代表取締役社長 江島 清より来年度に向けてのご挨拶

平成 31 年3月 26 日
各 位
会 社 名 Delta-Fly Pharma株式会社
代表者名 代表取締役社長 江島 淸
(コード:4598、東証マザーズ)
問合せ先 取締役管理管掌 松枝 康雄
(TEL.03-6231-1278)


代表取締役社長 江島 淸より来年度に向けてのご挨拶
~ 当社パイプラインの開発状況のお知らせ ~

平素より当社の事業へご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。また、本年度は東証マザーズ
への上場を果たしましたが、これもひとえに皆様のご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。
来年度も弛まぬ業務推進とIR活動を行い、計画どおりにパイプラインの開発を進め、がん患者の皆様方に
新薬を逸早く届けることで、当社の使命を果たしてまいります。株主の皆様、関係者の皆様、引き続きご支援
ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。


本日は来年度事業に向けまして、各パイプラインの開発状況について、下記のとおりお知らせいたします。


DFP-10917(細胞周期調節阻害剤)
急性骨髄性白血病の新しい治療体系に合わせて、本年1月に治験参加施設の Key Opinion Leader(KOL)に
よる「Advisory Board Meeting」を米国シカゴで開催し、臨床第Ⅲ相試験のプロトコールを一部改訂の上、
米国医薬食品局(FDA)に再提出しました。来年度第1四半期より症例登録開始を予定し、併せて複数の海外
の製薬会社とライセンス交渉を開始しています。


DFP-11207(がん細胞代謝調節剤)
臨床第Ⅰ相試験に引き続いて実施した食事への影響試験の結果について、主要各国のがん治療関連医学会に
おいて、DFP-11207 の臨床成績を発表する予定です。来年度中に膵がんと胃がんを対象に米国における 2 つの
臨床第Ⅱ相試験の症例登録の開始を予定し、併せて海外の製薬会社とライセンス交渉を進めています。


DFP-14927(DFP-10917 の高分子デリバリー)
本年1月、米国 FDA より「臨床試験用の新医薬品(IND)
」の承認が得られたことに伴い、膵がん他の複数の
消化器がんを対象とした前期第Ⅱ相試験に相当する拡大試験を含んだ臨床第Ⅰ相試験のプロトコールについて、
米国の治験責任医師と協議しました。来年度第2四半期からの症例登録開始を予定しています。


DFP-14323(がん免疫機能調整剤)
現在、日本国内で臨床第Ⅱ相試験を進めておりますが、症例登録の完了に向けて治験参加施設の拡大に着手
し、一部改訂した治験プロトコールを医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出しました。治験調整医師と共に
治験参加施設を追加選定し、来年度第1四半期より各施設からの症例登録を加速する予定です。


DFP-17729(がん細胞微小環境制御剤)
本年1月に中国北京で開催された「9th Asia Pharma R&D Leaders 2019」および3月に東京で開催された
「Bio Asia2019」において、臨床における有用性についてプレゼンテーションを行いました。来年度中に日本
国内での膵がん他を対象とした臨床試験の開始に向けて、国内の製薬会社との協議を進めています。


以 上




Delta-Fly Pharma

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