Oremepermin Alfa が米国一般名称として登録

2022 年6月 16 日
各 位
会 社 名 クリングルファーマ株式会社
大阪府茨木市彩都あさぎ七丁目7番 15 号
住 所
彩都バイオインキュベータ 207
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 安 達 喜 一
(コード番号:4884)
問い合わせ先 取締役 経営管理部長 村 上 浩 一
TEL.0 72 -64 1-8739


Oremepermin Alfa が米国一般名称として登録

当社が開発する組換えヒト HGF タンパク質(5 アミノ酸欠損・糖鎖付加型、開発コード:KP-100)の米国
一般名称(United States Adopted Names : USAN)が、
「Oremepermin Alfa」
(オレメペルミン アルファ)と
して登録されたことをお知らせいたします。


米国一般名称は、米国の医薬品に割り当てられる非独占的な名称で、USAN 評議会によって指定されます。
「Oremepermin Alfa」は世界保健機関(WHO)が定める国際一般名称(International Nonproprietary Name :
INN)として、既に登録されておりますが、当社は、将来的に、米国で KP-100 の製造販売承認を取得すること
を見据えて、INN に加え、USAN への登録手続きを進めてまいりました。この度、USAN にて本名称が公開され
たことで、今後、米国での KP-100 開発において、米国食品医薬品局(FDA)への申請書類等、公式な場で本名
称を使用することが可能になります。
https://searchusan.ama-assn.org/finder/usan/search/OREMEPERMIN%20ALFA/relevant/1/
当社は、KP-100 の開発を通じて、一日も早く世界の難病患者さんに貢献できるよう、引き続き全力で取り組
んでまいります。



HGF(Hepatocyte Growth Factor, 肝細胞増殖因子)について
HGF は、成熟肝細胞の増殖を促進する生体内タンパク質として日本で発見されました。その後の研究から、
HGF は細胞増殖に加えて細胞運動促進、細胞死抑制、形態形成誘導、抗線維化、血管新生など多彩な生理活性
を有し、肝臓のみならず、神経系、肺、腎臓、心臓、皮膚など様々な組織・臓器の再生と保護を担うことが明
らかになりました。


クリングルファーマ株式会社について(https://www.kringle-pharma.com/)
「難治性疾患治療薬の研究開発を行い、難病に苦しむ患者さんに対して画期的な治療手段を提供し、社会に貢
献すること」を企業理念として、HGF タンパク質製剤の医薬品開発を中心に事業を進めています。現在、神経
難病の象徴的疾患である脊髄損傷急性期、ALS(筋萎縮性側索硬化症)および声帯瘢痕(せいたいはんこん)
を対象にレイトステージの臨床試験を推進しています。当社は、HGF タンパク質性医薬品の社会実装を通じて
新たな価値を創造し、人々の健康と幸せに貢献してまいります。


以 上

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