資生堂、フィリピンで合弁会社を設立

2018 年 11 月 7 日

各 位

会 社名 株式会社 資 生 堂
代表者名 代表取締役 執行役員社長 兼 CEO
魚谷 雅彦
(コード番号 4911 東証第 1 部)
問合せ先 IR 部長 北川 晴元
(TEL.03-3572-5111)

資生堂、フィリピンで合弁会社を設立
~プレステージ事業、フレグランス事業を統合しマーケティング投資を加速~


資生堂は、フィリピンにおける化粧品事業を強化すべく、合弁会社「Shiseido Philippines Corporation(資
生堂フィリピン)」を設立します。当社の100%子会社でアジアを統括する資生堂アジアパシフィック(Shiseido
Asia Pacific Pte. LTD.)と、シンガポールに本社を置き、アジアで化粧品代理店などを展開するLUXASIA社
(LUXASIA PARTNERS PTE. LTD., )との間で合弁契約を調印しました。新会社によるオペレーションは
2019年7月より開始し、出資比率は資生堂アジアパシフィックが過半を占めます。
フィリピンでは現在、販売代理店が二社にわたっていますが、今後は新会社である資生堂フィリピンで全
てのブランドを取り扱い、マーケティング投資を加速し売上拡大を目指します。

背景とねらい
資生堂では現在中長期戦略「VISION 2020」において、「プレステージファースト戦略」のもと、当社の強
みであるプレステージ領域を第一優先としたマーケティングを行い世界各地で成長を目指しています。
経済成長著しい東南アジアにおいて、1億人以上の人口を有し、若年層が多く、化粧品市場規模が東南
アジアで3番目に大きい(約30億ドル:当社推計)フィリピンでは、プレステージ市場が2020年まで二桁成長
が続くと予想されており、特にメイクアップカテゴリーが著しい伸長を見せています。加えて中間所得層の拡
大とともに日本ブランドの優位性も高まっており、ポテンシャルの高いマーケットと位置付けています。
「SHISEIDO」、「NARS」や「Laura Mercier」などのプレステージブランドを強化するとともに、中間所得層の
化粧品購買チャネルとして比率を高めているドラッグストアなどで、アジアで人気の高い当社のクレンジン
グや日焼け止めなど、コスメティクス、パーソナルケアブランドについても展開していきます。こうした活動を
通じ、フィリピンにおけるプレゼンスをさらに向上させ、今後もフィリピンのお客さま一人ひとりの美しさに貢
献することを目指します。


Shiseido Philippines Corporation
(1) 名 称
(資生堂フィリピン)
16/F NET CUBE CENTER, 3rd Avenue Corner, 30th Street E-Square
(2) 所 在 地
Crescent Park West, Bonifacio Global City, Taguig, Philippines
(3) 事 業 内 容 フィリピンにおける資生堂グループ商品の輸入・マーケティング・卸販売
(4) 資 本 金 580,000,000 フィリピンペソ
(5) 設 立 年 月 2018年12月(予定)

当社の100%子会社である資生堂アジアパシフィックが過半を出資して
(6) 出 資 の 状 況
います。


以 上

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