株式会社山陰合同銀行における新市場系・有価証券システム稼働について

2020 年 1 月 6 日
各 位


株式会社 NTT データ・フィナンシャル・ソリューションズ
株式会社エックスネット


株式会社山陰合同銀行における新市場系・有価証券システム稼働について



株式会社NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズ(代表取締役社長:西川勇、以下 NDFS)
及び株式会社エックスネット(代表取締役社長:茂谷武彦、以下 XNET)は、株式会社山陰合同銀行(取
締役頭取:石丸文男、以下山陰合同銀行)に対し、2020 年 1 月 6 日より新市場系・有価証券システム
の提供を開始したことを発表いたします。


【概要】
山陰合同銀行は数理統計を必要とした複雑かつ煩雑な国内外の規制強化への対応や有価証券運用の多
様化に伴う、複数システムへの二重入力や自動処理機能の充実による事務コストとオペリスク軽減を目
的として、市場系・有価証券システムの選定を行った結果、国内金融機関向けに豊富な実績を有する
Prélude Enterprise と XNET サービスを採用いたしました。
デリバティブ取引管理や市場リスク管理には Prélude Enterprise、有価証券管理については XNET
サービスを活用し、これらを連携した統合型システムを構築したものとなっております。


Prélude Enterprise、XNET サービスによる市場系・有価証券の統合型システム導入のメリットは下
記の通りです。
有価証券、資金、為替、デリバティブを含む全資産クラスを一元管理
フロント取引入力から勘定処理までの一気通貫処理(STP 化)の実現(複数打鍵の排除)
資産クラスの一元化により、日次での市場リスク計測からリスクレポートの作成を自動化
各取引情報から円貨・外貨資金繰り予定、決済管理情報の自動作成
地銀共同センター(開発元:NTT データ)との勘定データと取引データ自動連携機能を提供
銘柄属性/時価/配当/資本異動等の情報を全自動で更新


<Prélude Enterprise の特長>
① 有価証券、資金、為替、デリバティブ含む全資産クラスを一元管理
② 各種リスク指標(BPV,GPS,Greeks, マルチファクターβ値、VaR 等)をバッチ処理でまとめて算出
β
③ マルチカーブによる時価評価、マイナス金利環境下におけるオプション評価モデル等、最新の市
場慣行に沿った評価モデルを提供
④ 地域金融機関、都市銀行、信託銀行、新業態銀行等、多業態における 45 社以上の実績
<XNET サービス>
① サービス型のため機能追加や機能変更、各種制度変更に対し追加コストが不要
② 「約定ベース/受渡ベース」「IFRS を含む複数会計基準ベース」など複数の残高管理が可能

③ 銘柄属性/時価/配当/資本異動等の情報を全自動で更新
④ 国内有価証券/外国有価証券を同一フォーマットで管理
⑤ データセンターの利用で、基盤関連の運営及び費用負担を軽減
⑥ 金融知識に精通した担当者によるサポートの提供




報道機関向け問い合わせ先
株式会社NTTデータ・フィナンシャル・ソリューションズ
営業部
03-6870-6210
担当:志田/堀口


株式会社エックスネット
第一金融サービス本部
03-5367-2236
担当:菊池/阿部



以上

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