ロート製薬とユーグレナ社が資本業務提携契約を締結

2022 年1月 19 日
各 位
会社名 ロート製薬株式会社
代表者名 代表取締役社長 杉本雅史
(コード番号:4527 東証プライム)
問合せ先 広報・CSV 推進部 部長 嶋田一治
(TEL.06-6758-1211)


ロート製薬とユーグレナ社が資本業務提携契約を締結

ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:杉本 雅史、以下「ロート製薬」)
と、株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲 充、以下「ユーグレナ社」
)は、
持続可能な社会の実現に向けた協業の推進を目的として、資本業務提携契約を締結いたしました。
「Connect for Well-being」を経営ビジョンに掲げ、主にヘルス&ビューティケアの領域でアイケア、
スキンケア、内服薬等、さまざまな事業を展開してきたロート製薬の強みと、
「Sustainability First サ

ステナビリティ・ファースト)
」を掲げ、微細藻類ユーグレナを活用したヘルスケア事業やバイオ燃料
事業等を展開してきているユーグレナ社の強みを掛け合わせ、さまざまな協業を推進し、連携を強化
いたします。





1.取組みの背景
ロート製薬、ユーグレナ社は、両社とも持続的な社会の実現を目指し、さまざまな領域で事業を展開
しています。ロート製薬は 2030 年に向けたグループの総合経営ビジョン「Connect for Well-being」
を掲げ、一人ひとりが身体も心もイキイキと過ごせるように、健康を軸にさまざまアプローチでの取
(*1)
り組みを行っています。 。 そしてユーグレナ社も、2020 年の創業 15 周年を機に「Sustainability First
(サステナビリティ・ファースト)
」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、「人と地球を健康にす
る」ことを目指して事業展開を進めています(*2)

ロート製薬とユーグレナ社は、両社がそれぞれ展開する事業において培ってきたノウハウ、強みを
存分に活かし、さまざまな事業領域や研究開発においても協業を進めることで、持続可能な社会の実
現を加速することができると考え、今般の資本業務提携に至りました。
業務提携の範囲は、ヘルスケア関連商品の企画及び販売連携、藻類を活用した化粧品原料や健康食
品の共同研究、八重山地域やアジアにおける協業の検討等、様々な提携を進めてまいります。提携に
おける成果は、具体化が進んだ段階で発表してまいります。


*1 https://www.rohto.co.jp/company/vision2030/
*2 https://www.euglena.jp/companyinfo/sustainability/
<ロート製薬株式会社 代表取締役社長 杉本 雅史 コメント>
当社は、沖縄で藻研究所を設立するなど藻類分野は今後更に多くのポテンシャルがある分野として研
究を進めていますし、ユーグレナ社は優れた機能性成分を有し、サプリメントや化粧品などのヘルス
ケア分野においても多くの協業ができると期待しています。健康を土台とした経営という同じ想いを
もつ同志としてもユーグレナ社との提携は楽しみです。環境分野においても、当社は化粧品市場にい
ち早く詰め替え容器を導入したり、2022 年には人と環境に配慮したスマート工場を増設したり、持続
可能な地球環境のために数多くの取り組みを推進しています。今回のユーグレナ社様のバイオ燃料を
活用した環境への取り組みにも共感し、日本の環境事業をリードする会社との連携を進めていきたい
と考えております。


<株式会社ユーグレナ 代表取締役社長 出雲充 コメント>
当社は、サステナビリティを軸に研究開発を進め、ヘルスケア事業やバイオ燃料事業等を展開して参
りました。今回、エビデンスベースドな研究開発を進め、イノベーションを起こし続けている先輩企
業であるロート製薬と取り組めることを大変嬉しく思います。両社の強みを掛け合わせることはまさ
に、SDGs17 番「パートナーシップ」を体現できるものと考えており、「Sustainability First」の実現
に向けて大きな一歩を踏み出せることへの期待に胸躍らせています。


2.各社の概要
<ロート製薬株式会社について>
1899 年に胃病蔓延という当時の健康課題から「胃活」を発売し創業。以来、
「健康」を事業のコアバ
リューに据え、OTC 医薬品やスキンケアを中心としたヘルス&ビューティー事業を軸に、機能性食品
だけでなく一次産業やレストランなどの食事業、最先端のライフサイエンス研究を推進し、再生医療
の領域にも事業を拡大しています。
「健康」「美」
「サイエンスに基づく高い品質」
「一人ひとりが自律
し、チャレンジを続ける企業文化」といった事業的強みや文化的特徴をベースに、すべての個人や社
会の「Well-Being」に貢献していきます。https://www.rohto.co.jp/

<株式会社ユーグレナについて>
2005 年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成
功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料
の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014 年よりバングラデシュの子ども
たちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナ GENKI プログラム」を継続的に
実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定
義し、事業を展開。https://euglena.jp

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