インフォメーション・ディベロプメントとIDアメリカ、 メタバースでバーチャルオペレーションセンターの開発に着手

2023 年3月 28 日
各 位
会 社 名 株式会社IDホールディングス
代表者名 代表取締役社長 舩越 真樹
(コード:4709 東証プライム)
問合せ先 コーポレート戦略部長 荒木 靖博
(TEL.03-3262-5177)


インフォメーション・ディベロプメントとIDアメリカ、
メタバースでバーチャルオペレーションセンターの開発に着手
~ リアルとバーチャルの融合によりシステム運用の新たな価値を創造 ~


当社の連結子会社である株式会社インフォメーション・ディベロプメント(本社:東京都千代田区、代表取締役
社長:山川 利雄)と INFORMATION DEVELOPMENT AMERICA INC.(本社:米国マサチューセッツ州、以下I
Dアメリカ)は 2023 年3月、システム運用のあり方を変革し、新たな価値を創出する取組みとして、デジタルツイ
ンを活用したバーチャルオペレーションセンター(以下 VROP)の開発に着手したことをお知らせします。


■VROP の概要
VROP は、インターネット上の仮想空間であるメタバースに構築したバーチャルなシステムオペレーションセン
ターのことです。物理的に離れた複数の拠点から VROP にアクセスし、リアルとバーチャルの融合した新たなコミ
ュニケーション手法を用いることで、メタバースでのシステム監視やオペレーション等のシステム運用業務を実現
します。
2024 年1月のサービス開始を目指して開発を進めており、SaaS 型サービスとして年間サブスクリプション契約
(価格は未定)での提供を予定しています。


開発中のシステムイメージ





■本取組みの目的と方向性
大規模災害やテロ事件、人材不足など事業継続を困難にするリスク要因は多岐にわたり、企業はさまざまな
対策を行っています。事業継続に必要不可欠なのがITシステムの継続的な稼働です。これまで企業で行われ
てきたのは、ITシステムの冗長化やデータのバックアップなど可用性を高めるための取組みでした。しかしなが
ら、実際にはシステム運用なしにITシステムを継続的に稼働させることはできないため、緊急時や災害時におけ
るシステム運用業務そのものの継続性の担保についても、検討する必要があります。
当社グループは 2022 年9月に提供を開始した SaaS 型システム運用サービス「Smart 運用」にて、複数拠点が
連携した運用業務を行うことで、お客さまの事業継続を実現しています。今回の VROP 開発を通じてメタバース
を利用した拠点間のコミュニケーションや連携の強化を図り、さらなるサービス向上に繋げます。
また、コロナ禍以降さまざまな働き方が推奨されるこの時代においても、現場常駐でのシステム運用業務を継
続している企業が多いのが現状です。このような状況を変えるため、VROP のサービス提供による運用DXを推
進し、新しいシステム運用の価値を創造していきます。


■将来の拡張性
VROP は現在、バーチャルオペレーションセンターとして開発を進めていますが、ほかにもバーチャルオフィス
やバーチャル店舗、バーチャルイベントなどの用途を想定しており、サービス開始後も機能を拡張してさまざまな
お客さまにご利用いただけるサービスを目指します。


■Smart 運用について
「Smart 運用」とは、お客さまのシステム構成(オンプレミス環境、クラウド環境など)にかかわらず、AIによる自
動化や、当社グループの運用拠点からのリモート運用によりお客さまのDX推進を支援する SaaS 型システム運
用サービスです。
「Smart 運用」サービス詳細:https://www.id-dcm.co.jp/solution/smart_system_operation.html



【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社インフォメーション・ディベロプメント
担 当 部 署 : デジタルソリューション本部 上世
電 話 番 号 : 03-3262-1734
メ ー ル ア ド レ ス : marketing@idnet.co.jp
U R L : https://www.idnet.co.jp



以 上





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