京都大学iPS細胞研究所からの再生医療用iPS細胞受領に関するお知らせ

平成27年8月6日


各 位


会 社 名 株 式 会 社 ヘ リ オ ス
代 表 者 名 代表取締役社長 鍵 本 忠 尚
(コード番号:4593 東証マザーズ)
問 合 せ 先 管理領域管掌取締役 松 田 良 成
( TEL. 03-5777-8308)




京都大学iPS細胞研究所からの再生医療用iPS細胞受領に関するお知らせ


当社は、本日、当社の共同開発のパートナーである大日本住友製薬株式会社が、京
都大学iPS細胞研究所(所長:山中伸弥教授)のiPS細胞ストックから準備された再生医
療用iPS細胞の親株を受領しましたので、これをお知らせ致します。
受領しました再生医療用のiPS細胞の親株は、京都大学iPS細胞研究所が健常人のボラ
ンティアの方々から提供を受けた細胞から作製し、日本人に最も多い免疫タイプ
(HLA)に対して免疫拒絶反応が低いと考えられるiPS細胞株であり、品質評価された
上で再生医療等製品用に準備されたものになります。
当社は、今後、この再生医療用iPS細胞を培養・分化誘導して、加齢黄斑変性等の眼
疾患を対象としたiPS細胞由来網膜色素上皮細胞(RPE細胞)を用いた国内共同開発の
パートナーである大日本住友製薬株式会社とともに、治験及び商用生産に用いるRPE
細胞を作製していく所存です。

当社は、以前からこの再生医療用iPS細胞受領を前提として、加齢黄斑変性の治験準
備を大日本住友製薬株式会社と共同で進めて参りましたが、今般、京都大学iPS細胞研
究所から当該細胞の供給を受けることによって、当初予定していたスケジュールに従
って、治験用の製造準備を進めることができるようになりました。これは当社にとっ
て、共同研究開発の進展につながる重要なマイルストンであるものと考えております。

当社は、当社のミッションである『「生きる」を増やす。爆発的に。』を実現し、
一人でも多くの患者様に一刻も早くiPS細胞技術を用いた治療法を届けるため、引き続
き研究開発に邁進して参る所存です。

なお、再生医療用iPS細胞ストックにつきましては、京都大学iPS細胞研究所が公表し
ているリリースをご参照ください。
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/research/stock.html

以上

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