印刷関連業界における廃棄物のサーキュラーエコノミー実現に向けた実証実験を開始

2024 年 4 月 8 日
サカタインクス株式会社


印刷関連業界における
廃棄物のサーキュラーエコノミー実現に向けた実証実験を開始

サカタインクス株式会社(代表取締役 社長執行役員 上野吉昭)は、印刷関連業界における
廃 棄 物 の 回 収 か ら 処 理 、資 源 の 再 生 ま で の 循 環 シ ス テ ム を 構 築 し 、サ ー キ ュ ラ ー エ コ ノ ミ ー の 実 現
を目標とする実証実験を開始いたします。


◇背景
SDGs や サ ス テ ナ ビ リ テ ィ が 社 会 の 大 き な テ ー マ と な る な か 、 印 刷 関 連 業 界 に お い て も 環 境 に
配慮した製品やサービスなど様々な取り組みが行われています。 社は植物由来材料を一部に使用

し た ボ タ ニ カ ル イ ン キ な ど 環 境 に 配 慮 し た 製 品 の 展 開 や 、生 産・販 売 の 過 程 で 発 生 す る CO 2 の 削 減
に取り組んでまいりました。 方で、 社を取り巻く事業環境においては、 ンキや溶剤をはじめ、
一 当 イ
紙やフィルム、 器などのさまざまな廃棄物が発生しており、 業廃棄物として処分されています。
容 産
当社はこのような状況の改善に向けて、 棄物の再資源化に向けた循環型システムを構築すること

で、印刷関連業界の環境面、経済面で大きなメリットを創出し、社会課題の解決にも貢献可能な、
サーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みを開始することといたしました。


◇内容
まずは、当社の国内 4 事業所にて発生する以下の産業廃棄物について再資源化を目指します。
<対象物>
⚫ 使用済みのインキや溶剤
⚫ 金属製容器
⚫ プラスチック
⚫ 老朽化し廃却となった生産設備等
具 体 的 に は 、当 社 工 場 内 で 発 生 す る 廃 棄 物 の 種 類 や 量 を 精 査 し つ つ 、廃 棄 物 の 素 材 ご と に 適 し た
パ ー ト ナ ー を 選 定 し ま す 。そ の 後 、実 証 実 験 と い う 形 で 、廃 棄 物 回 収 と 資 源 再 生 、再 資 源 化 さ れ た
再生材の品質確認を実施することで、 れら一連のサイクルの有効性を確認してまいります。 在、
こ 現
すでに一部の廃棄物で取り組みを開始しており、一定の有効性を確認しています。


◇今後の予定
今 後 に つ い て は 、実 証 実 験 を さ ら に 進 め 対 象 と す る 廃 棄 物 を 拡 大 す る と と も に 、こ れ ら の サ イ ク
ル シ ス テ ム に 協 力 、賛 同 い た だ け る パ ー ト ナ ー の 探 索 も 進 め て ま い り ま す 。ま た 、自 社 内 で の 取 り
組 み の 有 効 性 が 確 認 で き た 次 の 段 階 と し て 、印 刷 関 連 業 界 で の 展 開 に 向 け て 、当 社 の お 客 様 の 工 場
で 発 生 す る 廃 棄 物 の 再 資 源 化 に 取 り 組 み 、さ ら に は 、お 客 様 周 辺 の 取 引 先 や 同 業 他 社 な ど へ の 拡 大
も検討してまいります。

1 〒112-0004 東京都文京区後楽 1-4-25 日教販ビル https://www.inx.co.jp/
当 社 は 、循 環 型 社 会 や 脱 炭 素 社 会 の 実 現 に 貢 献 す る べ く 、印 刷 や パ ッ ケ ー ジ 産 業 に お け る サ ー キ
ュラーエコノミーの構築に取り組むことで、 刷関連業界の環境リーディングカンパニーを目指し

てまいります。

〈 サーキュラーエコノミー構築イメージ 〉




以 上




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