フコクのバッテリーホールドシートがTOYOTA「bZ4X」に採用

NEWS RELEASE
2022年5月16日
株式会社フコク


フコクのバッテリーホールドシートがTOYOTA「bZ4X」に採用
CASEの時代も ゴムからはじまる安全・安心・快適な未来


株式会社フコク(本社:埼玉県上尾市)は、バッテリーモジュールの性能
向上や長寿命に貢献する製品を開発し、TOYOTA初のバッテリー電気自動
車(BEV)である「bZ4X」に採用されました。

フコクが開発したバッテリーホールドシートは、各バッテリーセル間に配
置され、充放電時の膨張収縮により発生する力を適切にコントロールする
ことでバッテリーモジュールの長期信頼性を提供します。


製品外観

バッテリー
モジュール




バッテリー
ホールドシート
バッテリー
セル

特徴 お客様との共創で課題を解決
内燃機関を持たないBEVは、バッテリーが唯一のエネルギー源になります。
また、BEVの走行性能や航続距離はバッテリーのエネルギー密度に依存しま
す。バッテリーのエネルギー密度が高くなると、充放電によるバッテリーセ
ルの膨張収縮量が大きくなることが知られており、この膨張収縮を最適な力
で拘束することで、バッテリーとして優れた性能を発揮します。

フコクはこの最適拘束力を達成するためのバッテリーホールドシートをお客
様と共に開発し、実用化に成功しました。フコクの得意とする非線形解析技
術による形状設計、長期特性を満足させる配合技術、ゴムの特性を最大限活
かすことで圧縮特性をコントロールし、バッテリーモジュールの長期信頼性
を提供いたします。

フコクの取り組み 新素材・新工法を駆使して 夢あふれる未来づくりに貢献
フコクは1953年の創業以来、防振機能ゴム製品やブレーキ関連ゴム製品、
ワイパーブレードラバー、その他機能部品で自動車産業の発展を
支えてきました。今後もお客様とより深い共創関係を構築し、カーボン
ニュートラルの実現に向けたモノづくりを通じ、電動化対応製品の開発を
推進、技術のさらなる深化と新化を追求し続けます。


【お問い合わせ】 担当:総務部
〒330-0063埼玉県さいたま市浦和区高砂1-1-1朝日生命ビル2F/3F/8F
Mail:ir@fukoku-rubber.co.jp TEL:: 048-615-4400

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