衛星測位活用に向けた基礎評価に関する調査業務を受託

平成 27 年 11 月 5 日

各 位

会 社 名 アイサンテクノロジー株式会社
代表者名 代表取締役社長 柳澤哲二
( JASDAQ コード番号 4667)
問合せ先 取締役業務統括本部長 加藤 淳
( Tel 052-950-7500 )



内閣府 SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)自動走行システム
経済産業省自動走行システムの高度化等に向けた基盤技術開発として
衛星測位活用に向けた基礎評価に関する調査業務を受託



当社は、経済産業省が実施する「平成27年度戦略的イノベーション創造プログラム(衛星測位活用に向
けた基礎評価に関する調査)」業務を受託しました。本業務は、一般財団法人 衛星測位利用推進センター、
国立大学法人 東京海洋大学、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構、株式会社 構造計画研究所ととも
に、
「衛星測位活用検討コンソーシアム(代表機関:アイサンテクノロジー) 」を設立し、本コンソーシアム
体制の下で実施しますので、別紙の通りお知らせします。

以上
2015 年 11 月 5 日
プレスリリース
報道関係各位
アイサンテクノロジー 株式会社


内閣府 SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)自動走行システム
経済産業省自動走行システムの高度化等に向けた基盤技術開発として
衛星測位活用に向けた基礎評価に関する調査業務を受託


アイサンテクノロジー 株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長 柳
澤 哲二、略称:アイサンテクノロジー)は、後述するコンソーシアムの代表者
として、経済産業省が実施する「平成27年度戦略的イノベーション創造プログラム
(衛星測位活用に向けた基礎評価に関する調査)」業務(以下、本業務)を受託しま
した。


本業務の実施にあたり、アイサンテクノロジー、一般財団法人 衛星測位利用
推進センター(所在地:東京都港区、略称:SPAC)、国立大学法人 東京海洋大
学 海洋工学部情報通信工学研究室(所在地:東京都江東区)、国立研究開発法
人 宇宙航空研究開発機構(所在地:東京都調布市、略称:JAXA) 、株式会社 構
造計画研究所(本社:東京都中野区、代表取締役社長:服部正太)は、共同で
「衛星測位活用検討コンソーシアム(代表機関:アイサンテクノロジー)」を
設立しました。

自動走行システムには、交通事故の低減、交通渋滞の緩和、緩和負荷の低減、高齢者等
の移動支援、運転快適性の向上という効果が期待されており、自動走行システムの実現に
よる社会的・産業的価値は、我が国のみならず世界においても大きなものと考えられてい
ます。


一方、各国では地理空間情報(GIS)および準天頂衛星システムといった衛星測位システ
ムが整備され、アップデートが日々推進されています。これら複数の衛星測位システムの
利用(マルチ GNSS)による衛星測位情報の精度向上は、自動車の位置情報の取得に活用
でき、まさに自動走行システムの実現に向けて必要不可欠なテーマとなっています。


本業務では、自動車関連企業との情報交換を行いながら測位実験および測位精度の評価
を実施し、今後の自動走行システムにおける衛星測位技術の活用における課題と可能性を
明確化します。また、本調査により得られたデータは、企業および研究機関が自動走行支
援等の衛星測位活用に向けた取り組みに活用できるよう、手続きを経たうえで公開可能な
ように整理し、将来の自動走行システム開発の推進に貢献します。


(参考資料)
■本業務の実施体制および役割分担




アイサンテクノロジー 株式会社 計測実施、コード受信機解析、精度評価分析、
報告書取りまとめ
一般財団法人 衛星測位利用推進セン 実験取りまとめ、CMAS 方式の解析
ター(SPAC)
国立大学法人 東京海洋大学 解析取りまとめ、RTK-DGPS 方式、コード方式
の解析。信頼性、マルチパス評価。
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機 実験計画取りまとめ、MADOCA 方式の解析
構(JAXA)
株式会社 構造計画研究所 シミュレータを用いたマルチパス除去の影響予
測の検証取りまとめ


■実施概要
• 測位実験は 7 種類の測位 補強方式と 5 種類の衛星システムの組み合わせで実施する。

• モービルマッピングシステム(MMS)を利用することで、交通規制等を行わずに、測
位実験を実施する。
• 従来の測位方式の向上のみでなく、新たに整備が進められている衛星測位システム、
信号、測位計算手法を取り入れ、将来の自動走行での衛星測位利用を視野に入れた評
価・分析・検討を実施する。
• 特に現在課題となっている、マルチパスの影響及び遮蔽による測位精度劣化に対し、
測位方式による精度信頼性の向上のみでなく、地上環境における測位信頼性の判断基
準等を検討する。




• 測位実験計画の策定。
• 測位実験の機材等の調達。
計画



• 測位データの収集。
• 実験時の環境等の記録
測位実験



• 測位実験データの整理
解析・評 • 測位方式、衛星システム毎のデータ解析



• 測位精度評価
分析・検 • マルチパス、遮蔽物等のテーマごとの分析・
討 検討


• 報告書の作成
• 測位データ、評価データの整理
報告書



図. 事業内容と実施方法


以上




■本件に関するお問い合わせ
■〒460-0003 名古屋市中区錦三丁目 7 番 14 号 AT ビル

アイサンテクノロジー株式会社

TEL 052-950-7500 FAX 052-950-7507

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