




製品に関するご注意
■Heat・Defense に関するご注意
・アルミニウムの部分的な破れでは、著しく遮熱性能が低下するものではありません。
・アルミニウム表面に汚れが付着した場合、遮熱性能が低下する場合があります。
・アルミニウムに漆喰などのアルカリ成分は付着させないでください。


■粘土瓦に関するご注意
・粘土瓦は天然原料を使った自然素材であるため、色ムラ、ネジレ、寸法のバラツキ、
貫入、ピンホールが発生する場合がありますが、製品欠陥ではなく粘土製品としての
一般的性質であり、品質上の問題はありません。


■三州瓦製造・販売 ■特約店




日本のすべての屋根に防災瓦を
2015 年7月

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